高温期が短い原因と改善方法!治療した方がいいの?

高温期が短い原因と改善方法!治療した方がいいの?

高温期が短い。どうして?妊娠できるの?一般的な高温期の期間は11日以上と言われています。高温期が10日以内と短い場合、何か問題があるかもしれません。少しでもあなたの不安を軽減できるように、高温期が短い原因と改善方法についてお話します。

記事の目次

  1. 1.基礎体温の高温期が短い!原因は?治療した方がいい?
  2. 2.平均的な高温期は何日くらい?平均より短いとどうなの?
  3. 3.基礎体温の高温期が短いと、妊娠する可能性はどうなの?
  4. 4.基礎体温の高温期が短い原因1
  5. 5.基礎体温の高温期が短い原因2
  6. 6.基礎体温の高温期が短い原因3
  7. 7.基礎体温の高温期が短い原因4
  8. 8.基礎体温の高温期が短い原因5
  9. 9.基礎体温の高温期が短い場合の改善方法1
  10. 10.基礎体温の高温期が短い場合の改善方法2
  11. 11.基礎体温の高温期が短い場合の改善方法3
  12. 12.基礎体温の高温期が短い場合の改善方法4
  13. 13.基礎体温の高温期が短い場合の改善方法5
  14. 14.基礎体温の高温期が短い場合の改善方法6
  15. 15.基礎体温の高温期が短い場合の改善方法7
  16. 16.高温期が短いなら、まずはストレス発散してリラックス!

妊娠に至るには卵子と精子が受精することが必要不可欠ですが、卵子になる前の卵胞の発育が不十分だと、妊娠にたどり着くのは難しくなります。

なぜ排卵障害になるのか、その原因は明らかになっていません。統計的に見て、月経不順の人に多いようです。また、極度のメタボや過度のダイエットによる体重減少、ストレスなども原因とされています。

月経不順や無月経であれば、排卵障害である可能性が高いです。生理が3ヶ月以上ない場合、早めに病院を受診するようにしましょう。

基礎体温の高温期が短い原因3

【ホルモンバランスが乱れている】

人間は日中に活動的になる交感神経と、夜リラックスしている時に優位になる副交感神経から成っています。ストレスや体調の変化によって、交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、そのままホルモンバランスの乱れに直結します。

自律神経は体温調節にも深く関わっており、ストレスがかかることで基礎体温が安定していない可能性があります。

また、過度のダイエットや偏食もホルモンバランスを乱す原因になります。

と言うのも、過度のダイエットで通常より摂取する栄養が少なくなると、脳が飢餓状態になったと勘違いし、生き残るために必要な器官に、まずはエネルギーを使おうします。すると、子宮などの生殖器は二の次になってしまいます。偏食も同じくです。

栄養が行き渡らず、ホルモンバランスが乱れると、女性ホルモンを分泌するための指令が脳から出しづらくなります。

基礎体温の高温期が短い原因4

【黄体機能不全の可能性あり】

卵胞が十分に発育すると、脳下垂体から黄体化ホルモンが分泌されます。それから排卵が行われ、卵巣の中に「黄体」という組織ができます。

黄体から黄体ホルモンが分泌されることで子宮内膜が厚くなり、妊娠準備が進められていきます。

ところが、黄体がうまく働かないことがあります。これを「黄体機能不全」と呼びます。

黄体機能不全だと、子宮内膜に厚みができづらく、卵が着床しにくい、たとえ着床し妊娠に至っても、流産しやすいといった問題が起こり得ます。

黄体機能不全になっていても、それといった症状はなく、自覚していない人も多いのですが、基礎体温をつけることで、黄体機能不全と疑われる波形になります。そのひとつが、高温期が11日未満と短い波形です。

基礎体温の高温期が短い原因5

【高プロラクチン血症の可能性あり】

プロラクチンというホルモンは、通常出産後に分泌されます。出産後にすぐに妊娠しないように、排卵を抑制する役割があります。

出産後の授乳期にプロラクチンの数値が高くなるのは至って普通ですが、それ以外の時期にこの数値が高くなると、高プロラクチン状態になり、生理不順や不妊の原因になってしまいます。

授乳期以外のプロラクチンの正常値は15ng/ml以下とされており、もしこの数値以上だと、「高プロラクチン血症」であることが疑われます。

高プロラクチン血症による症状としては、無月経、無排卵、不妊症、年に2,3回しか生理が来ない、乳汁が出るといったものがあります。

また、視野狭窄や視力異常、流産率が高くなるかもしれないといった症状も報告されています。黄体機能不全が併せて発症することもあるようです。

基礎体温の高温期が短い場合の改善方法1

【体を温める】

高温期が短い場合の改善方法1つ目は、体を温めることです。

「冷えは女の大敵」です。体を温めることで基礎代謝が上がり、妊娠しやすくなると言われています。体を温める方法としては、軽い運動や半身浴が勧められています。

半身浴では下半身がじんわりと温かくなるのを感じられるような、39~40度のぬるま湯につかるのが理想です。

軽い運動では20分程度のウォーキングがおすすめです。20分以上経つと脂肪が燃焼されてくるので、ダイエットも兼ねて行うにはちょうどいい運動です。

「20分はちょっと…」というのであれば、5~10分からウォーキングするのを心がけましょう。脂肪燃焼とまではいかなくとも、下半身を効率的に使い、温めるには十分です。

基礎体温の高温期が短い場合の改善方法2

【基礎代謝をアップさせる】

高温期が短い場合の改善方法2つ目は、基礎代謝をアップさせることです。

高温期が長くなるよう体質改善するには、基礎代謝をアップさせるのが一番の近道です。基礎代謝量は筋肉量と比例しています。つまり、「基礎代謝がアップ=筋肉がついている」と言えます。

運動することはもちろん、生活リズムを整えることも代謝アップにつながります。

次のページ

基礎体温の高温期が短い場合の改善方法3

Related article /

関連記事

Ranking /

人気の記事
Copyright (C) Lovely