妊婦が温泉に入るのは大丈夫?妊娠初期・妊娠中の注意点は?

妊婦が温泉に入るのは大丈夫?妊娠初期・妊娠中の注意点は?

寒くなってくると温泉が恋しくなります。大きな湯船で暖まると心も体もリラックスできます。しかし、妊娠初期の妊婦や妊娠中に温泉に入っていいのかよく判りません。そこで妊娠初期の妊婦が温泉に入れるのか?妊娠中に温泉に入る注意点と合わせてご説明します。

記事の目次

  1. 1.妊娠初期の温泉はタブー?温泉法を確認しよう!
  2. 2.【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】流産の危険
  3. 3.【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】血圧上昇の危険
  4. 4.【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】感染症の危険
  5. 5.【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】妊娠中のいつ頃がベスト?
  6. 6.【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】妊婦に合う温度は?
  7. 7.【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】妊婦に合う泉質は?
  8. 8.【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】湯冷め対策は?
  9. 9.【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】温泉卵はダメ?
  10. 10.【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】スーパー銭湯は?
  11. 11.まとめ


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【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】湯冷め対策は?

せっかく温泉で温まっても湯冷めしてしまっては風邪の原因になってしまいます。
妊婦は免疫力が低下しているので注意が必要です。

湯冷めとはウイルスや細菌が活性化しやすくなる状態です。
風邪の原因ウイルスは低温を好むのでまさに湯冷めの状態は大好物なのですよ。

湯冷めの原因は温まった体の体温を元に戻そうとする働きです。
汗をかき、血管を拡張させて熱を冷まそうとするために必要以上に体温を下げてしまうのです。

また、お湯から出た後にきちんと髪の毛や体を拭かないと気化熱の働きで水が蒸発するときに熱を奪ってゆきます。
そのため、必要以上に体温を下げてしまうのです。

そこで、温泉から上がったらしっかりとこれら2つの湯冷め対策を試してみて下さいね。

【対策1】体の水気をしっかりとる!
髪はタオルドライだけでなくきちんとドライヤーで乾かしましょう。
体の隅々まで清潔なタオルでしっかり水気を拭き取りましょう。
きちんと水気を拭き取っておけば、気化熱によって熱が奪われる心配がなくなります。

【対策2】湯上りに手か足に水をかける!
湯上りにひざ下の足か手に水シャワーをかけて下さい。
末端を冷やすことで体が水の冷たさに反応し、血管の拡張を抑えることができます。

【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】温泉卵はダメ?

温泉宿や温泉街では常に温泉まんじゅうと温泉卵の旗が目に入ります。
食べたくなってしまいますが、妊娠初期の妊婦や妊娠中には注意点があります。

「サルモネラ菌」による食中毒の可能性です。
妊婦は免疫力が低下しているので食中毒になりやすいです。
サルモネラ菌は加熱が十分に行われていないと感染して、高熱や下痢に嘔吐などの症状を引き起こします。

サルモネラ菌は75℃以上で1分、または65℃以上で5分加熱することで死滅します。
温泉卵は通常、70℃の温泉に30分以上入れて作るので問題がなさそうですが、卵は半熟のままです。
半熟玉子は2時間以内に食べることが望ましいとされていますが、お店で売られている卵は作られてからの経過時間がわかりません。

どうしても食べたいときはできたての温泉卵をなら大丈夫ですが、妊娠中はあらゆる危険を避けたいものです。
ちょっと我慢して、妊婦にとっては禁忌と考えておいたほうが無難ですよ。

【妊娠初期の妊婦や妊娠中の温泉】スーパー銭湯は?

基本的には大丈夫です。
注意点として感染症のリスクは温泉と同じだけあるので気をつけて下さい。

スーパー温泉などの共同銭湯では妊婦さんの入浴を禁忌としている場所も多いので確認してから行くようにしましょう。
入浴自体に悪影響はなくてもお店側としては、妊婦さんが滑って怪我をする可能性が高いことから禁忌としていることもあります。

まとめ

妊娠初期の妊婦や妊娠中でも注意点を守れば温泉も大丈夫、禁忌なことではありませんよ。

しかし、いつどこでどんなトラブルに遭遇するかはわかりません。
妊娠中は長距離移動を避けてください、体には負担がかかり赤ちゃんが苦しい思いをすると流産の危険性があります。

また、妊娠中は何かあってもかかりつけ病院へ向かえる距離の移動に抑えましょう。
どうしても遠くに行きたい場合は、きちんと医師に相談してから許可をもらっていきましょう。

宿泊を考えるのであれば妊婦専用の段差の少ない部屋や、ベットの抱き枕や、妊娠中の食事を用意している宿泊施設もあるのでオススメです。
「マタニティプラン」で検索してみてくださいね。

おなかの赤ちゃんと一緒に温泉で暖まってリラックスしてくださいね。

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