記事の目次
- 1.妊娠初期は、くしゃみがよく出る?
- 2.妊娠初期にくしゃみがよく出る理由とは?
- 3.妊娠初期によく出るくしゃみで、胎児に影響はでる?
- 4.妊娠初期によく出るくしゃみのメカニズム
- 5.結論:妊娠初期のくしゃみは、胎児に影響はありません!
- 6.妊娠初期のくしゃみによる「腹痛」を抑える方法
- 7.妊娠初期のくしゃみは、できるだけ控えめに
- 8.妊娠初期のくしゃみ時は、尿漏れに注意!
- 9.妊娠初期のくしゃみによる尿漏れには、専用ライナーを
- 10.妊娠初期のくしゃみは、減らすことができる!
- 11.妊娠初期のくしゃみを減らす方法(1)マスクをする
- 12.妊娠初期のくしゃみを減らす方法(2)アレルゲンに触れない
- 13.妊娠初期のくしゃみを減らす方法(3)鼻うがいをする
- 14.まとめ:妊娠初期のくしゃみは、胎児には影響なし
妊娠初期は、くしゃみがよく出る?
そもそもくしゃみとは、鼻に直接感じる刺激や、アレルギー反応などによって起こる生理現象です。鼻や口から激しく空気が放出されるので、公の場では失礼に当たることもあります。
ところで、妊娠初期の人がくしゃみをした際、「痛い!」と感じるほどの激しい腹痛を経験することが多いようです。しかも、その腹痛をともなうくしゃみが、普段よりもよく出るようになった、というウワサも聞きます。
実は、この現象には立派な科学的根拠があるのです。
妊娠初期にくしゃみがよく出る理由とは?
妊娠初期の人は、体内のホルモンバランスが変化し、免疫力が低下することがあります。すると、体が普段よりも敏感になり、鼻の中に入った異物(ホコリや花粉など)に過剰な反応をするようになります。つまり、鼻水が異常に流れたり、くしゃみがよく出るようになる、ということですね。
ホルモンバランスが変化すると、くしゃみがよく出るようになるだけではなく、肌にも異常が現れる場合があります。肌が荒れたりにきびが出たりしやすくなるのも、妊娠初期の特徴です。
妊娠初期によく出るくしゃみで、胎児に影響はでる?
口や鼻からたくさんの空気が放出され、時に大きな声や体の反動をともなうくしゃみ。リアクションが大きくならざるを得ないため、安静にすべき妊婦の方にとっては悩みの種になるかもしれません。
できるかぎり胎児への刺激を少なくしたい妊娠初期に、くしゃみがよく出る現象は見過ごすことはできません。
特に、妊娠初期にくしゃみをすると、おなかが痛いと感じる人も多いようです。
ちょっと痛いくらいなら平気ですが、これが激しい痛みだった場合、胎児に悪影響が出ていないか、本気で心配してしまうでしょう。
やはり、妊娠初期のくしゃみは、胎児に大きな影響を与えてしまうのでしょうか?
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妊娠初期によく出るくしゃみのメカニズム
妊娠初期にくしゃみをして、おなかが痛いと感じることもあるでしょう。しかし、その腹痛は子宮が収縮した痛みではなく、子宮の周りの筋肉の収縮による痛みなのです。
妊娠して子宮が大きくなると、それを支える筋肉や靭帯は常に固く、緊張している状態が続きます。そこに、くしゃみによって大きな圧力がかかると痛みが生じるのです。
つまり、あくまで子宮周りの筋肉の緊張が腹痛の原因であり、子宮への直接的な影響は少ないのです。
したがって、子宮内の胎児に大きな影響を及ぼすことは考えられません。「胎児が痛いと感じているのでは・・・」と思う人もいるかもしれませんが、その心配もありません。くしゃみがよく出ることによって流産や早産をしたケースは、ほぼ皆無です。
たしかに妊娠初期は、妊娠している人が食べる物や運動の影響が、胎児に及びやすい重要な時期です。様々なことに敏感になるのはわかりますが、くしゃみをして痛いと感じたことに、多大な心配をする必要は無いでしょう。
結論:妊娠初期のくしゃみは、胎児に影響はありません!
たとえ妊娠初期にくしゃみがよく出るようになったとしても、それはホルモンバランスの変化によるもので、心配はありません。
さらに、くしゃみをしておなかが痛いと感じたことが有っても、それは子宮周りの筋肉の収縮によるものです。胎児に異常が起きた証拠とは考えられませんので、安心してください。
くしゃみをしたことによって、胎児への影響をアレコレ考えるほうが、母体にとってはストレスになります。心配事は、少しでも減らしたほうがよいですよね。
妊娠初期のくしゃみによる「腹痛」を抑える方法
妊娠初期のくしゃみは、胎児に影響は無いことはわかりました。しかし、くしゃみがよく出るようになったり、腹痛が酷かったりする場合は、やはり母体に負荷がかかります。くしゃみによる腹痛を抑える方法は無いものでしょうか?
くしゃみしそうになったとき、腹痛を抑える方法はいくつかあります。