記事の目次
- 1.【はじめに】安定期が終わる妊娠7ヶ月
- 2.妊娠7ヶ月の変化を知ろう
- 3.【妊娠7ヶ月の変化①】ママさんの体重
- 4.【妊娠7ヶ月の変化②】お腹の張り
- 5.【妊娠7ヶ月の変化③】胎動が激しくなる時期
- 6.【妊娠7ヶ月の変化④】胎児の変化
- 7.【妊娠7ヶ月の変化⑤】検診が増える
- 8.【妊娠7ヶ月の変化⑥】エコーで指摘されることも
- 9.【妊娠7ヶ月の変化⑦】性別の判断
- 10.【妊娠7ヶ月の変化⑧】便秘になる
- 11.妊娠7ヶ月の注意点を知ろう
- 12.【妊娠7ヶ月の注意点①】前駆陣痛
- 13.【妊娠7ヶ月の注意点②】子宮収縮
- 14.【妊娠7ヶ月の注意点③】子宮頚管無力症
- 15.【妊娠7ヶ月の注意点④】感染症
- 16.【妊娠7ヶ月の注意点⑤】妊娠糖尿病
- 17.【妊娠7ヶ月の注意点⑥】前置胎盤
- 18.【妊娠7ヶ月の注意点⑦】出血や破水
- 19.【妊娠7ヶ月の注意点⑧】逆子
- 20.【まとめ】妊娠7ヶ月は忙しい時期
【妊娠7ヶ月の注意点⑤】妊娠糖尿病
妊娠7ヶ月で注意しておくべきこととしては、妊娠糖尿病という注意点もあります。妊娠糖尿病は様々な合併症を引き起こしますし、流産や死産の原因になってしまうこともある病気です。注意しておきましょう。
妊娠糖尿病は基本的に妊娠している間に、糖尿病のような症状が出てしまう病気です。症状といっても、自覚症状はそれほどなく、データ上、糖尿病に似たデータ内容になっているというような病気です。基本的に妊娠している間の病気ですので、出産すると治ります。
ただし、絶対に出産をすれば治るというわけでもありません、人によっては、出産後、そのままデータが戻らず、糖尿病になってしまったというような人もいます。そして、糖尿病から発生する合併症により亡くなってしまったという人もいるのです。
妊娠中に妊娠糖尿病になったら、入院して治療することになるのですが、それを行うことで、出産後元気に退院できるようになります。命にも関わる病気ですので、あまり甘く見ないようにしましょう。
【妊娠7ヶ月の注意点⑥】前置胎盤
妊娠7ヶ月の注意点としては、前置胎盤に注意しておくということも大切です。
前置胎盤は胎盤が子宮口を全て、もしくは一部塞いでいる状態のことを言います。一部であればそれほど重い状態ではありませんが、全て塞がれているということであれば、症状としては重い症状ということになります。様々な種類があるのですが、全て胎盤で塞がれている状態を、全前置胎盤と言います。
前置胎盤になると、前駆陣痛などによって胎盤がはがれてしまうことがあります。それにより、大出血を起こしてしまうことがあるのです。こうなると、母子ともに危険な状態ですので、前置胎盤には注意しておく必要があります。
前置胎盤は妊娠初期で発覚するものですが、初期から中期になると、自然に治っていることもあります。しかし、中期になっても前置胎盤の場合、そのままの状態で後期に進むことが多いため、注意しておきましょう。
【妊娠7ヶ月の注意点⑦】出血や破水
妊娠7ヶ月の注意点としては、出血や破水に注意するということも覚えておく必要があります。
妊娠7ヶ月は、妊娠中期の終わりです。そのため、基本的に赤ちゃんが生まれる時期ではありません。しかし、様々な事情により、腹痛がしたかと思うと、出血や破水をしてしまい、早産として生まれてしまう赤ちゃんもいます。なかには死産してしまうこともあるものです。
とはいえ、早産したからといって、全ての赤ちゃんが死ぬわけでもありませんし、障害を抱えるわけでもありません。早産しても、今は元気に過ごしている子供たちはたくさんいます。
そのため大切なことは、腹痛や出血、破水があった時に、迅速に対応をするということです。腹痛などがあった時、どれだけ早く医師に処置をしてもらうかによって、赤ちゃんが助かる確率は変わってきます。よく覚えておきましょう。
【妊娠7ヶ月の注意点⑧】逆子
妊娠7ヶ月は逆子にも注意しておかなければなりません。
妊娠7ヶ月は胎動が激しい時期です。それにより腹痛を感じてしまうママさんも多いですが、あまりにも激しく動いてしまうことにより、赤ちゃんが逆さまになってしまうこともあります。つまりは、逆子です。
逆子になると、そのまま出産することもできなくないのですが、リスクもあるため、多くの場合、帝王切開が行われます。そのため、できるだけ逆子にしないようにしたいものです。
ただし、逆子になってしまうのは、どうしようもないことです。胎動による腹痛がしたら逆子になった、という見分け方があるわけでもないため、これは祈るしかないのです。逆子になっても生育上は問題がないため、そこは安心しましょう。