陰気臭いってどういう意味?
「陰気臭い」という言葉は、あまりいい意味で使われませんよね。
大抵の場合、人を悪く言う言葉です。「あの人は陰気臭い」だとか、「暗くて陰気臭い場所」だとか言った使われ方をしています。
そのそも陰気とはどういった意味を持つ言葉なのでしょうか。
いん‐き【陰気】
[名・形動]
1 万物生成の根本となる二気の一。陰の気。⇔陽気。
2 気分・雰囲気・天候などが、晴れ晴れしないこと。また、そのさま。「なんとなく陰気な人」「陰気な会」⇔陽気。
[派生]いんきさ[名]
陰気とは、晴れ晴れとしていないことを意味する言葉のようです。
また、そこから派生して、陰気臭いという言葉が暗くじめっとした感じを受ける人を意味することもあるんですね。
さて、そんな陰気臭い人にはどんな特徴があるのでしょうか。
実は周囲から見えるよりも、陰気臭い人の中にはとても幸せな気持ちを感じている人もいるのかもしれません。
今回は、そんな陰気臭い人の特徴や性格についてご紹介していきます。
【陰気臭い人の性格・特徴】①下を向きがち
陰気臭い人の特徴としてまず挙げられるのが、この下を向きがちだということです。
別に何も落ちている訳ではないのですが、なぜか下を向いてしまいます。
人と話す時もそうですし、歩くときもそうです。
下を向きがちなので、髪が長い女性などは前髪で顔が隠れて、なかなか表情も見えず、何を考えているのかわからないと思われてしまうこともあるんです。
また、下を向きがちだと、なかなか相手と目が合いませんよね。
話をする上で、相手とアイコンタクトをとるということはとても重要です。
目は口程に物を言うと言う言葉があるように、目を合わせることで、言葉だけを伝えるよりも何倍も相手に自分の意思を伝えることが出来ます。
こうした下を向きがちであることで、相手に自分の意思が伝わらず、何を考えているのかわからない、陰気な印象を持たれてしまうんですね。
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【陰気臭い人の性格・特徴】②コンプレックスがある
そんな風に下を向きがちになってしまうのは、何かしらコンプレックスを顔に抱えているからかもしれません。
自分のコンプレックスが顔にあったら、出来るだけ見られたくないと思いますよね。
できるだけ顔を合わせたくない、見られたくないという恥ずかしいと思う心理から、下を向きがちになってしまうのかもしれません。
女性なら化粧をしてごまかすことも出来ますが、男性になるとそうもいきませんよね。
また、日本人の多くは、男女ともに鼻にコンプレックスを抱えているといわれており、陰気臭くて下を向きがちな人はそれを気にしているのかもしれませんね。
また、コンプレックスが邪魔をして前を向けない、下を向いてばかりいるという人の他にも、前を向いて人と顔を合わせることも出来るけれど、どこか陰気臭い人が居ます。
もしかしたらその人は笑顔が無いのかもしれません。
【陰気臭い人の性格・特徴】③愛想笑いをしない
男は度胸、女は愛嬌なんて言われることがありますが、愛嬌は男性が持っていても女性がもっていてもいいものですよね。
愛嬌のある人は誰からも好かれますし、活発で朗らかなイメージが持てます。
そうした愛嬌を持つために最も大切なのが笑顔です。
素敵な笑顔は男性にも女性にも明るい印象を与えてくれます。