記事の目次
- 1.新生児の高熱!どうしたらいい?!
- 2.新生児の免疫力について
- 3.新生児の発熱!体温の測り方が大切!!
- 4.新生児の発熱!耳体温計は練習しておこう!!
- 5.新生児の平熱は?何度から発熱?!37.7度から発熱って本当?!
- 6.新生児の発熱の原因は?!
- 7.【新生児の発熱の原因①】インフルエンザ
- 8.【新生児の発熱の原因②】突発性湿疹
- 9.【新生児の発熱の原因③】アデノウイルス感染
- 10.【新生児の発熱の原因④】エンテロウイルス感染
- 11.【新生児の発熱の原因⑤】新生児単純ヘルペスウイルス感染症
- 12.【新生児の発熱の原因⑥】RSウイルス感染症
- 13.【新生児の発熱の原因⑦】細菌性髄膜炎
- 14.【新生児の発熱の原因⑧】敗血症
- 15.【新生児の発熱の原因⑨】尿路感染症
- 16.新生児の発熱!お家で気を付けたいのは脱水症状!!
- 17.新生児の発熱、何度になったら病院?!38度って本当?!
- 18.新生児の発熱!時間外でもすぐに病院へ行くべき症状
- 19.新生児の発熱!診療時間まで待っても良い症状
- 20.新生児の発熱!自己判断は危険!!
- 21.新生児の発熱!病院へ行くときには?!
- 22.新生児の発熱!落ち着いて対処しましょう!!
新生児の発熱!時間外でもすぐに病院へ行くべき症状
37.7度程度の発熱で、全く高熱が出ていない状態でも、時間外診療でもすぐに病院に連れていかなければいけない症状には、次のようなものがあります。
・ひどい嘔吐や下痢が続いている時
・5分以上の痙攣が続いている時
・呼吸が苦しそうな時
・意識が朦朧としてはっきりしないとき
・手足が冷たくて、顔色が青白い時
赤ちゃんの様子を観察していて、上記のような症状が見られる場合には、37.7度程度でも時間外診療をしてくれる病院にすぐに連絡をして、赤ちゃんを連れて行った方がいいのかどうかを相談しましょう。
新生児の発熱!診療時間まで待っても良い症状
逆に、大人だと高熱だと感じる38度以上の発熱であっても、機嫌が良くて、母乳やミルクもよく飲むようであれば一晩様子を見ても大丈夫でしょう。
赤ちゃんの体調は本当に変わりやすいので、次の日に熱が下がって、発疹や湿疹、下痢やおう吐などの気になる症状が他に見られないようであれば、そのまま家で様子を見て大丈夫でしょう。
次の日まで機嫌が良くて、母乳やミルクをよく飲んでいても、38度以上の高熱が続いてるようであれば、診療時間内にかかりつけの小児科のお医者さんへ連れて行って診察してもらいましょう。
新生児の発熱!自己判断は危険!!
マタニティ教室や育児書などでは、新生児にはお母さんからもらった免疫があるので、風邪などは引きにくいから大丈夫だと教わりますよね。
だから、赤ちゃんが熱を出しても、お母さんからもらった免疫がすぐに治してくれると思って、病院になかなか連れて行かないお母さんもいるようです。
しかし、ここまで見てきたように、お母さんの免疫が守ってくれているはずの、生後半年までに高熱を出すということは、何か原因があるはずです。
高熱が出たからといって、お母さんやお父さんがパニックになってしまうのもいけませんが、お母さんの免疫があるからと自分の判断だけで安心しすぎるのもよくありません。
一晩で収まってしまい、高熱以外の症状が見られない場合には、病院に行かずに様子を見ても大丈夫ですが、高熱が続いたり、すぐにでも病院に連れて行ったほうがいい症状が出ている場合には、危険な病気が隠れていることもよくあります。
必ず病院で診察をしてもらうようにしましょう。
新生児の発熱!病院へ行くときには?!
新生児の赤ちゃんが発熱して、初めて病院へ連れて行く時には、1人目のお子さんだとどうしたらいいのか頭の中がパニックになってしまいますよね。
新生児の赤ちゃんが37.7度から38度以上の高熱を出してしまい、病院へ行くときの注意点についてお伝えします。
病院へ行くときの持ち物
新生児の赤ちゃんを連れて病院へ行く時には、十分な準備をしてから家を出るようにしましょう。
37.7度から38度以上の高熱を出している赤ちゃんを連れて病院へ行くのは本当に大変なことですが、忘れ物はないようにしっかりと準備をしましょう。
赤ちゃんを連れて病院へ行くときに必要になる持ち物は次のものです。
・母子手帳
・保険証
・(持っていれば)診察券
・湯冷ましなどの水分
・ミルクとお湯(ミルク育児なら)
・紙おむつ
・おしりふき
・お金
・症状の変化などをメモした紙
・季節に合わせて着替えや上着、ブランケットなど
赤ちゃんを連れた外出は、病院であっても荷物が多くなってしまって大変ですが、どれも忘れてしまうと大変なことになります。
赤ちゃんが具合が悪くて、気持ちが急ぐのはわかりますが、落ち着いて家を出る前に忘れ物がないか確認しましょう。
病院へ行ったら伝えたいこと
病院に着いたら、問診や診察のときにしゃべれない赤ちゃんの代わりにお母さんが赤ちゃんの症状をしっかりと伝えなければいけません。
しっかりとポイントを押さえて病院の先生や看護師さんに赤ちゃんの症状を伝えることができるように、具合が悪くなった時からの症状や体温の変化をメモしておくことをおすすめします。