記事の目次
- 1.キッチンの換気扇掃除が嫌われるのは?
- 2.キッチンの換気扇掃除◎換気扇のタイプ
- 3.キッチンの換気扇掃除は頑固な汚れとの戦い
- 4.キッチンの換気扇、掃除しないとどうなる?
- 5.キッチンの換気扇の掃除の頻度は?
- 6.キッチンの換気扇掃除◎油汚れには?
- 7.キッチンの換気扇掃除◎浸け置きの時間は?
- 8.キッチンの換気扇掃除◎重曹で徹底的にスッキリ
- 9.重曹でキッチンの換気扇掃除①取り外せるパーツを取り外す
- 10.重曹でキッチンの換気扇掃除②熱湯で重曹水を作る
- 11.重曹でキッチンの換気扇掃除③重曹水にパーツを浸す
- 12.重曹でキッチンの換気扇掃除④パーツを乾燥させて再セット
- 13.キッチンの換気扇掃除◎セスキでラクラクきれいに
- 14.セスキでキッチンの換気扇掃除◎セスキ水をつくる
- 15.セスキでキッチンの換気扇掃除◎セスキ水にパーツを浸す
- 16.キッチンの換気扇掃除◎市販の洗剤は?
- 17.キッチンの換気扇掃除◎使用済み食用油?
- 18.キッチンの換気扇掃除◎小麦粉?
- 19.キッチンの換気扇掃除◎プロにお願いすると?
- 20.掃除をしてピカピカなキッチンの換気扇に
さっそく暮らしに必要な換気扇の掃除をしようと思ったあなたにおすすめの洗剤が、先ほども登場した「重曹」です。重曹は口にいれても大丈夫な天然素材であるだけでなく、排水溝にそのまま流しても環境を汚さない、エコな洗剤なのです。
水回りの仕事をしていると、強い洗剤を使うと洗剤で手があれてしまうという人がいるかもしれませんが、重曹は天然素材なのでデリケートなお肌の人でも安心して使うことができます。こんな優しい洗剤であれば、毎日お掃除をしても良いかもしれませんね。
ここからは年に4回の頻度で行いたい「分解掃除」の方法について、重曹を使った換気扇掃除の手順についてご紹介していきます。洗剤は重曹を使いますが、他の洗剤を使う場合でも手順はほとんど変わりません。一度確認してみてくださいね。
■参考記事:重曹でガスコンロも掃除!
重曹でキッチンの換気扇掃除①取り外せるパーツを取り外す
換気扇の掃除を徹底的にするためには、暮らしに必要な換気扇のパーツで取り外せるものを全て取り外す必要があります。プロペラプタイプとレンジフードタイプでは取り外し方が少し違います。取り外したことがないという人は、取扱説明書をみながら分解していきましょう。無理に取り外そうとして、壊してしまわないように注意をしてくださいね。
換気扇を取り外す時には、事故防止のために電源は切って、コンセントが付いているタイプのものはコンセントも外しておきましょう。油汚れがすごいので、軍手やゴム手袋をはめて取り外しの作業をするといいと思います。
毎日の頻度で掃除をしていれば大丈夫だと思いますが、少し換気扇の掃除をさぼっている場合は、換気扇を外した時にゴミや汚れがコンロなどに落ちてしまうことがあります。換気扇の下には汚れてはいけないものは置かないようにしましょう。また念のため新聞紙や、いらないタオルなどを敷き詰めておくと、あとからコンロの掃除をしなくても良くなります。
重曹でキッチンの換気扇掃除②熱湯で重曹水を作る
換気扇の掃除のために、分解した後に重曹水をつくります。分解した後に重曹水をつくるのは、換気扇の油汚れを簡単に落とすために、熱湯の重曹水をつくりたいからです。それほど換気扇が汚れていない場合は、熱湯の重曹水でなくても簡単に汚れは落ちると思います。換気扇の汚れ具合で判断してくださいね。
換気扇のプロペラ部分が入るような容器に熱湯をいれて、そこに重曹を溶かして重曹水をつくります。プロペラ部分が入る容器がない場合は、段ボールに厚手のゴミ袋をかぶせた簡易バケツを使うのもおすすめです。
重曹水は、熱湯10リットルに対して重曹1カップが目安になっています。重曹水は天然成分ですが、強アルカリ性の水溶液になります。お肌を傷めてしまうこともあるので、ゴム手袋の着用は必須です。
重曹でキッチンの換気扇掃除③重曹水にパーツを浸す
熱湯の重曹水をつくることができたら、分解した暮らしに必要な換気扇のパーツを熱湯のうちに浸していきます。浸け置きの時間は汚れによっても異なります。お掃除の頻度などからも考えて、どれくらい浸しておくかは判断してください。
重曹水に換気扇のパーツを浸け置きして1晩おいておくと、換気扇のパーツをこすらなくても、簡単に汚れがつるっつると落ちてくれます。簡単に掃除を済ませたいという人は、試してみてくださいね。
夏などの暑い季節に掃除をする場合は、短い時間でも汚れが分解されてすぐに簡単に掃除ができるようになることもあります。