中出しと危険日と妊娠
カップルや夫婦など、セックスを楽しむ人は多いです。しかし、セックスをするということは妊娠する可能性があるということです。妊娠を望むカップルや夫婦もありますが、そうでなければ避妊は必要です。
避妊にはコンドームの着用や、ピルの服用など、いろいろな方法がありますが、絶対妊娠しないとは言い切れません。望まないタイミングで妊娠をしてしまうと、その両親となる人たちは大変な思いをしてしまうことがあります。また、生まれてくる子供にも大変な思いをさせてしまうかもしれません。
なので、セックスをするのであれば中出しや危険日、妊娠についての正しい知識を持っておかないといけません。
危険日とは?
女性の体には妊娠しやすい期間と、妊娠しにくい期間があります。妊娠しやすい期間のことを危険日と言います。妊娠するためには、女性の卵子と精子が結びついて、受精卵になる必要があります。その受精卵が子宮内膜に着床することで妊娠に至ります。
卵子と精子が結びつくためには、卵子が排卵されているときでないといけません。なので、排卵の時期にセックスを行うと、卵子と精子が結びつきやすいので、妊娠しやすくなります。この妊娠しやすい期間を危険日と言います。
危険日に中出し
セックスで中出しをすると、当然ながら膣内に精子が入ります。危険日は排卵の時期です。なので、排卵された卵子と、中出しされた精子が膣内で出会って、受精卵になりやすいです。この排卵のタイミングは生理周期によってある程度は予測できますが、個人差があったり、生活環境などによって変化することもあります。
なので、まだ危険日ではないと思って中出しをすると妊娠してしまう可能性があります。また、危険日を避けて中出ししたとしても、妊娠しないというわけではありません。逆に、危険日に中出ししたからといって必ず妊娠するとも限りません。
危険日以外での中出し
上記で述べたように、危険日を避けて中出しをしたからといって、必ず妊娠しないというわけではありません。たしかに、危険日と危険日以外の日に中出しをしたときの妊娠確率には4倍もの差があります。なので、妊娠を望む中出しをするのであれば、危険日にセックスをする方が効率的です。
妊娠を望まないので危険日以外に中出しをしたとしても、先に述べた通り、女性の体調などによって排卵日が前後することもあります。また、精子と卵子には寿命があり、どちらもしばらくは女性の体内で留まることができます。排卵日の前に中出しをして、数日経って排卵日となったときに、生き残った精子が排卵された卵子と出会ってしまうこともあります。