選民意識が強い人が増えています!!
最近、選民意識が強い人が多くなっていると言われています。
東大などの学歴が高いエリートに多くみられるようですが、職場などでは協調性を乱すなど、選民意識が強い人というのは厄介な存在として認識されているようです。
一体、選民意識というのはどういう意味がある言葉で、選民意識が強い人というのはどんな心理的な特徴を持っているものなのでしょうか?!
また、付き合い方はどうしたらいいのでしょうか?!
この記事では選民意識が強い人についてまとめてみました。
選民意識の意味とは?
まず気になるのは、「選民意識」という言葉の意味です。
「選民」つまり「選ばれた民」という言葉は、世界史を勉強したことがある人なら聞いたことがありますよね。
世界には自分たちは神に選ばれた特別な存在だと信じている民族や、そのように教える宗教があります。
選民意識というのは、そういった民族や宗教の人達が自分たちは選ばれた特別な存在であると考えていることを意味しています。
自分たちが特別な存在になるということは、当然、他の存在を下に見て、排除しようという意味が含まれてきます。
最近、日本社会で問題になっている選民意識の意味というのは、この世界史や宗教で使う意味から転じて、高学歴のエリートたちが、自分たちは特別な存在なのだと思い込んで、職場などで威張り散らして、協調性を乱すことを意味しています。
もともとエリートの意味というのは、世のため人のために働いてくれる能力の高い人のことを表していましたが、選民思想をこじらせている人が考えているエリートの意味はちょっと違うようです。
それでは次から現代日本に見られる選民意識をこじらせてる人の心理的特徴についてみていきたいと思います。
【選民意識が強い人の心理的特徴①】自分の意見が絶対!
選民意識をこじらせている人の心理的特徴の1つ目は、自分の意見が絶対に正しいと思い込んでいるということです。
選民意識が高い人はほとんどが高学歴だったり、冒険や辛い経験を乗り越えてきたなど、何か普通の人がやってこなかった経験をしてきています。
そのために、高学歴な人なら受検勉強を頑張って勝ち抜いて、レベルの高い大学で勉強してきたということが、人がやってこなかったことを経験してきている人は、その経験してきたことに対して、他の人には絶対に負けない知識と経験を持っているという、変なエリート意識を持っているのです。
そして、その分野に関しては自分以上にわかっている人はいないと思い込んでいるために、自分の意見が絶対に正しいと思い込み、周りの人の意見には聞く耳を持とうとしません。
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【選民意識が強い人の心理的特徴②】ネガティブ思考
選民意識をこじらせている人の心理的特徴の2つ目は、ネガティブ思考の人がとても多い、ということです。
これは勉強していると、世の中のいろいろな負の側面が見えてきてしまうことが関係しているようです。
専門分野についての勉強を深めていくと、ニュースなどでは報じられることはない、裏のドロドロとした現実や、きな臭い陰謀論があることなどを知ることがあります。
高学歴エリートでも普通に仕事ができる人の多くは、そういったネガティブな観方も世の中の観方の1つなのだと受け流すことができるものです。
しかし選民意識をこじらせる人の多くが、自分が辛い受験勉強を頑張ってきたという思いや、他の人が経験してこなかった辛い経験をしていることもあって、ネガティブな考え方にとらわれてしまうことが多くあります。
ネガティブ思考は周りの空気を悪くして、仕事の効率も下げ、チームの士気も低下させるので、こういった選民意識の塊の人は煙たがられらてしまうのです。