記事の目次
- 1.そもそも、デリカシーとは何か?
- 2.デリカシーがない人の特徴① 空気を読まない
- 3.デリカシーがない人の特徴② コンプレックスに触れる
- 4.デリカシーがない人の特徴③ 見た目を話題にあげる
- 5.デリカシーがない人の特徴④ 悪意がない
- 6.デリカシーがない人の特徴⑤ 全てが自分基準
- 7.デリカシーがない人の特徴⑥ 自己顕示が激しい
- 8.デリカシーがない人の発言①「~さんって(容姿)だよね。」
- 9.デリカシーがない人の発言②「~さんのセンスって微妙。」
- 10.デリカシーがない人の発言③「だから恋人がいないんだよ」
- 11.デリカシーがない人の発言④「ちょっと遅刻したくらいで」
- 12.デリカシーがない人の発言⑤「だから○○って言われるんだよ」
- 13.デリカシーがない人の発言⑥「これだから女(男)は」
- 14.デリカシーがない人の発言⑦「今日、生理?」
- 15.デリカシーがない人の躱し方① 相手にしない
- 16.デリカシーがない人の躱し方② 不快の意志を伝える
- 17.デリカシーがない人の躱し方③ 徹底的に避ける
- 18.デリカシーがない人の躱し方④ 諦める
- 19.デリカシーのない人にならないために
- 20.デリカシーのない人はどこにでもいる!
デリカシーのない人と上手に付き合っていくにはどうしたらよいのでしょう。
デリカシーのない人は根本的に悪気なく行動したり発言をしたりしているので、まずは「相手にしないこと」です。
彼氏や家族等の特別な関係でない限りは、相手の発言を真に受けないことや発言を聞き流してしまうということが対策の一手目と言えるでしょう。
相手のデシカシーのない発言が炸裂した際にもあくまで「相手にしない」「反応をしない」という態度をとるのです。
そしてデリカシーのない人の自己承認欲求という心理を満たさせないことで「この人には何をいっても暖簾に腕押し、意味がないことなのだな」ということを理解させるという手段です。
相手に話をしてもとにかく反応が返ってこないのであれば、デリカシーのない人もだんだんと発言しなくなってくるでしょう。
デリカシーがない人の躱し方② 不快の意志を伝える
次に、デリカシーのない相手が彼氏や彼女、家族、パートナーであった場合には相手にしないという冷たい態度をとるわけにはいきませんね。
そこで、多少小言をいう自分自身にも負担がかかりますが、あえて不快を意を伝えてあげるということも対処方法の一つです。
デリカシーのない発言をされて私はこう思った。ということをきちんと伝えてあげるのです。
この時のコツは自分の感情を冷静に言葉にして伝えること。怒鳴り声をあげて感情をぶつけるのではなく、相手に「私は怒った」「嫌な気持ちになった」「悲しかった」という言語を介して相手に感情を伝えることです。
根気のいる作業になりますが、彼氏や彼女、旦那や妻などの長く一緒にいたい相手ならば、しっかりと向きあって相手のデリカシーのない部分すらも包み込んであげる器量を養いましょう。
デリカシーがない人の躱し方③ 徹底的に避ける
もし身近な存在でない人に対して、どうしてもそのデリカシーのなさを受け入れられないようならば、いっそ徹底的に避けて必要最低限だけ関わるということもひとつの手段です。
もう自分も相手も大人ですから、それ相応の距離の保ち方があります。
もし学生であったとしても他の子がどんな対応をしていても「自分は苦手」という姿勢を持っていくとよいでしょう。
デリカシーのない相手が自分の心理的領域に入ってきた際には静かに自分が遠ざかる。
相手との接触が出来るだけ少なくなるように避ける。
行動パターンを変えるといった方法も有効な手段です。わざわざ相手との接触の多い場所に足を運ぶ必要もありませんし、職場などで致し方なく同じエリアに存在することになったとしても、最低限のやりとりだけですませましょう。
デリカシーのない人から心を自衛する手段として相手を変えようとするのではなく、自分が接触しないようにすればよいのです。
デリカシーがない人の躱し方④ 諦める
デリカシーのない人の躱し方として最終形態なのが諦めることです。
好きになる必要はありません、許す必要もありません、ただ、諦めるのです。
「この人だから仕方がないか」「何をいっても無駄だからしょうがないのだ」と自分の心の中で距離置き突き放すのです。
そうすると、何かを言われても何かアクションを取られても「このデリカシーのない人だから仕方がないか」と俯瞰してみることが出来るのです。
誰かを変えるということは非常に困難なことですが、自分が変わるということはできます。
デリカシーのない人間をデリカシーのある人間に変貌させることなどほぼ不可能に近いことなのです。
まして本人が「自分にはデリカシーがない」と自覚して直そうとしない限り周りの人間がとやかく物を申しても正に暖簾に腕押し状態になってしまいます。
それならば、この人はこういう人なのだと諦めて、自分が息苦しくない距離感で相手と関わって行くことが大人な処世術と言えるでしょう。
デリカシーのない人にならないために
一方で、自分がデリカシーのない人間にならない為に、気を付けるならばどんなことが出来るのか。それは、相手の感情をよく考えること。
それから、外見の話題はあまり机上に上げない方がよいでしょう。付き合いがそこまで親密な間柄でないのなら、外見についてとやかく申し上げるのは失礼です。
洋服や小物に対しては出来るだけ褒める事。いまいちだなと思ったときはあえて口に出す必要はありません。
自分と相手とのセンスの違いがそこにあるだけで一般論ではないからです。
さらに、柔軟な思考回路や他者を受け入れる器の大きさも養っておきましょう。
自分一人だけの凝り固まった考え方を他人に押し付けてしまうと、不用意に誰かの心を傷つけてしまう事態を引き起こします。
相手がどう思っているのか、相手のことを不躾に傷つけるような発言になっていないかを考えて、相手のことを気遣った発言を心がける。
これだけで、十分デリカシーのある人間になる事ができるでしょう。