【おりものがピンク!④】妊娠中期
妊娠中期に出血が見られて、おりものがピンクになる原因には、心配がいらない原因もあります。しかし、妊娠中期に出血がある場合には、胎児が危険な状態になることも多いので、妊娠中期の出血には注意が必要です。
妊娠中期でも心配がいらない出血には、子宮頸管ポリープや子宮頚部びらんがあります。こちらは妊娠中期でも、すぐに切除しなくてはならないものではないので、経過観察でOKです。
妊娠中期に胎児に危険が及ぶ出血には、切迫流産や切迫早産、前置胎盤、常位胎盤早期剥離、子宮頸管無力症があります。
妊娠中期に、これらの原因で出血が起きてしまったら、絶対安静や早急な処置が必要になります。
妊娠中期にピンクのおりものが出たからと言って、パニックになってはいけませんが、状況をしっかりとメモしたら、早急にかかりつけの産婦人科を受診しましょう。
【おりものがピンク!⑤】妊娠後期
妊娠8ヵ月以降の、妊娠後期にも出血によっておりものがピンクになることがあります。妊娠後期の出血にも、心配する必要がないものと、妊娠後期の出血で早急な治療が必要なもの、場合によっては、妊娠後期なので帝王切開によって早期に出産させることが必要な場合もあります。
妊娠後期の心配の要らない出血には、出産の兆候として見られる「おしるし」と内診による出血があります。これらは妊娠後期の妊婦さんの多くが経験するものなので、妊娠後期の出血の中でも心配する必要はありません。
妊娠後期に心配する必要がある出血は、感染症や切迫早産、前置胎盤などです。
場合によっては、陣痛を誘発して出産を早めたり、帝王切開をする必要があります。
おりものがピンクになるのは不正出血のことも!
生理予定日以外や、ここまでお伝えしてきた心配の要らない出血以外に、出血が見られる場合には、不正出血の可能性もあります。
生理予定日以外に病気などが原因で起こる不正出血であれば、早急に治療を開始する必要があります。
生理予定日以外なので病気などが原因で起こる不正出血にはどのようなものがあるのか、ここからみていきましょう。
【おりものがピンク!⑤】萎縮性膣炎
生理予定日以外に出血がみられる不正出血には、萎縮性膣炎があります。更年期の女性によくみられる症状で、女性ホルモンの分泌量が低下して、膣壁が萎縮することで膣内が乾燥することが原因でおこります。
【おりものがピンク!⑥】細菌性膣炎
生理予定日以外に出血がみられる不正出血には、細菌性膣炎があります。膣内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れることで、炎症が起こる病気です。原因となる悪玉菌が特定されたいことも多く、再発しやすいちょっと厄介な病気です。
【おりものがピンク!⑦】子宮頸管炎
生理予定日以外に出血がみられる不正出血には、子宮頸管炎があります。子宮と膣を結んでいる子宮頚管に細菌が感染することで炎症が起こります。不正出血以外にも、膿状のおりものが出たり、局部にかゆみが出たりするのが特徴です。
【おりものがピンク!⑧】子宮頸管ポリープ
生理予定日以外に出血がみられる不正出血には、子宮頸管ポリープがあります。子宮頚管にイボ状にできるポリープは、性交や排便といったちょっとした刺激で出血しやすいのですが、ほとんどが良性の腫瘍なので、経過観察することがほとんどです。