新生児の母乳量や回数の目安は?飲み過ぎは良くない?

目次

生後7ヶ月から9ヶ月の赤ちゃんの母乳の量と回数についてみていきましょう。

生後7ヶ月から9ヶ月になると、離乳食の中期から後期に入ってきます。それでもまだ母乳から必要な栄養の6割から7割を摂取しているので、母乳も大切な時期ですが、母乳は離乳食を食べた後に、補完的に飲ませるような時期に入ってきます。

1回あたりの母乳の量は200mlから220mlで、授乳の間隔は4時間ごとに1日4回から5回程度となってきます。

生後10ヶ月から12ヶ月までの赤ちゃへの母乳の量と回数

生後10ヶ月から12ヶ月の赤ちゃんの母乳の量と回数についてみていきましょう。

生後10ヶ月から12ヶ月になると、離乳食の後期から完成期に入ってきますが、赤ちゃんの食の好みが出始める頃なので、あまり食が進まなくなる子もいます。

食のメインは徐々に母乳から離乳食へと移ってきますが、まだまだ授乳は必要な時期です。

1回あたりの母乳の量の目安は200mlから220mlと増えませんが、授乳の回数はぐっと減ってきて、少ない子だと母乳でも1日に2回から3回程度になる子もいます。

新生児の母乳にかかる時間は?

新生児の赤ちゃんに母乳を上げる時には、1回あたりどのくらいの時間で上げるのがいいのでしょうか?!

新生児の赤ちゃんの授乳時間は、1回あたりの授乳時間は片方のおっぱい10分ずつ吸わせるようにします。

右と左のおっぱいそれぞれ10分ずつで、合計で長くても20分で切り上げた方がいいでしょう。

新生児の赤ちゃんにとって、おっぱいを吸う行動というのは、大人が全力疾走で走り続けるのと同じぐらいの体力を必要とするので、20分以上の授乳は赤ちゃんが疲れきってしまいます。

20分経っても飲み足りていなそうな時でも、お腹が空いたら、またすぐに泣くので、その時にあげれば大丈夫です。

1回あたり、20分を超える授乳はお母さんの体力にも負担を掛けるので、20分を超えたら乳首から赤ちゃんの口を離すようにしましょう。

新生児から月齢ごとの授乳時間や間隔の変化は?

生まれたばかりの時にはなかなか安定しません。

飲むのも下手なので、1回あたりの授乳で飲める量が少ないためか、1時間おきにおっぱいを求めて泣くことも珍しくありません。

しかし、だんだんとおっぱいを飲む量も増えてきて、赤ちゃんもお母さんも授乳に慣れてくると、リズムも安定してきて、間隔も広がってきます。

最初の1ヶ月から2ヶ月までがなかなか時間が安定しなくて、間隔も頻繁で大変ですが、リズムができてくるとぐっと楽になってくるので、頑張って母乳を続けていきましょう。

新生児の母乳 飲み過ぎることはあるの?

新生児の赤ちゃんに母乳をあげるときには、飲み過ぎることを心配するお母さんも多いものですが、新生児の赤ちゃんが母乳を飲み過ぎることはあるのでしょうか?!

また母乳を飲みながらむせる時や吐くときはどうしたらいいのでしょうか?!

新生児の赤ちゃんは、まだまだ胃腸の機能が発達しておらず、胃腸と脳の満腹中枢がうまく繋がっていません。

その上、おっぱいを吸うのはお腹がすいたからではなくて、口の反射運動で吸っています。

そのために、乳首を含ませておくと、お腹がいっぱいになってもくちゅくちゅと口を動かして、いつまでも母乳を吸い続けてしまいます。

あまり長い時間おっぱいを吸い続け過ぎると、飲み過ぎることもあるので、20分を過ぎたら、赤ちゃんの口をおっぱいから離すことも大切です。

また、赤ちゃんがむせるときや吐くときの対処法についてちょっと見てみましょう。

新生児の母乳 むせる時は飲み過ぎ?

母乳を飲んでいる赤ちゃんが、母乳を飲みながらむせることがよくありますが、むせる時はどのような時でしょうか。

母乳を飲みながら赤ちゃんがむせる時には、いくつかの原因が考えられます。

母乳を飲みながら赤ちゃんがむせる時はどんな時かというと、お母さんの母乳の出る勢いが強すぎる時や、一度に勢いよく母乳を吸い込みすぎて飲み過ぎてしまうとむせることが多いようです。

また鼻が詰まっていたり、まだ母乳の飲み方が下手な時もむせることがあります。

母乳を飲みながら赤ちゃんがむせると、むせる姿が苦しそうに見えるので新米のお母さんの中にはパニクってしまう人もいます。

しかし、赤ちゃんにはむせることはよくあることなので冷静に対処しましょう。

授乳中に赤ちゃんがむせる時には、一旦授乳を中断して、赤ちゃんがむせるのが落ち着くのを待ってから再開させれば大丈夫です。

毎回赤ちゃんが勢いよく飲み過ぎてむせる時や、母乳が出る勢いが強すぎてむせる時には、授乳する前に少し搾乳して、おっぱいが出る量を調整すると、おっぱいの勢いが少し弱まって、むせるのを予防することができるかもしれません。

新生児の母乳 吐くときは飲み過ぎ?

次に新生児の赤ちゃんが飲んだおっぱいを吐くときについてみてみましょう。

新生児の赤ちゃんは、よく飲んだおっぱいを吐くことがあります。

吐くのは何らかの病気の場合もごくまれにありますが、ほとんどの赤ちゃんは何の問題がなくても母乳やミルクを吐くことがあるので、飲んだ母乳を吐くことがあっても心配しないで大丈夫です。

赤ちゃんが飲んだ母乳を吐くのは、母乳の飲み過ぎが一番大きな原因となります。

母乳を吐くのは、胃腸の機能が十分でないところに、胃腸と満腹中枢が繋がっていないために、胃の容量をオーバーする量の母乳を飲み過ぎることが、吐く原因となります。

母乳を飲み終わった後に、乳白色の母乳を口からタラリと吐くことや、げっぷと一緒に飲んだばかりの母乳を吐くのは心配がありません。

徐々に吐くのは治まってくるので安心してください。

吐くものに色がついていたり、便が血便の場合には、病気の可能性が高くなります。吐く様子に異常がある時にはすぐに病院を受診しましょう。

新生児の母乳 飲まない時はどうしたらいい?

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