バターのおすすめランキングTOP12！種類や選び方を総まとめ！

お菓子や料理に頻繁に出番のあるバターですが、最近はいろんな種類が発売されています。

そこでランキングに入る前に、まずバターの種類についてそれぞれ解説してみます。

まず最近よく耳にするようになった発酵バター。

原料となる乳脂肪分を乳酸菌で発酵させたもので、淡い酸味が特徴のバターです。普通のバターに比べて風味が豊かなので、ヨーロッパでは古くから発酵バターが人気です。

日本ではまだ主流とは言えませんが、この先少しずつシェアを獲得していくことが予想されています。

そして、日本のスーパーで最も売り上げ面積の広い有塩（加塩）バター。

食塩を加えているため保存期間が長いことが特徴で、風味が良いので、パンなどに塗ってそのまま食べるときにはこのバターがおすすめです。

そしてお菓子作りや料理に人気なのが無塩バターです。こちらは食塩が入っていないので料理の味を妨げることなく、バターの旨味と風味だけを活かすことができるのが特徴です。

気泡を含んだホイップ状のバターも売られています。こちらはパンなどに塗りやすく作られているので、食材に塗ってそのまま食べたいときに便利です。

聞き慣れない方も多いかもしれませんが、最近発酵バターとともに人気なのがグラスフェッドバターです。

これは放し飼いによってストレスのない環境と、良質の草で育った牧草牛の乳を使用して作られたバターです。それだけに価格は一般的なバターの5、6倍もしますが、タンパク質や人間の身体では作りだせない不飽和脂肪酸がたっぷりと含まれているヘルシーバターと言われています。

健康志向の方は一度試してみてはいかがでしょうか？

そんなたくさんの種類が売られているバターなので、どうやって選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか？

そこでここではバターの選び方について、いくつか目安をご紹介します。

バターを選ぶ上でまず重要なのが、バターの製法です。発酵バターの製法は大きく二つに分かれます。

ひとつめは、生クリームに乳酸菌を添加して発酵させる方法。ヨーロッパで古くから行われている伝統的な製法です。

ふたつめは、バターに乳酸菌を加えて発酵させるという方法。大量生産に向いた製法なので、伝統的な製法に比べると価格も安価で手に入りやすいのが特徴です。

味は好みが分かれるので、どちらの製法が優れているということはありません。製法に注意しながらいろいろ食べ比べてみて、自分の好みにあった製法を見つけることができれば、料理によって使い分けることができます。

パンやお菓子・料理に使うと、風味が豊かな仕上がりになるのが発酵バターです。バターを選ぶときにチェックしたいのが「加塩」か「食塩不使用」かの違いです。特にこだわりがなければ、仕上がり時に塩分を調整しやすい食塩不使用のバターがおすすめです。

そしてお酒のおつまみやパンに塗ってそのまま食べる場合は、食塩使用のものがおすすめ。中には塩にこだわった製品もあるのでパッケージをよーく見てみましょう。