生理予定日を過ぎた!高温期15日目、妊娠してる?
高温期15日目といえば、生理予定日を過ぎているという人もいるのではないでしょうか。妊娠を待ち望んでいる方なら、高温期15日目にまだ基礎体温が高温だったら、「妊娠してる!?」と思わず期待してしまいますね。特に、普段生理が遅れることがほとんどない人の場合は、1日遅れただけでも妊娠の可能性を疑ってしまうかもしれません。
ただ、生理予定日を少し過ぎただけですので、生理が遅れているだけの可能性も当然あります。高温期15日目に体温が下がるときや、妊娠検査薬が陰性の場合は、妊娠できておらず生理が来てしまうのでしょうか?今回は、高温期15日目の症状や、体温が下がるとき・妊娠検査薬が陰性だったときの妊娠の可能性について解説していきます。
高温期15日目ってどんな時期?
妊娠を希望している人は、生理予定日までソワソワ、ドキドキしてしまいますよね。高温期の数え方は、排卵日の翌日を高温期1日目とします。高温期の長さの平均は14日間ですが、人によって10~13日という人もいます。平均から考えると、高温期15日目は生理予定日を1日過ぎた時期です。
通常は高温期14日目を境に、妊娠していなければ体温はガクンと下がり低温期に入ります。生理予定日を乗り越え、高温期15日目を迎えられたときには、妊娠できているかも!という喜びや期待と、生理が遅れているだけかも、という不安の両方があることでしょう。
ですが、精神的・身体的ストレスによるホルモンバランスの乱れや、薬の副作用などで、生理が数日遅れるのは普通にあることです。ですから、生理が1日遅れただけでは、妊娠しているとは判断できません。
妊娠初期症状かも!高温期15日目の症状
排卵日に受精し、その後無事に着床して妊娠が成立していれば、高温期15日目には胎嚢(たいのう)が作られ始めています。胎嚢とは赤ちゃんのもとになるもので、病院で胎嚢が確認されると妊娠が確定します。高温期が続くため、イライラや便秘、肌荒れなど高温期によくある症状も継続することが多いです。
また、妊娠するとホルモンバランスが大きく変化し、黄体ホルモンの分泌が増えるため、この頃から妊娠初期症状が現れる人もいます。通常つわりは妊娠5週以降に始まることが多いのですが、早い人だと妊娠4週、つまり生理予定日ごろから始まる人もいるようです。一番の症状の特徴は、基礎体温が高温をキープしていることですが、そのほかにこの時期に現れる主な症状としては、以下のようなものがあります。
(1)下腹部痛
(2)熱っぽい
(3)強い眠気
(4)胸が張る、チクチクする、かゆみ、乳首が敏感になる
(5)腰痛、股関節痛
(6)風邪のような症状(頭痛、のどの痛み、寒気など)
(7)足の付け根、太ももの裏の痛み
(8)頻尿
(9)吐き気
高温期15日目の症状は、生理前に似ている
高温期15日目の症状についてご説明しましたが、このような症状は生理前の不快な症状に似ていると思いませんか?高温期15日目に現れる下腹部痛は、生理痛のような痛みであることも多いようで、生理が来ると勘違いしてしまうこともあるそうです。
このように、高温期15日目に見られる症状は生理前の症状にもよく似ていますので、妊娠初期症状かどうか区別するのが難しいところです。さらに、妊娠していても高温期15日目にこのような症状がない、または気づかないくらい軽い症状だという人もいます。このような症状の有無で、妊娠しているか判断することはできないといえます。