こだわりが強いのも問題?実は病気の可能性も
こだわりが強いという一見してその人の何気ない性格だけのように感じることですが、こだわりの強さは大人も子供も共通して心にあるものです。そのため、こだわりが強いのもただの性格からくるものだと認識している人も多いですが、実は病気の可能性も少なからず潜んでいます。
しかし、病気と言っても疾患のような身体に影響を与えるものではありません。病気は病気でも、生まれながらに脳が抱えている発達障害という病気です。近年、発達障害と診断された人も多く、テレビなどでも取り上げられていることからご存じの人も多いのではないでしょうか。
そんな発達障害は分類するといくつかの種類に分けられますが、健常者となんら変わりはなく、発達障害だからと言っても周囲に害を与える存在ではありません。
子供に良く聞く発達障害という病気ですが、実は大人になってから初めて診断された、という状況になった人もいます。診断を下すには中々判断が難しい病気でもあるため、大人になって診断されても何もおかしいことではありません。そんな発達障害の症状の中にはこだわりが強いという項目があり、不安要素を抱えやすい発達障害の人は固定された生活環境でなければ安心できない、またはどういった順路で進めていけば良いのか分からないという気持ちが出てきます。
大人も子供も共通してあるのが、この「こだわり」で、発達障害の人たちは自分が計画していたことが崩されるとストレスに感じたり、どう行動して良いのかが分からなくなってしまいます。そのため、発達障害の人たちが抱えるこだわりは、自身たちが安心して生活できるようにするための重要な道筋なのです。
大人も子供も関係ないこだわりが強い人たち
こだわりが強いと見聞きすると「ただの性格でしょ?」と感じたり、特に害はなさそうに感じる人が大半でしょう。ただそのこだわりを押し付けられることに関しては避けたいと思う人もいるようですが、こだわりが強い当事者の人たちからするとこだわっているものは生活の一部と化している心理状態です。
大人はもちろん、子供の年齢でも自我などが出てくればそれぞれに合った生活の計画を立てます。しかし、その計画が何らかの事情で遂行できないことが発覚すると途端に不安な気持ちに駆られてしまうのです。大人であれば「しっかり完璧に行わなければ」という責任感や、子供であれば「自分の力だけではどうすることもできない」などの恐怖感からこだわりを強く持ち、自分自身に悪影響が及ばないようにしているのです。
こだわりが強い人は付き合い方で味方となる
こだわりが強い人の性格や心理をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。社会と共存できる性格であるため、あまり重要視されない存在でもありますが、こだわりの強い人たちは自身が安定した生活を営めるように日々計画して過ごしています。こだわりが強い人は本当に心から好きで知識などを深めている人もいますから、上手に付き合っていくことで新たな人間社会を築いていくことができるでしょう。
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ももこ◯
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