昼食・昼寝(12:00から15:00)
排泄や手洗いを見守りながら給食の準備をします。また、子ども達の手元に給食が渡ったらアレルギー確認を行います。(アレルギーのある子どもにはアレルギー物を除去して提供します。)
食べ始めたら姿勢や箸の持ち方指導、食べ方等を一人一人確認して指導していきます。
ご飯が終わると子ども達の行動はパジャマへの着替え、歯ブラシ、布団準備、お昼寝へとめまぐるしく進んで行きます。そのため給食を食べた場所を掃除しながら子どもの様子を見守っていきます。
全員がお昼寝の支度を終えたら寝かしつけです。
子ども達が寝ている間に連絡帳記入、個別に何かあれば保護者へのお手紙、日中活動で仕上げが必要なものがあれば必ずこの時間に行います(制作物のラッピング、制作物の飾り等)。
後は日誌、日案、週案、掃除、今後の製作準備、他クラスとのミーティング、行事の準備…。やることは無限にあるため、必ずこの時間内に終わらせなければいけない事を終わらせたらここで昼休憩です。
起床・おやつ・帰りの会(15:00~16:00)
15:00になったら子ども達を起こし着替えさせおやつへと向かわせます。
子どもがおやつを食べている間に掃除、子どもの身支度チェック(髪の毛結び、服が裏表になっていないか)をします。
おやつが終わったら帰りで朝の会同様進行と全員の顔色と様子の確認、歌に合わせてピアノで伴奏、読み聞かせ、手遊び等です。
自由遊び・降園・夕飯(16:00~20:00)
子ども達が遊んでいるのを見守りながらお迎えに合わせ子どもの身支度チェック(髪の毛、洋服、鼻水、怪我等)をし降園対応します。
保護者の方へ今日の出来事や最近の様子、出来るようになったことなど具体的なエピソードを必ず付けて話をしていきます。また家での様子も聞き保護者の困っていること等も相談にのれるようにします。
18:00を過ぎると夕食の時間になるので子どもの人数分配膳して食べさせていきます。食べ終えたら掃除、食器洗いをしながら降園対応、子どもの遊びを見守ります。
締め作業(20:00~終わるまで)
子ども達が全員帰ったら閉園作業をします。
- 忘れ物チェック(あればすぐに電話)
- 部屋に異物が落ちていないか確認
- 窓の鍵締め、空気清浄器と加湿器をオフにし消灯
- 翌日の活動準備や今日中に終わらせなければいけない書類等
- セコムをかけて帰宅
時間に追われるのは昼食後から昼寝までと起床後からおやつまでの時間帯です。
かきだしてみると長いですが、現場にいるとあっという間に一日が過ぎていきます。
保育士の給料や年収は?ボーナスはある?
保育士の給料は少ないと一般的に言われていますよね。では、実際の給料をお伝えしますね。新卒の1年目から4年間を表にしてみました。
1年目 | 2年目 | 3年目 | 4年目 | |
年収(手取り) | ¥2,248,463 | ¥2,432,186 | ¥2,708,219 | ¥2,467,167 |
ボーナス(手取り) | 夏:¥18,000冬:¥97,000 | 夏:¥105,000冬:¥116,000 | 夏:¥45,000冬:¥69,000 | 夏:¥81,000冬:¥57,000 |
仕事してれば毎年年収もボーナスもあがっていくのかと思いきやそんなこともないですね。そして周りの同世代の一般企業で働く人と比較すると給料は歴然の差があります。
平均賃金 | 平均年収 | ||
大企業 | 男性 | 38万1,900円 | 458万2,800円 |
女性 | 26万5,200円 | 318万2,400円 | |
中企業 | 男性 | 31万2,100円 | 374万5,200円 |
女性 | 23万3,800円 | 280万5,600円 | |
小企業 | 男性 | 28万5,900円 | 343万800円 |
女性 | 21万4,600円 | 257万5,200円 |
出典:マネーフォーアドクラウド
保育士の給料はどうやって決まるの?まず、基本給は固定で定められています。
そこに勤務先の地域や園の種類(認可、認可外)、残業時間で手当が付き毎月の給与が決まっていきます。
日々努力を積み重ねてきてスキルもあがってるはずなのにほとんど給料が上がっていないことに関しては何とも言えない気持ちです…。基本給が低いので稼ぐには残業をたくさんする!といった感じでしょう。
保育士は何歳児クラスが大変?
保育園には、0歳~の子どもが集まるので、年齢に合わせたクラスがあります。その中でも0歳児のクラスを担当するのが、保育士にとっては一番難しく、大変でしょう。
しかし、新人の保育士は0歳児のクラスからスタートすることも珍しくありません。0歳児クラスは、複数担任制であることから、その中に新人保育士が配属されることが多いようです。
0歳児のクラスでは、子どもと言葉でのコミュニケーションが取れず、成長スピードにも個人差があります。日々、何を求めているのか、何が必要なのかを考えながら、その子に合わせたお世話が必要です。
特に大変なのはお昼ごはんの時間です…。お腹が空くと大きな声で泣き続けたり、手やスプーンで食べ物をぐちゃぐちゃにしたり、散らかしながら食べることも。
食べ終わったあとは、赤ちゃんの手や口をきれいにしたり、着替えや、汚れたテーブルを片付けたり…とバタバタする時間です。
0歳の乳児は、とてもデリケートな時期なので、常に健康管理や衛生管理が必要です。まだ自分では何もできない赤ちゃんの命を、常に預かっているという重大な責任感もあります。