記事の目次
- 1.【はじめに】虚栄心と自己顕示欲は違う
- 2.【虚栄心が強い人の特徴と心理①】自尊心が強い
- 3.【虚栄心が強い人の特徴と心理②】現実を見ない
- 4.【虚栄心が強い人の特徴と心理③】比較する
- 5.【虚栄心が強い人の特徴と心理④】仕事ができない
- 6.【虚栄心が強い人の特徴と心理⑤】承認欲求
- 7.【虚栄心が強い人の特徴と心理⑥】普通だと思っている
- 8.【虚栄心が強い人の特徴と心理⑦】不安が強い
- 9.【虚栄心が強い人の特徴と心理⑧】だらしない
- 10.【虚栄心が強い人の特徴と心理⑨】寂しがり屋
- 11.【虚栄心が強い人の特徴と心理⑩】劣等感
- 12.【虚栄心が強い人の特徴と心理⑪】正義感がない
- 13.【まとめ】虚栄心は早く改善すること
【はじめに】虚栄心と自己顕示欲は違う
虚栄心の意味がわからない人もいるかと思います。虚栄心の意味は、簡単に言えば、見栄を張る人という意味です。そのため、虚栄心が強い人と言われたら、それは悪い意味で言われているということになります。
虚栄心に似た言葉で自己顕示欲という言葉もあります。自己顕示欲も同じ意味だと捉えている人がいるかもしれませんが、自己顕示欲と虚栄心は別の意味を持つ言葉です。自己顕示欲の強い人は、自分が出した成果を人にひけらかしたい、自慢したいという心理を持っていますが、虚栄心が強い人は少し違うのです。
虚栄心が強い人は、自分は少ししか手伝っていないのに、まるで自分が出した成果のように立ち振る舞います。つまり、小さなものを大きく見せようとするのです。自己顕示欲が強い人は、自分の成果をひけらかしますが、このような嘘はつきません。それを考えれば、自己顕示欲が強い人よりも、虚栄心が強い人のほうが厄介だということです。これで自己顕示欲と虚栄心の違いは理解できたでしょう。
自己顕示欲よりも面倒な虚栄心が強い人ですが、このような人が会社の同僚などにいるとかなり面倒です。時には、仕事の成果を横取りされてしまうこともあります。できるだけ関わらないようにするためにも、このような人をできるだけ見分けられるようになりたいものです。そこでここからは、虚栄心が強い人の心理や特徴を紹介していきたいと思います。
【虚栄心が強い人の特徴と心理①】自尊心が強い
虚栄心が強い人の特徴としては、自尊心が強いという特徴があることが多いです。
自尊心とは簡単に言えばプライドという意味です。自尊心が強い人は、人からバカにされたり、下に見られたりということを嫌う心理があります。自尊心が強い人は、自分という存在に対して、自信を持っているからです。
その自信によって、自尊心が強くなってしまうのですが、自尊心が強くても、けっして仕事ができるというわけではありません。自尊心が強く、仕事もできる人であれば、虚栄心が強くなることもないのですが、自尊心が強く、仕事ができない人は、仕事ができない自分を自尊心という心理によって隠したいと思うため、虚栄心が強くなってしまいます。
意味が分かり辛いですが、つまりは、プライドを守るために嘘をついているということです。注意しましょう。
【虚栄心が強い人の特徴と心理②】現実を見ない
虚栄心が強い人は現実を見ないという心理があることが多いです。
人は誰しも理想の自分というものがあります。しかしその理想の自分になりきれていない現実の自分を見て、傷ついてしまうこともあるものです。
虚栄心が強い人は、現実の自分がダメだということを認識しようとしません。自分は自分が思う理想の自分だと、心理の中で思い込もうとするのです。
だからこそ、現実を見ない人は、虚栄心という心理が強くなってしまうのです。
【虚栄心が強い人の特徴と心理③】比較する
虚栄心が強い人は、他人と自分を比較するクセがあります。
他人と自分を比較して、自分のほうが勝っていることを実感し、自分の存在意義を確認するという人は意外と多いものです。
虚栄心が強い人は、そのような比較し、比べた相手よりも負けていると思うと、なんとかその差を埋めようとします。
その結果、嘘の自分を作り上げ、その人よりも勝っていると思おうとするのです。厄介な心理と言えます。