妊活をしている人なら、基礎体温を毎日調べている人も多いのではないでしょうか。里帰り出産など地方で出産する場合に多いようですが、基礎体温表から出産予定日を計算する先生も多いそうです。
特に月経不順の方は、ネーゲレの概算法よりもこちらを基に妊娠何週目とか出産予定日を算出することが一般的です。
基礎体温を記録していると、排卵日がわかりますよね。排卵日の前後で受精をするので、より正確さが増すのは事実です。受精してからのカウントになるので、排卵日プラス38週目が出産予定日です。是非こちらも活用してみてくださいね。
その他の出産予定日の計算方法・・・超音波断層法
超音波断層法というと何やら難しい検査をするのかと思いきや、エコーです。検診の度に、担当医がお腹にグリグリ機械をあてて赤ちゃんの状態を見ているアレです。
胎児の成長具合は、妊娠週数が12週くらいまでは個人差が少ないので、この検査をすると今は何週目くらいなのかがわかります。
より正確に割り出すには、妊娠週数9週目くらいに座高を測り、その後妊娠週数12週目くらいに頭の幅を測ります。ここでより正確な妊娠週数を計算しなおして、元気に成長しているかを確認しています。
よく言われる出産予定日、「十月十日」の計算方法とは?
日本では、妊娠から出産まで十月十日かかるなんて言われることも有りますが、じっくり考えてみると1か月30日だとして考えても310日。現在考えられている280日を大きくオーバーします。
この十月十日という考え方には諸説あるのですが、色々調べた中で一番分かりやすかったのは、妊娠した月を0月目ではなく、1か月目として考える方法です。いわゆる数え月と呼ばれる計算方法です。
妊娠した月を0月目とし、10か月たった後に10日を足すと310日になります。しかし、妊娠した月を1か月目とし、残り9か月たった後に10日を足すと280日。これだと、今でも通用する十月十日になります。しかも、妊娠0日目も受精した日で現代の考え方と同じです。
出産予定日までの、妊娠週数と妊娠月数の計算方法
ここまでは、出産予定日の計算方法について説明してきました。この出産予定日がわかると、妊娠週数も妊娠月数も計算が可能です。早見表アプリでは、その日1日については詳しく知ることができますが、妊娠から出産までの全体のスケジュールを確認できない早見表アプリも多いですね。ここではネーゲレの概算法で計算した出産予定日を基に、何週目に何が起きるのか、一般的な流れを説明していきます。
慣れるまで、混乱しそうですが、妊娠日数と、妊娠週数は起算日を0として数え始めます。一方で、妊娠月数は起算日を1として考えます。何度も言いますが、行為日ではありません。最終月経の日からです。自分の早見表を見ながら、一緒に確認してみてくださいね。
妊娠初期は、妊娠月数1か月から4か月まで、何週目かというと0週目から15週目までを指します。妊娠前の最終月経の後、排卵日までに行為日を迎えると、排卵日に受精をします。これがだいたい妊娠週数2週目ですね。受精すると、敏感なママさんだと、体調の変化を感じます。妊娠2か月…週数では4週目になり、行為日の後に生理が来ないことで初めて妊娠に気づくママさんも多いですね。母子手帳が発行するのは、妊娠3ヶ月…週数では9週目ころです。
妊娠中期は、妊娠5ヶ月から7か月まで、何週目かというと16週目から28週目を指します。つわりが収まり、安定期と呼ばれる頃です。
妊娠後期は、妊娠8か月以降…つまり何週目かというと28週以降です。お腹も大きくなり、この頃から産休に入る方も多いのではないでしょうか。この頃で胎児の重さは1キロぐらい。出産までのラスト1か月で更に1キロ以上増えていきます。そしてようやく出産を迎えるのです。
最後に
今回は、出産予定日はいつわかるのかについて、まとめてみました。一度知ると難しくないと思いますが、妊娠の流れを知るとどうして行為日ではなく最終月経を起算日にするのかも、理解できますね。
出産予定日は、妊娠してからだけではなく、妊活している時から活用できます。早い段階で一度知ることができるとイイですね。無理のないスケジュールを立て、元気な赤ちゃんが産まれますように!