記事の目次
- 1.そもそも、デリカシーとは何か?
- 2.デリカシーがない人の特徴① 空気を読まない
- 3.デリカシーがない人の特徴② コンプレックスに触れる
- 4.デリカシーがない人の特徴③ 見た目を話題にあげる
- 5.デリカシーがない人の特徴④ 悪意がない
- 6.デリカシーがない人の特徴⑤ 全てが自分基準
- 7.デリカシーがない人の特徴⑥ 自己顕示が激しい
- 8.デリカシーがない人の発言①「~さんって(容姿)だよね。」
- 9.デリカシーがない人の発言②「~さんのセンスって微妙。」
- 10.デリカシーがない人の発言③「だから恋人がいないんだよ」
- 11.デリカシーがない人の発言④「ちょっと遅刻したくらいで」
- 12.デリカシーがない人の発言⑤「だから○○って言われるんだよ」
- 13.デリカシーがない人の発言⑥「これだから女(男)は」
- 14.デリカシーがない人の発言⑦「今日、生理?」
- 15.デリカシーがない人の躱し方① 相手にしない
- 16.デリカシーがない人の躱し方② 不快の意志を伝える
- 17.デリカシーがない人の躱し方③ 徹底的に避ける
- 18.デリカシーがない人の躱し方④ 諦める
- 19.デリカシーのない人にならないために
- 20.デリカシーのない人はどこにでもいる!
デリカシーがない人の特徴⑤ 全てが自分基準
ひとには自分なりの「ものさし」をだれしもが持っています。それは自己を形成するうえで必ずなくてはいけないものです。
近い基準のものさしは存在するかもしれませんが、他人と全く同じ物差しを持っているという事はまずありえません。
そんな中でデリカシーのない人間は、何においてもすべてが自分基準で考えてしまうという特徴を持っています。
心理学の中では「自己肯定感」はとても大切な要素ですが、その心理が強く働きすぎてしまうと、自分基準から逸れたものはそもそも理解しようとしない。という危うい状況を招いてしまいかねません。
こういったデリカシーのない人間を彼氏に持った女性はある意味苦労を強いられてしまいます。「自分の彼女になるならこうあるべき」「自分の彼女にはこれがあって普通。」といった自分の基準を押し付けられてしまうかもしれません。
女性は彼氏を思うがゆえ、嫌われないようにする為に自分の「自己肯定感」という心理を押さえつけてしまう危険性もはらんでいます。
そのため、デリカシーのない人間を彼氏に持つ場合は彼女側も自分の心を大切にしてあげる必要があるのです。
デリカシーがない人の特徴⑥ 自己顕示が激しい
デリカシーがない人の特徴のひとつに「自己顕示が激しい」という部分も挙げられます。
それは自分に自信を持っているがゆえに相手の心を慮ることを疎かにし自分の優位性を誇示するということを意味します。
心理学でも自己顕示欲というのは誰かに認められたい自己承認欲求を満たすための心理的行動といわれていますが、デリカシーのない人間はそれを顕著に表してしまうのです。
デリカシーのない人は自分の力を誇示するわけでもなく、良かれと思って相手の欠点や悪い部分をずけずけと指摘してしまう特徴もあるのです。
そういった時は本人に自覚はありませんが、どうしても上から目線になってしまうのが玉に傷。男性であれ女性であれ相手は人間なのですから「自己承認欲求」や「自己顕示欲」の心理も同じように兼ね備えているものです。
デリカシーのない人の潜在的な心理として「私はあなたよりも優れていますよ」ということを顕示しているケースもあるといえます。
ですので、デリカシーのない人の特徴として、自己顕示欲という心理がより強く働いているということがあげられるのです。
デリカシーがない人の発言①「~さんって(容姿)だよね。」
まずは、彼氏彼女に言われたら傷つくこと請け合いのこの発言からご紹介します。
例えば「○○さんって太ったよね。」などといった肉体に関する発言をするのもデリカシーがない人の特徴的な発言といえるでしょう。
体重の増減も含め自分ではどうしようもないような身体的な部分、コンプレックスなどもデリカシーのない人はナチュラルに攻撃してきます。
本当にデリカシーのない人ほど変に意味合いを含まずに、思ったことをストレートに発言するために受ける心理的・精神的ダメージは計り知れません。
こういった本人ではどうすることもできない肉体的なコンプレックスを指摘された日にはどんな素敵な彼氏や彼女であっても100年の恋も冷めてしまう可能性があるのです。
デリカシーがない人の発言②「~さんのセンスって微妙。」
次にあげられるのは身にまとう装飾的な部分への指摘です。
女性であれ、男性であれ自分の美的感覚やセンス、「良い」と思ったもの身に着けます。
そしてそれらをわざわざ否定されて気持ちのよい人などいないのです。
デリカシーのない人はこういった「本人へのセンス」への指摘も実に鋭く行います。
ある意味周囲の人が「それはちょっと…」といえないような部分ですらも、気持ちよいほどにバッサリと切り捨ててしまうのもデリカシーのない人の特徴的な部分といえるでしょう。
そのために「その着こなしがおかしい」「その髪型は太く見える」などといった外見的な指摘もずばずばと行います。
もちろん、相手の心理的・精神的ダメージなどはお構いなしなので言われた側は傷ついてしまいます。
こういった発言をずばずばと行う人を彼氏や彼女に持った人は喧嘩が絶えないか、もしくはこのデリカシーのない発言に慣れていくしかないともいえるでしょう。
デリカシーがない人の発言③「だから恋人がいないんだよ」
時々、デリカシーのない人が踏む地雷の中でも恋愛関係にまで踏み込んでくることがあります。
豪快な女性に対して、または繊細で器用なことが得意な男性に対してなど、自らの作り上げた既成概念から脱することを受け入れられずに相手に対して「だから恋人ができないんだ」という発言をしてしまう人もいるのです。
そもそも彼女や彼氏といった恋愛に関する事柄やプライベートな事柄は赤の他人が指摘する部分ではありませんし、失礼に当たります。
しかしデリカシーのない人間は、この境目がわかりません。
そのために相手の地雷やコンプレックスを無視して、ずけずけと相手の触れられたくない部分、心理学的に「自己防衛本能」が働く部分にまで踏み込んでしまうのです。