これらも、くしゃみ時に「痛い」と感じることを予防する方法です。
おなか以外のどこかに力を入れることによって、くしゃみ時におなかに力が入りすぎることを予防するのです。
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妊娠初期のくしゃみは、できるだけ控えめに
大きな声や動作でくしゃみをすれば、たしかに気分はスッキリと晴れるでしょう。しかし、くしゃみによるオーバーな動作は、時に鼻や喉の粘膜に傷をつけ、痛い症状を引き起こす原因にもなります。
おなかに余計な圧力を加えて腹痛を引き起こさないためにも、妊娠初期のくしゃみはできるかぎり控えめを心がけましょう。
妊娠初期のくしゃみ時は、尿漏れに注意!
くしゃみによる影響は、腹痛だけではありません。女性にありがちな尿漏れも、くしゃみによって引き起こされる場合があります。
妊娠中は、胎児によって大きくなった子宮が、膀胱を圧迫している状態です。くしゃみをすると、その反動が膀胱に及び、尿漏れをしてしまう人が多いのです。
妊娠初期のくしゃみによる尿漏れには、専用ライナーを
くしゃみがよく出ることによる尿漏れが気になる場合は、尿漏れ専用のナプキン・ライナーを使うことをオススメします。いまでは、外から見えないよう薄く作られたライナーや、デザインのかわいいナプキンが数多く販売されています。
尿漏れはまったく恥ずかしいことではなく、多くの人が悩む症状です。尿漏れに特化した商品を見つけて、賢く対処しましょう。
妊娠初期のくしゃみは、減らすことができる!
妊娠初期のくしゃみは、腹痛だけではなく尿漏れも引き起こします。胎児に影響は無いにしても、様々な悩みの原因になるくしゃみは、できるだけ回数を減らしたいものです。
しかし、くしゃみを我慢するのは、かえって体に悪影響を及ぼします。そもそも、くしゃみは体に備わった防衛機能なのです。無理やりに押さえ込んでは、体内の異物がいつまでたっても排出されない状態が続いてしまいます。
したがって、くしゃみによる悩みを減らすためには、くしゃみの原因を断つ必要があるのです。その方法をいくつかご紹介しましょう。
妊娠初期のくしゃみを減らす方法(1)マスクをする
くしゃみは、鼻が直接刺激されて起こる防衛反応です。マスクをかければ、鼻に入り込むホコリや花粉などの異物を防ぐことができます。
マスクは、くしゃみ予防だけではなく、感染症の予防、ひいてはつわりの対策にもなります。妊娠初期のくしゃみに悩む人は、マスクを常用すると症状が軽くなるかもしれません。
妊娠初期のくしゃみを減らす方法(2)アレルゲンに触れない
くしゃみがアレルギー反応によって起こる場合は、そのアレルギー反応を起こすモトである「アレルゲン」との接触を断つ必要があります。
アレルゲンは人それぞれです。花粉症の人にとってのアレルゲンは「花粉」。ハウスダストや、猫の毛、タバコの煙がアレルゲンの人もいるでしょう。そういったものからできる限り遠ざかる生活を心がければ、くしゃみの回数も減ってくるはずです。
一度、耳鼻咽喉科で自分のアレルゲンは何なのか、検査してもらうことをオススメします。
妊娠初期のくしゃみを減らす方法(3)鼻うがいをする
鼻うがいも、アレルゲンを取り除くために有効な方法です。風邪やインフルエンザの予防にもつながるので、アレルギーの有る無しに関わらずオススメ出来ます。
ただし、鼻うがいは正確な手順を踏まないと、かえって健康を害する恐れがあります。医師や薬剤師など、医療関係者によく説明してもらってから使用するようにしましょう。