免疫システムのかなめ、腸を整える食事を!
腸内環境を整える「フラクトオリゴ糖」って?
フラクトオリゴ糖はオリゴ糖の一種で、新玉ねぎ、トマト、バナナ、ごぼう、にんにく、アスパラなどの身近な食品にも含まれています。
砂糖に近い自然な甘さが特徴的ですが、カロリーは砂糖の半分!さらに腸内でプロバイオティクスのエサとなり、腸内環境を整えてくれます。(1日1gで腸内環境が改善、3gで整腸作用あり)
また、糖として吸収されないため、血糖値をあげないなどさまざまな健康効果が期待できます。
かんたん&おいしく毎日腸活!フラクトオリゴ糖が摂れるお手軽レシピ
毎日の食事でフラクトオリゴ糖だけでなく、さらに腸内環境を整えてくれる食品も一緒にとれるレシピを、管理栄養士の豊田愛魅先生に教えて頂きました。
新玉ねぎのヨーグルトサラダ
■材料(2人前)
・新玉ねぎ…1個
ドレッシングの材料(作りやすい分量)
・ツナ缶…1個(70g)
・プレーンヨーグルト…70g
・しょうゆ…大さじ1
・マヨネーズ…大さじ1
・レモン汁…少々
・黒コショウ…適量
・パセリ…お好みで
■作り方
1 新玉ねぎを薄くスライスして、5分ほど水にさらし、水気をしぼる。
2 ボウルにドレッシングの材料を入れてよく混ぜる(ツナ缶は、オイルや水気をしっかりきる)
3 1を器に盛り、2をかけ、黒コショウをふり、パセリを散らす。
トマトとアスパラガスの洋風味噌汁
トマトとアスパラガスでフラクトオリゴ糖が摂れ、発酵調味料である味噌とも相性抜群の一品です。オリーブオイルが潤滑材としても働いてくれるため、腸内環境をトリプル効果で整えてくれます。
■材料
・トマト(小)...1 個
・アスパラガス...1 本
・水...400ml
・和風顆粒だし...小さじ 1
・みそ...大さじ 1/2
・オリーブオイル...お好み
■作り方
1トマトはヘタを取り除き、8等分のくし切りにする。アスパラガスは根元の固い部分を包丁で切り落とし、皮をピーラーでむき、斜めに1cm幅に切る。
2鍋に水と和風顆粒だし、トマトを入れて中火で熱し、沸騰したらアスパラガスを入れて1分ほど煮る。
3火を止め、みそを溶き、最後にオリーブオイルをかける。
管理栄養士 豊田愛魅先生
管理栄養士。東京家政大学卒業後、オーガニックカフェでメニュー開発を行うかたわら、TV やラジオなどに出演。その後、美容業界のマーケティングにも携わる。「食を通した美と健康」を人にわかりやすく伝えることをモットーに、現在では TV 出演や書籍・コラムの執筆、セミナー、レシピ開発など幅広く活動。番組レギュラーコーナーにて、数々のレシピやアイデアで、芸能人の食生活を改善した実績を持つ。『ずぼやせ』(光文社)、『にんじんドレッシング健康法』(アスコム)『美人をつくる栄養レッスン』(朝日新聞出版社)など著書多数。
バランスの良い生活で、花粉症知らずの春にしよう!
コロナ禍においての花粉症対策をばっちり知ることが出来ましたね。また、腸内環境を整えたり、運動をすることは花粉症以外にも有効的なので、これからの季節、体調面をしっかりと整え、花粉症に悩まされない生活を送りましょう!
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アレルギーの原因は腸で作られます。そのため、腸内環境を整える食事を心がけるのは花粉症対策としてとても有効です。
腸に良い働きをする菌(プロバイオティクス)をヨーグルトなどの発酵食品で摂取し、それらの働きを手伝ってくれる菌(プレバイオティクス)も一緒に摂るようにしましょう。
水溶性食物繊維が多い食品(オクラ、山芋、海藻、ごぼうなどに含まれる)と、善玉菌を増やすフラクトオリゴ糖(新玉ねぎ、トマト、バナナなどに含まれる)を積極的に取り入れるのが有効的です。