ちなみに80cmの洋服が合う頃の赤ちゃんは年齢が1歳前後になっていることが多いです。早い子どもでは1歳前に歩く子もたくさんいるので、歩くか歩かないかによっても状況を把握しながら動きやすい洋服を選んであげましょう。1歳というと新生児と比べるとかなり成長しましたが、まだまだ危なっかしい赤ちゃんのような存在であることに違いはありません。
徐々に靴選びも必要になってくるため、トータルファッションを楽しむ意味も込めて洋服を着せてあげると良いでしょう。
新生児や赤ちゃんの洋服や服は合ったものを
新生児や赤ちゃんと呼ばれる年齢の子どもには適切なサイズの洋服を着せてあげるようにしましょう。特に新生児の間は動きは少ないものの、それが仇となって顔に布などが被さると自分で払いのけることができません。洋服についてもちろん言えるのですが、一日中横になっている赤ちゃんの鼻と口を遮る環境は絶対に止めましょう。
大きすぎる洋服で窒息したり息が苦しくなることはあまりないかもしれませんが、危険な要因を排除してあげることも子育てに必要な気遣いです。確かに赤ちゃんはどんどん成長して大きくなっていくため、洋服代の削減で初めから大きいサイズの服を準備する人もいるでしょう。
しかし、子育ては目が届かない瞬間も多々ありますので安全な子育てを希望している人はたかが洋服選びと安易に見ないようにしましょう。
①新生児・赤ちゃんの洋服や服の種類【肌着】
赤ちゃんのサイズは新生児から成長するまで様々なサイズがあることが分かりましたね。子育てをする上で必須となる洋服のサイズはしっかりと頭の中に入れておきましょう。赤ちゃんに付きっきりの親は毎日間近で子育てしているのであまり成長しているかどうか分かりにくいですが、ある日突然いつも着ていた洋服が窮屈になります。
また、赤ちゃんに着せる洋服の種類もいまいち良く分かっていない人も多いため、サイズの次は赤ちゃんの洋服の種類も併せてご紹介します。
新生児や赤ちゃんに着せる頻度の高い洋服と言えば肌着です。大人も肌着を着用しますが、体温調節が上手にできない赤ちゃんにも肌着は必須です。赤ちゃんの肌着の種類には様々あり、「短肌着」や「長肌着」、「コンビ肌着」、「ボディタイプ肌着」とに分けられます。
短肌着は股下が開いているのが特徴で、季節関係なくいつでも着せられる定番のタイプで着せ方も簡単です。全体的に短めなのでおむつの交換に手間取ることもない肌着です。一方で長肌着はその名の通り全体的に長めの肌着です。股下のサイズが長いため、冬などの寒い時期に適しています。
次はコンビ肌着ですが、コンビ肌着は上記した肌着とは異なり、股が2つに分かれていて裾の部分を留めて固定することができます。大きくなり、手足をバタつかせても肌着がはだける心配がありません。
最後にボディタイプ肌着ですが、この肌着はコンビ肌着同様に股下にスナップ留めが付いているため、手足を頻繁に動かす月齢になってもはだけません。股下すぐの箇所でスナップ留めするため、手足を動かしやすく、脚がしっかりと外に出るので大きな動きをしても問題ない洋服です。
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②新生児・赤ちゃんの洋服や服の種類【ウェア】
赤ちゃんや新生児の洋服には肌に直接身に付けるタイプの肌着とその肌着の上から着用するウェアの2通りがあります。このウェアにも様々な種類があり、「ツーウェイオール」、「ベビードレス」、「ロンパース」、「おくるみ」、「ベスト」などがあります。
ツーウェイオールと呼ばれる赤ちゃん服の特徴は股下にスナップ留めが付いており、用途に合わせてスカートタイプとズボンタイプにそれぞれチェンジすることが可能です。そのため、ツーウェイオールは春夏秋冬のどの季節でも重宝されます。
ベビードレスは手足をバタつかせるとはだけてしまうのが難点ですが、新生児の頃はあまり動かないため、おむつ換えが簡単に行えます。
続いてロンパースですが、ロンパースは比較的見聞きしたことがある人も多いでしょう。カバーオールと呼ばれることもあるロンパースはつなぎの形をしている洋服で体にしっかりとフィットするタイプの服です。夏や春などの季節には少々暑いですが、秋~冬にかけての時期なら最適です。
また、おくるみは新生児時期のみ使うものなので購入準備はしてもしなくても構いません。おくるみは赤ちゃんを包むために必要なものなので、寒い時期に産まれた子どもは防寒や赤ちゃんの精神的な安心を求める意味で使います。
最後にベストですが、ベストは体温調節が難しい環境で幅広く使えます。室内でも外出先でも使えるベストは秋冬春用に1~2枚準備しておくと良いでしょう。
③新生児・赤ちゃんの洋服や服の種類【小物】
赤ちゃんの洋服や子育ての質ばかりに気を取られて忘れがちな小物もしっかりと準備しておきたいところです。小物と呼ばれるものには靴下やミトン、帽子などが挙げられますね。靴下や帽子も春夏秋冬の季節や環境に合わせて取り揃えてみましょう。新生児用の靴下であればベビーショップに最も小さいサイズが販売されているため、秋冬は暖かいものを春夏は薄手のものを選びます。
また、帽子も新生児や月齢に合わせたものを揃えましょう。必要かどうか悩む帽子ですが、子どもは大きくなるにつれて活発に外を駆け回ります。新生児や赤ちゃんの頃などの小さい時期でも直射日光にさらされることは避けたいので帽子はあった方が良いベビーアイテムです。
ミトンは赤ちゃん用に作られた小さなサイズですが、赤ちゃんによっては自分の顔や体を爪で傷つけてしまうことも少なくありません。小さく鋭い赤ちゃんの爪は頻繁にお手入れしてあげても意外と傷つきやすいです。ミトンがあれば柔らかい素材でデリケートな赤ちゃんのお肌を守ってくれますから、必要かなと感じたら準備して着用してあげましょう。
赤ちゃんや新生児の洋服や服の着せ方
ここまで新生児や赤ちゃんの洋服のサイズ、そして種類などをご紹介しましたが、いざ準備して着せてみようとしてもどういった着せ方が正解なのか分からないという人もいるのではないでしょうか。特に首が座っていない赤ちゃんの服の着せ方は子育てに慣れないパパママにとって怖いもの。
横になっている状態の赤ちゃんの服の着せ方は総じて寝かせたままが基本となりますから、徐々に覚えていくと良いでしょう。