記事の目次
- 1.妊娠初期に出血
- 2.妊娠初期に出血をしたらどうするべき?
- 3.妊娠初期に出血した時の対処法
- 4.妊娠初期に出血をしたら産院へ連絡(1)
- 5.妊娠初期に出血をしたら産院へ連絡(2)
- 6.妊娠初期に出血【主な原因①】切迫流産
- 7.妊娠初期に出血【主な原因①】切迫流産の対処法
- 8.妊娠初期に出血【主な原因①】切迫流産の入院になるケース
- 9.妊娠初期の出血【主な原因①】切迫流産の注意点
- 10.妊娠初期の出血【主な原因②】生理様出血
- 11.妊娠初期の出血【主な原因②】生理様出血の対処法
- 12.妊娠初期の出血【主な原因②】生理様出血の注意点
- 13.妊娠初期の出血【主な原因③】びらん
- 14.妊娠初期の出血【主な原因③】びらんの対処法
- 15.妊娠初期の出血【主な原因③】びらんの注意点
- 16.妊娠初期の出血【主な原因④】ポリープ
- 17.妊娠初期の出血【主な原因④】ポリープの対処法
- 18.妊娠初期の出血【主な原因⑤】胞状奇胎
- 19.妊娠初期の出血【主な原因⑤】胞状奇胎の対処法
- 20.妊娠初期の出血【主な原因⑤】胞状奇胎の注意点
- 21.妊娠初期の出血【主な原因⑥】子宮外妊娠
- 22.妊娠初期の出血【主な原因⑥】子宮外妊娠の対処法
- 23.妊娠初期の出血【主な原因⑥】子宮外妊娠の注意点
- 24.妊娠初期の出血【主な原因⑦】流産
- 25.妊娠初期の出血【主な原因⑦】流産の対処法
- 26.妊娠初期の出血【主な原因⑦】流産の注意点
- 27.ママになる為に強い心を持ちましょう
自宅での安静では対応できない状態の切迫流産になると、状態が改善又は安定するまで入院をしなくてはならなくなります。
安定するまでの期間なので、どの位の入院になるかは人それぞれです。早い人は1週間程で自宅安静になりますし、長い人だと何ヶ月も入院する場合や、入院と退院を出産するまで繰り返す方もいらっしゃいます。
切迫流産でも2つのケースがありますのでご紹介していきます。
出血量が多い場合
鮮血やピンク色の出血量が多く続いている場合の対処法は入院して経過観察です。出血量が少量になったり、色が生理みたいな鮮血から薄いピンク、茶褐色へと症状の改善が見られるまでは絶対安静が必要になります。
ベッドの上で日常生活の全てを行い、自立歩行は出来ません。
出血状況が酷い時には止血剤などを用いて治療する場合もあります。
出血も多く子宮収縮が強い場合
鮮血だったりピンク色の出血がダラダラと続き、お腹の痛みや張りが強いケースの対処法も入院しての治療になります。
ベッド上での絶対安静はもちろんの事、子宮の収縮が強い時には子宮収縮を抑える治療をします。
妊娠初期の出血【主な原因①】切迫流産の注意点
どんなケースの切迫流産であっても、流産の手前である事には変わりがありません。毎日が不安な気持ちでいっぱいになってしまうと思いますが、無理をせずに安静を心掛けて、その時その時のケースに合わせた対処法を行っていきましょう。
残念ながら切迫流産を予防したり、食い止めたりする対処法は今の医療では出来ません。なので、日頃から無理をせずに休息はしっかり取る事や体を冷やさないなど、ご自身で出来る対処法から始めましょう。
赤ちゃんからのメッセージ
これは【ママ、ママの体は疲れてるよ。ちょっとお休みしよ】と、お腹の中にいる赤ちゃんからママへのメッセージだと思って受け取って下さい。
妊娠初期の出血【主な原因②】生理様出血
名前の通り、まるで生理みたいな出血が起こる事を言います。この他にも月経様出血とも呼ばれているそうですが、この出血のほとんどの原因が着床出血だとも言われています。
着床出血とは、受精した卵子が子宮内膜に着く事を言います。この時の子宮内膜は受精卵をしっかり受けとめられる様に、壁が厚くふかふかベッドみたいな状態になっています。
その子宮内膜に入り込むように着床する為、壁に傷がついて出血する事があります。
妊娠初期の出血【主な原因②】生理様出血の対処法
生理様出血の可能性があるのは、生理予定日の前後1週間ほどです。
出血量は少量の出血がおりものに混じって出る人や、生理みたいに量がある人もいて、必ずしもこの量の出血があると断言はできません。
出血の期間も早い人は2日程で終わりますが、長いと1週間やそれ以上続く方もいらっしゃいます。
この出血に対する対処法は特になく、内診や超音波検査で子宮の中に赤ちゃんの袋が見えていれば問題はありません。
妊娠初期の出血【主な原因②】生理様出血の注意点
ただ、生理は子宮内を新しくする為に起こる現象なので、赤ちゃんが子宮の中にいる妊娠中に生理になる事は100%ありません。なので、妊娠が分かっていない状態でいつもの生理との違和感を感じたら、自己判断はせずに一度産婦人科でご相談してみて下さい。