記事の目次
- 1.田舎者の日常はコンプレックス!?
- 2.1.田舎者の心理と現実
- 3.- 田舎者は都会に行けば芸能人に会えると思っている
- 4.2.なぜ、田舎者という言葉が生まれるのか?
- 5.- 都会があるから田舎者が生まれる!?
- 6.3.田舎者の特徴は訛り!?
- 7.- 田舎者ほど自転車という言葉は使わない!?
- 8.4.典型的な田舎者の性格とは?
- 9.- 車社会なので田舎者は自由
- 10.5.都会人が田舎にギャップを感じる瞬間
- 11.- 田舎はチャンネルが違う
- 12.6.田舎者と都会人のファッションセンス
- 13.- 田舎者の方がおしゃれ!?
- 14.7.田舎者と都会人のコンプレックス
- 15.- 都会人は蛇が怖い
- 16.8.田舎者あるある
- 17.- 田舎者は高層ビルが怖い
- 18.- コンビニの駐車場はお店より広い!
- 19.- 田舎者は田んぼで季節を感じる
- 20.- 田舎者はスーパーでお米を買わない
- 21.- 田舎者の車掌さんは乗客を覚えている
- 22.- 無人の八百屋がたくさんある!?
- 23.- 田舎者の中学生は自転車にヘルメット
- 24.- 田舎者は事件やイベントに飢えている
- 25.まとめ
3.田舎者の特徴は訛り!?
田舎者の特徴の一つに方言が挙げられます。
山が多い日本では方言がたくさんあります。体力的にも心理的にも海で船を移動するより、山を越える方が大変だったからです。
そのため、港は海外から多くの物資や人が行き交い、発展して都会になっていったのです。多くの人が来るということは、共通の言語が必要になります。方言を使っていては、取引や商売に支障をきたします。お互いが同じ通貨、同じ言語で交流する必要があったのです。
しかし、あまり他の地域の人との交流がない山間部は、近所の人とだけ交流ができればいいので、わざわざ共通の言語を学ぶ必要がありません。心理的にも閉鎖社会になりやすくなります。そして、言葉の面でも独自性が生まれ、方言となっていったのです。
■参考記事:方言も捨てたもんじゃない!可愛い方言が話されているのはどこ?
- 田舎者ほど自転車という言葉は使わない!?
よくある例として、田舎者は家族や近所の人が普通に話していることから、心理的に自分の言葉がなまっていることに気付きません。都会人と会話をして、初めて自分がなまっていたり、方言を使っていたという事実に気づくのです。ファッションのような見た目で判断するより、ずっと分かりやすいでしょう。
例えば、「自転車」は「チャリ」、「チャリンコ」、「ケッタ」、「けっとばし」などいろいろな呼び方があります。テレビでは、統一された用語を使うようにしているので、みな「自転車」という言葉は知っています。
しかし、実際に「自転車」と会話で使っている地域は少ないでしょう。
さらに、「訛り」は生まれ育ったときから、身についているものですので、簡単には変えられません。都会に出てきた若者の中には、恥ずかしいという心理によって、必死で直そうとする人もいます。
なぜなら、訛りにコンプレックスを感じる田舎者が多いからです。しかし、東京を例にとれば、東京に住んでいる人のほとんどは田舎者で、東京出身の人はわずかです。「訛り」をきっかけに同郷というのが分かって急に仲良くなる人もいるかもしれません。
必ずしも「田舎者」の訛りがマイナスであるとは、限らないのです。
4.典型的な田舎者の性格とは?
田舎者と都会人とで性格に違いはあるのでしょうか。
東京が田舎者の集まりと言うのならば、東京は様々な地域の人の性格がミックスされて、決まった性格は生じないはずです。
むしろ、出身地別の性格や風土、気質の方が大きいのではないでしょうか。もちろん、田舎者によくある性格や都会人の性格はあるでしょうが、それと個人の性格とは別のはずです。
しかしながら、住む場所によって、若干、性格が変わってくる可能性もあります。「朱に交われば赤くなる」とは、よく言ったもので、典型的な田舎者の特徴があるのは事実です。
- 車社会なので田舎者は自由
良きにしろ悪きにしろ、田舎は運良く電車が通っていても、一時間に2、3本です。メインの交通手段はもっぱら車になるでしょう。田舎者のインフラ・コンプレックスです。
分単位で列車が行き交う都会と違いますから、自分の準備ができたタイミングで車に乗って、出発します。心理面で時間の束縛はそれほど強くありません。
そのため、だいたい何時に出発するというのは、頭にありますが、それを過ぎてもあまり気にしません。
車はずっと家にあるのですから、電車のように乗り遅れることはありません。