【産後の整体の種類③】カイロプラクティック
カイロプラクティックは、アメリカで開発された、その人が本来持っている自然治癒力を引き出すことで、治療を行うものです。
出産後数ヶ月というのは、体力や子宮のダメージからの回復にエネルギーを沢山使っている時期なので、この時期にカイロプラクティックを受けてしまうと、体の回復に必要なエネルギーが分散してしまい、思うような効果を上げられないこともあります。
カイロプラクティックに行きたい場合には、体調が戻ってからにしましょう。
カイロプラクティックを探すときに注意しなければならないのは、現在、カイロプラクティックは日本では民間資格になっている点です。
資格がなくても、カイロプラクティックの看板を出すことができてしまうので、必ず日本カイロプラクティック登録機構(JCR)に登録された施術師がいるのかどうかを確認してから行くようにしましょう。
また、産後のケアの実績がどのくらいあるのかも下調べしてから選ぶようにしましょう。
【産後の整体の種類④】整形外科
整体とはちょっと違うかもしれませんが、肩こりや腰痛が余りにもひどくて、保険適用の治療を受けたいのであれば、整形外科に通うというのも一つの手ですね。
整形外科であれば、レントゲンを撮ってくれるので、骨盤の歪み具合を目でしっかりと確認することもできます。
必要があれば、痛みどめの飲み薬やシップを処方してくれたり、保険の適用内で治療してもらえる機械による治療や、理学療法士による治療を受けることもできます。
産後の整体 費用はどのくらいかかる?
出産後に骨盤矯正のために整体に通う場合に、費用がどのくらいかかるのか気になるところですね。
特に、産前産後というのは、無茶苦茶お金がかかる時期です。
そのお金があるのなら、自分の体のためではなく、赤ちゃんのために使いたいと思ってしまうお母さんもいますよね。
しかも、産後の整体には保険が適用されないことがほとんどなので、家計へのダメージも大きいものです。
産後の整体にかかる費用というのは、整体院によって大きく変わってきます。
安いところでも回数1回で5千円から、高いところだと回数1回で1万5千円くらいが相場です。
1回の施術で治ってしまうということはまずないので、最低でも回数は5回、多い人だと回数は10回以上の回数を通うことになります。
完全に体調が戻るまでには、最低でも3万円程度から、多い時には20万円近くかかることもあるでしょう。
ただし、出産後から半年という時期に、この整体をお金をかけて受けておいたことで、のちのち年齢を重ねた時に出てくるん肩こりや腰痛、婦人科系の不調といった体調不良を回避することができて、生涯にわたる医療費が削減できる可能性が高くなると考えれば、回数を通ったとしても、決して高い買い物にはならないと思います。
産後の骨盤矯正 整体以外にも方法がある!
産後の骨盤矯正には、整体に回数をかけて通うことが効果的だということはわかっていただけたかと思います。
しかし、整体の効果というのは、実際に通ってみなければわからないところもあり、回数を通わなければならなかったり、経済的な理由で、やはり躊躇してしまうという人もいるでしょう。
そんな人でも、やはり出産後には骨盤矯正をするべきなのですが、自分でできる効果的な骨盤矯正には一体どのようなものがあるのかここからみていきましょう。
【産後の骨盤矯正の方法①】骨盤体操
出産後に自分でできる効果的な骨盤矯正には、骨盤体操があります。
整体やカイロプラクティックに行っても、ただマッサージをしてもらうだけではなく、自分で骨盤体操を行うことを指導されることもよくあります。
というのは、内側から自分の力で治すことが、最も効果的な治療になるからです。
整体を使わずに、骨盤体操だけで治すのは、時間もかかりますが、決してできない事ではありません。
骨盤体操にはいろいろな種類がありますが、簡単にできるものには、足を肩幅より少し広く開いてから少し腰を落とし、背筋を伸ばして腰をグルグルとゆっくり回す運動です。
回数は時計回りに10回、反時計回りに10回程度、一日に数回行います。
このほかにも、 YouTubeなどに骨盤体操のやり方を解説した動画なども沢山上がっているので、そういったものを参考にしてみるのもいいでしょう。
【産後の骨盤矯正の方法②】骨盤ベルト・ガードル
産後に自分の力でできる骨盤矯正には、骨盤ベルトやガードルを使うというものもあります。
外側からベルトやガードルでしっかりと締めことで、関節が緩んでいる骨盤の位置を正しい位置に固定して、元に戻るのをサポートします。
骨盤体操と合わせて行うととても効果的です。
骨盤ベルトは正しく締めないと効果がありません。
骨盤ガードルは正しいサイズのものを使わないと効果がありません。
それぞれ注意しましょう。