ところが、授乳というのは横になったままでもすることができます。
お母さんも赤ちゃんも寝た姿勢のままでおっぱいを吸わせると、赤ちゃんは飲んでくれるものです。
だっこしなければ飲ませられない赤ちゃんでも、その場で起き上がって座ればすぐに授乳を始めることができるので、ベビーベッドまで歩いていくよりもずっと楽に夜の授乳ができるのです。
■参考記事:新生児の授乳についてはコチラも参照!
【新生児の赤ちゃんとの添い寝のメリット⑤】ママもスヤスヤ!
ここ最近になって、妊産婦の鬱病がクローズアップされるようになってきました。
妊娠から出産にかけて、お母さんの体の中ではホルモンのバランスが大きく変化するので、自律神経が大きく揺さぶられ、感情の波が激しくなってしまうものです。
そのために鬱病や鬱状態になってしまう子育て中のお母さんも多いものです。
しかし、赤ちゃんと触れ合っていると、お母さんの体の中には幸福ホルモンという言われるオキシトシンが分泌されるようなります。
オキシトシンが分泌されるとお母さんの精神が安定して、幸福感を感じられるようになると言われています。
添い寝をしていると、いつもお母さんは赤ちゃんと触れ合っていることができるので、子育て中のお母さんの精神安定にもとても役立つのです。
■参考記事:オキシトシンとは?コチラも参照!
新生児の赤ちゃんとの添い寝には危険性も!
ここまで、お母さんが赤ちゃんと添い寝をするメリットについて見てきましたが、お母さんと赤ちゃんが添い寝をすることにはメリットだけではなく、危険性もあります。
時には、添い寝をしていたことが原因で赤ちゃんが死亡する事故になってしまうこともあるほど、実は添い寝というのは赤ちゃんにとって危険性が高いものなのです。
一体添い寝にはどのような危険性があるのかをここからみていきましょう。
【新生児の赤ちゃんとの添い寝の危険性①】窒息の危険性が!
赤ちゃんと添い寝をするときには、窒息の危険性があります。
新生児の赤ちゃんというのは、顔にタオルがかぶさっただけで窒息してしまうこともあるほどデリケートです。
タオルでも、ガーゼのハンカチでさえも顔にかけられてしまったら、自分の力では取り除くことができないのが新生児の赤ちゃんです。
そんな赤ちゃんと一緒に寝ているときに、お母さんが寝返りを打った時に赤ちゃんに覆いかぶさってしまったり、布団が赤ちゃんの顔にかかってしまい、窒息してしまうという事故が実際に起きています。
【新生児の赤ちゃんとの添い寝の危険性②】転落事故も!
赤ちゃんと添い寝をする時に起こる危険な事故には、ベッドからの転落事故もあります。
ベッドで添い寝をしているときに、赤ちゃんがベッドから落ちてしまい、打ち所が悪くて死亡事故になってしまうこともあります。
新生児の赤ちゃんとSIDSとの関係とは?
新生児の赤ちゃんと添い寝をする時の危険性として、添い寝をしていると乳幼児突然死症候群(SIDS)の割合が高まると言われています。
以前は、赤ちゃんとの添い寝は SIDS の原因とされていましたが、最近では赤ちゃんと添い寝をすることが、必ずしも赤ちゃんの突然死や死亡事故に繋がるとは言い切れないという研究者もいます。
確かに、ソファーや肘掛け椅子で赤ちゃんと添い寝をしている時の赤ちゃんの死亡事故や原因不明の突然死が多いのは確かです。