妊娠初期のむくみの原因*水分の増加
増加した血液の話をしましたが、血液のほとんどは当然ながら水分です。
その水分が、皮下脂肪にたまってしまい、むくみの原因となってしまいます。
妊娠初期からむくみやすいのは、これが原因なのです。仕方のないこととは言っても、病院でも気を付けるように言われますので、放ってはおけないですよね。
夏場はそれでなくても水分をとる量が増えます。
妊娠中は体調の変化や嗜好の変化もありますので、人によってはものすごく飲み物が欲しくなったりすることもあるでしょう。
むくみやすい人はより注意が必要となるのです。
むくみは何に影響する?
妊娠初期から気を付けよう!
むくみが出やすいのは、顔、手、指、足などですが、胎児への影響はどうなのでしょう。
むくみそのものは、胎児への影響はないのですが、むくみ以外の妊娠中毒症や妊娠高血圧症候群のほうが胎児への影響が心配されます。
食生活や生活スタイルに気を付けることで、むくみ以外の病気になるリスクも減りますので、妊娠中は過保護にしない程度に自分の身体のケアが必要となります。
足にむくみが出ると、歩いていても疲れやすかったり、床に座った時に突っ張ったりしますよね。
日常生活に支障が出るのは良くないので、検診の時にきちんと相談したほうがいいでしょう。
妊娠中は、自分の身体なのに思うようにいかないことも多いものです。話しやすい看護師さんや助産師さんに世間話程度でも話してみると、いいアドバイスをくれたりしますので、病院スタッフとも仲良くなれるならなったほうがお得ですよ。
妊娠初期の体調管理
初産の場合、周囲は過度な心配をしてくるかもしれませんが、普段通りに生活して大丈夫です。つわりが出てきたら、無理せず食べられるものを食べておけばいいのです。
赤ちゃんのためだから、と思って無理をすることは、ただストレスが溜まるだけです。
なんでもやり過ぎは良くないので、普段通りに身体を動かして、普段より少し多めに休憩を取る生活を心がけましょう。
妊娠初期はとにかく周囲が優しくなりますよね。労わる事を身体で実感することでしょう。みんな、元気な赤ちゃんが生まれてくることを待ち望んでいる証拠ですよね。
お母さんが食べたものが胎児にいくのだからと、食事にも気を付けるようになると思います。しかし、実際は、胎児に影響が出るような食品はそう出回っているものではありません。
むくみに繋がるようなものは食べないに越したことはないですが、美味しく食べ笑顔で妊娠期間を過ごすことの方が赤ちゃんへの影響も良いに決まっています。
過敏にならず、むくみ対策、妊娠中毒症対策を怠らずに過ごしたいですね。
妊娠初期のむくみ対策
妊娠初期は、働いている方ならまだまだ仕事を続けなくてはいけない時期です。
デスクワークの方は特に足のむくみが気になりますよね。自覚した時はかなりむくみが進んでいると思っていいのではないでしょうか。
同じ姿勢を取り続けることは、むくみに繋がります。適度に休憩し、少しでも体を動かすようにしましょう。着圧ソックスや、持ち運びに便利な小さいツボマッサージ器などあるといいですね。
むくみに塩分は大敵ですが、塩分を輩出してくれる食べ物もあります。カリウムが多く含まれたバナナやメロンや納豆などがむくみ対策には適しています。
大量に食べる必要はないので、普段の食事に取り入れてみましょう。
職場の制服にマタニティウェアがある会社なら、早めにお願いしておいた方がいいでしょう。女性は服装で気分も変わりますし、周囲もそれとなく気遣ってくれるものです。
次第にどうしても体重は増加しますし、多かれ少なかれ顔や手、足、指のむくみは出てきます。マタニティウェアは若干それらをカバーしてくれますので、お腹周りがきつくなる前に切り替えたいですね。
普段から肩こりやむくみが気になる方は、足のマッサージ器を買ってみるのもいいでしょう。1万円以下の商品も多く流通しているので、疲れを取るにも最適です。足湯などもリラックスできていいですね。
適度な気分転換は妊娠初期から!
妊娠初期はナーバスになりがちで、心配性の人はますます神経質になりがちです。
特にむくみや体重増加に関しては神経を張り巡らすことでしょう。
顔のむくみも気になりますが、手や指のむくみが出始めたら指輪は外しておいた方がいいですね。
体重増加も、目安は病院などで教えてもらえますが、あまり神経質にならないことです。産後の授乳や疲れで、ある程度はガクンと体重は落ちていきます。
体重よりも体型の変化が気になるかもしれませんが、妊娠中それを考えても何もできませんので、体型を元に戻すことを考えるのは元気な赤ちゃんを産んでからにしましょうね。