新生児の母乳の量や回数、大丈夫なのか不安ではありませんか?
赤ちゃんが生まれて、本格的な子育てが始まると、多くのお母さんが悩むのが、授乳のことです。新生児の赤ちゃんには母乳を飲ませるのが良いとはわかっていても、最初の頃は赤ちゃんの方もお母さんの方も、上手におっぱいを飲むことができないこともあります。
また、母乳の量や回数、母乳をあげる時間の間隔が適切なのかどうかというのも、何かと心配になるところですよね。
母乳の量を飲み過ぎてしまったら、胃腸への負担や肥満が心配になります。
母乳を飲まないで量が少なすぎると、栄養不足が心配になってきます。
新生児の赤ちゃんへの母乳の量や回数、時間間隔の目安というのはどのくらいなのでしょうか?!
母乳を飲み過ぎることや、飲まないで量が足りなくなってしまうことというのはあるのでしょうか。
この記事では、新生児の母乳の量や回数、時間の間隔の目安や、飲み過ぎが心配される時の状況などについてお伝えします。
■参考記事:母乳はいつからいつまで出るの?コチラも参照!
新生児の母乳の量や回数、推奨されているのは?
まず、子育てを始めたばかりのお母さんたちにとって、母乳をあげる回数や時間の間隔は、どのくらいが適切なのか、その目安を知りたいですよね。
一体、新生児の赤ちゃんへ母乳をあげる回数や時間の間隔というのは、どのくらいが推奨されているものなのでしょうか。
母子手帳には、厚生労働省が推奨している、赤ちゃんに母乳をあげる回数や時間の間隔が記されています。
それによると、新生児には一日に母乳をあげる回数や頻度を特に決めることはなく、赤ちゃんが泣いて欲しがれば泣いて欲しがるだけあげて良いとされています。
徐々に赤ちゃんが母乳を飲む量も増えてくると、時間の間隔も自然と開くようになってくるので、新生児のうちはおっぱいを求めて泣いたら、その都度あげるようにしましょう。
回数をあげることで飲み過ぎを心配する人もいるかもしれませんが、飲み過ぎた時にはその時に対処をすればいいので、まずは赤ちゃんが欲しがるだけあげるようにしましょう!
新生児には母乳が最高の栄養!
子育てをしているお母さんの中には、何らかの理由で早いうちから母乳ではなくて、ミルクで子育てをしているお母さんもいることでしょう。
しかし、やはり母乳というのは新生児の赤ちゃんにとって必要な栄養がすべて含まれている完全な栄養食です。
母乳で育った赤ちゃんは、ミルクで育った赤ちゃんよりも免疫力が強くて、耳やお腹、呼吸器官の感染症や膀胱炎などに苦しむ確率が減ると言われています。
また、大人になってからも腸の病気や2型糖尿病になりにくいともいわれています。
その上、母乳を吸うことは、哺乳瓶の乳首を吸うよりも赤ちゃんにとっては重労働な作業になります。頑張って母乳を吸うことで、あごの筋肉の発達も促すことができます。
赤ちゃんにとっては母乳を飲むということは、健康的な体を手に入れるための第一歩といえるでしょう。
新生児への母乳はお母さんの精神安定にも!
母乳をあげるという行為は、お母さんにとってもとても大切なものになります。
子育てをしているお母さんというのは、精神的に不安定になりやすいものです。子育てを始めたお母さんの産後うつというのも最近ではクローズアップされてきました。
しかしそんなお母さんにとっては、赤ちゃんと密着をすることで、幸福ホルモンと呼ばれるオキシトシンがたくさん分泌されて、精神的に安定を得られると言われています。
子育ての中で母乳をあげることは赤ちゃんとの密着度を高めることになるので、お母さんは気持ちがリラックスして大変な子育ての毎日の中で、新しい活力をもらうこともできます。
赤ちゃんにとってもお母さんにとっても大切なものが母乳なのです。
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