記事の目次
- 1.妊娠36週目!正産期直前の赤ちゃんとママの様子は?!
- 2.妊娠36週目の赤ちゃんの様子は?!
- 3.【妊娠36週目の赤ちゃん①】身長と体重は?
- 4.【妊娠36週目の赤ちゃん②】骨盤の下の方に降りてくる
- 5.【妊娠36週目の赤ちゃん③】胎毛が抜けて胎脂も取れる
- 6.【妊娠36週目の赤ちゃん④】赤ちゃんらしい見た目に!
- 7.【妊娠36週目の赤ちゃん⑤】子宮の中で動けなくなる!
- 8.【妊娠36週目の赤ちゃん⑥】胎動には個人差が!
- 9.【妊娠36週目の赤ちゃん⑦】歩くようなしぐさは原始反射!
- 10.【妊娠36週目の赤ちゃん⑧】しわしわが取れて肌にハリが!
- 11.【妊娠36週目の赤ちゃん⑨】内臓機能が全て整う!
- 12.【妊娠36週目の赤ちゃん⑩】むくみが取れる
- 13.妊娠36週目のママの体調や様子は?
- 14.【妊娠36週目のママの様子①】動悸息切れが楽に!
- 15.【妊娠36週目のママの様子②】胃のムカつきも楽に!
- 16.【妊娠36週目のママの様子③】さらにむくみやすくなる!
- 17.【妊娠36週目のママの様子④】体重が増えやすくなる!
- 18.【妊娠36週目のママの様子⑤】尿トラブルがますます!
- 19.【妊娠36週目のママの様子⑥】足の付け根や恥骨の痛み
- 20.【妊娠36週目のママの様子⑦】おしるしがある人も!
- 21.【妊娠36週目のママの様子⑧】お腹の張りは前駆陣痛!
- 22.【妊娠36週目のママの様子⑨】子宮口が開き始める人も!
- 23.妊娠36週目の過ごし方とは?この時期だからこそやるべきこと
- 24.【妊娠36週目の過ごし方①】出産準備の確認
- 25.【妊娠36週目の過ごし方②】退院後の育児用品の用意
- 26.【妊娠36週目の過ごし方③】無理しない程度の運動
- 27.【妊娠36週目の過ごし方④】栄養バランスのとれた食事を!
- 28.【妊娠36週目の過ごし方⑤】体重管理
- 29.【妊娠36週目の過ごし方⑥】水分補給
- 30.【妊娠36週目の過ごし方⑦】1人での外出は控える
- 31.【妊娠36週目の過ごし方⑧】性交渉は控える
- 32.【妊娠36週目の過ごし方⑨】心穏やかに!
- 33.妊娠高血圧症候群に要注意!
- 34.妊娠36週目に逆子!逆子と診断されたら?!
- 35.本陣痛が来たら早産?!妊娠36週目も早産なの?!
- 36.妊娠36週目は出産準備を万端に!
妊娠36週目になると、おしるしが来る人もいます。おしるしというのは、出産予定日が近くなると、起こる出血です。
子宮口や子宮壁の一部が剥がれ落ちることで起きる軽い出血のことをおしるしと言います。おしるしが来たということは、陣痛がもうすぐやってくるということを意味しています。
出産の進み方には次の4つのパターンがあり、おしるしがなくて出産に至る人も沢山います。
おしるし⇒破水⇒陣痛⇒出産
おしるし⇒陣痛⇒破水⇒出産
破水⇒陣痛⇒出産
陣痛⇒破水⇒出産
妊娠36週目におしるしが来た人というのは、破水や陣痛の前におしるしが来るパターンになります。
正産期は妊娠37週目に入ってからなので、妊娠36週目での出産は早産になってしまいます。
だからおしるしが来てももうあと数日は出産は待ってほしいところですが、おしるしが来てもすぐに陣痛や破水が起こるわけではありません。
ほとんどの場合は、おしるしが来てから数日経ってから出産が始まることが多いので、おしるしが来たからといってすぐに病院へ行く必要はありません。
妊娠36週目におしるしがやってきた時には、出産まではあと数日と考えていいでしょう。正産期に入るまでは陣痛が起こらないことを祈りましょう。
【妊娠36週目のママの様子⑧】お腹の張りは前駆陣痛!
妊娠9ヵ月に入ったくらいからお腹の張りが強くなってきて腹痛を感じて、前駆陣痛が起き始めている人も少なくないことでしょう。
この前駆陣痛のお腹の張りや腹痛は、出産が近づいてきたこの妊娠36週目でも続くものです。
今までも、前駆陣痛のお腹の張りが強い腹痛になることもあり、前駆陣痛のお腹の張りで、辛い思いをしてきた人も少なくないことでしょう。
しかし、出産が近づくにつれて、前駆陣痛のお腹の張りや腹痛はますます強くなっていく一方です。
前駆陣痛の強い腹痛を感じるほどのお腹の張りは、出産のための準備運動なので、対策は正直なところありません。
前駆陣痛は、24時間ずっと強いお腹の張りや腹痛が来る訳ではありません。しばらく安静にしていると治まることがほとんどなので、前駆陣痛のお腹の張りや腹痛がやってきた時には、体を休めてやり過ごしましょう。
前駆陣痛で頻繁にお腹の張りや腹痛を感じることは、本陣痛の前に、子宮をやわらかくして、安産にする効果もあると言われています。
強い腹痛と感じるほどお腹の張りが強い前駆陣痛が毎日のようにやってくると、体も大変ですが、前駆陣痛のお腹の張りや腹痛は元気な赤ちゃんを生むために大切な準備なので頑張って乗り切りましょう。
前駆陣痛のお腹の張りだと思っていたら、お腹の張りがやってくるタイミングが一定間隔でリズムが出て来たら、それは前駆陣痛のお腹の張りではなくて本陣痛が始まったことを意味しています。
まだ妊娠36週目では早産になってしまうので、前駆陣痛ではなくて本陣痛のお腹の張りや腹痛がきたら、すぐに病院に連絡を入れましょう。
【妊娠36週目のママの様子⑨】子宮口が開き始める人も!
妊娠36週目の頃というのは子宮口はまだ開いていないママが多いものですが、中には子宮口が開き始める人もいます。
子宮口は、妊娠中はお腹の赤ちゃんを守るために、ぴたりと閉じられています。しかし、出産が近くになるにつれて子宮口は徐々に開き始めるものなので、この時期に子宮口が開き始めていると言われても、安心してください。
臨月に入ったころから徐々に子宮口は開き始めて、子宮口が4cm位になると陣痛が始まります。
そして赤ちゃんが産まれる時には、子宮口は10cmまで開きます。
まだ、妊娠36週目の頃では、子宮口がほとんど開いていないママも多いのですが、1cm程度子宮口が開き始めているママもいます。
まだ子宮口が1cm程度なら陣痛は起きないので、安心して大丈夫です。
妊娠36週目になると、妊婦健診で毎回子宮口の大きさを確認しますが、子宮口が2cmから3cmまで開いてきたら、出産が近づいていることを意味しています。
子宮口が開いて来たら心構えをしっかりとしておきましょう。
妊娠36週目の過ごし方とは?この時期だからこそやるべきこと
妊娠36週目の、赤ちゃんとママの様子や体調の変化について見てきたところで、ここからは妊娠36週目のママにぜひ行って欲しいことや、過ごし方についてみていきたいと思います。妊娠36週目にはどんな過ごし方を心がけたらいいのでしょうか。
【妊娠36週目の過ごし方①】出産準備の確認
妊娠36週目になったら、次の週はも正産期です。正産期には、いつ陣痛の腹痛が起きてもおかしくはない時期になります。
もうすでに入院の準備などは万全に整えていると思いますが、今一度、必要なものが全てそろっているか確認をしましょう。
【妊娠36週目の過ごし方②】退院後の育児用品の用意
もうこちらもほとんどそろっていると思いますが、出産後に退院した後の生地に必要になるものも今週のうちにそろえておきましょう。
出産後はママは1ヵ月は外出禁止になるので、赤ちゃんが生まれてからでは、そろえるのは難しくなります。紙おむつや粉ミルクは生まれてからでも大丈夫ですが、その他のものは今のうちにそろえてしまいましょう。