記事の目次
- 1.当事者意識の意味は?欠如してるとどうなるの?
- 2.名言から知る!当事者意識があるとはどういうことか?
- 3.当事者意識が欠如している人の特徴1
- 4.当事者意識が欠如している人の特徴2
- 5.当事者意識が欠如している人の特徴3
- 6.当事者意識が欠如している人の特徴4
- 7.当事者意識が欠如している人の特徴5
- 8.当事者意識が欠如している人の特徴6
- 9.当事者意識が欠如している人の特徴7
- 10.欠如している人に当事者意識を持たせる方法1
- 11.欠如している人に当事者意識を持たせる方法2
- 12.欠如している人に当事者意識を持たせる方法3
- 13.欠如している人に当事者意識を持たせる方法4
- 14.欠如している人に当事者意識を持たせる方法5
- 15.欠如している人に当事者意識を持たせる方法6
- 16.欠如している人に当事者意識を持たせる方法7
- 17.仕事で当事者意識を持つと生まれるメリットや効果1
- 18.仕事で当事者意識を持つと生まれるメリットや効果2
- 19.仕事で当事者意識を持つと生まれるメリットや効果3
- 20.仕事で当事者意識を持つと生まれるメリットや効果4
- 21.当事者意識を高めると、人生への熱意も変わる!
誰かが何かをしてくれるという考え方は、危機感がないということにもつながります。切羽詰まった状況に陥らない限り、彼らがどれほど優れた能力を持っていたとしても、発揮することはありません。
このタイプは、物事を「自分には関係のないこと」と割り切っています。しかし、元々能力のあるタイプでもあるので、一度当事者意識を持つと、劇的に仕事の生産性を高める可能性を秘めています。
欠如している人に当事者意識を持たせる方法1
【自分で決めさせる】
当事者意識を高める方法1つ目は、自分で決めさせることです。
当事者意識が欠如している人は、自分が進んで物事をやるわけではない分、自分で決めることができません。決定事項なんて責任のあることは、他の人に任せればいいと考えています。
おそらく、それまでの人生で自分で何かを「選ぶ」ということがほとんどなかったのでしょう。その日着る服のチョイス、お店のメニュー選びを人任せにするのも典型例です。
改善方法としては、何事も選択肢を「どちらか」与え、慣れてくれば3つ、4つと選択肢を増やしていくようにします。いきなり多すぎる選択肢は、当事者意識がある人でも混乱してしまいます。
場合によっては、「どちらか」も選べないこともあるかもしれません。そんな時は、どちらを選んでも不正解ではないということ、自分が納得できればいいのだということを教えてあげましょう。
大切なのは、まず自分の意思で「選ぶ」ことです。選ぶことに意味を見出せるようにするのです。
欠如している人に当事者意識を持たせる方法2
【重要度の高い仕事だとわからせる】
当事者意識を高める方法2つ目は、重要度の高い仕事だとわからせることです。
新入社員ならともかく、何年経っても当事者意識を持つことができない人は、基本的に自分の仕事に重要性を見出していない可能性が高いです。
だから会社の決定事項に逆らわない代わりに、それほどモチベーションを上げて仕事に勤しむこともないのです。言われたことを黙々とこなすだけです。
彼らが仕事をする意味を見出すためにも、その仕事が重要度の高いものだとわからせることが必要です。決裁書にハンコを押させる権限を与えるわけではないですが、形だけでも「担当者」と認識させるのです。
いきなり重要なポストを与えて、恐怖心から逃げ出されても困りますからね。
担当者扱いされたからと言って、突然本人の意識が変わるわけではありません。指導者側には、時間をかけて少しずつステップアップさせていく根性が求められます。
欠如している人に当事者意識を持たせる方法3
【細かく指示する】
当事者意識を高める方法3つ目は、細かく指示することです。
それまで受け身の態勢で仕事をしてきた人に対して、突然「能動的に動け!」と言ったところで、動けるわけがないですよね。
なぜ受け身のままかと言うと、「失敗して何か言われるのがイヤだ」「トラブルに巻き込まれたくない」という意識があるからです。
そんな時は、責任を上司や別の人間が負うことにして、本人には細かに仕事内容を指示していきましょう。時間、目的、締め切り、求められる成果やその仕事を達成する意味など、誰が見てもわかるくらいの細かな指示です。
そのためには口頭で伝えるだけでなく、紙に指示内容をすべて書いて、目につくところに貼りつけておきましょう。後で「自分は知らなかった」なんて言い訳は一切できなくなりますよ。
欠如している人に当事者意識を持たせる方法4
【「どうすればよくなるか?」と考えてみる】
当事者意識を高める方法4つ目は、「どうすればよくなるか?」と考えてみることです。
仕事をしていると、どうしてもキレイ事で済まされないことが出てきます。不平不満が出てくるのは当然です。
ただ、不平不満を呟いているだけでは何も解決しないし、誰かに責任転嫁したり、自分を正当化したくなるだけです。
不平不満が避けて通れないものなら、いっそのこと「今の悪い状況をどうすればいい?」というところまで考えを巡らせてみましょう。
最初はただ考えるだけで、具体的に行動に移せなくても大丈夫です。改善策を打ち出して行けるようになることに意味があるのです。
これがクセづけば不平不満はなりを潜め、当事者意識を持って仕事に打ち込めるでしょう。