庭木を植える日当たりや地域の環境で選ぶ
自邸がどんな地域に建っているのかという点も庭木選びのポイントです。また日当たりはどうなのか、立地条件に合わせて庭木を選びましょう。
自邸のデザインが西海岸風などの特別なテーマでない限り、住宅街エリアに巨大なバオバブの木などはアンバランスというものです。庭木選びもファッションと同じく、バランスを考えることが基本といえるでしょう。
サイズの小さい庭木ならプランターでも生育可能
手入れを最重要視するのであれば小さい庭木を選ぶことをおすすめします。
小さい庭木であればプランターでも育てることができます。プランターで育てる庭木であれば戸建でなくてもマンションのベランダなどでも育てることもできるでしょう。
シンボルツリーにおすすめのおしゃれな庭木【常緑樹】
住まいのルックスの印象を決めるシンボルツリーには、やはりおしゃれな庭木を選びたいものです。また目隠しなどの目的に選ぶ場合は常緑樹がおすすめですが、新緑の季節になるといっそう華やかな自宅を演出することができます。
それでは、シンボルツリーにおすすめのおしゃれな常緑樹をご紹介します。それぞれの特徴を抑えて選ぶといいでしょう。
①洋風の家におすすめの「オリーブ」
洋風の家に植わっている庭木として代表格の存在が「オリーブ」です。実を酢漬けにして食べることもできますね。
オリーブの木の品種は数多く、その姿形や生育傾向もさまざまあります。どれもスタイリッシュな印象をたたえた樹形ですので、洋風の邸宅にはぴったりなシンボルツリーとなるでしょう。
②和風の家でもマッチする「ソヨゴ」
【冬青 そよご】 風に吹かれると葉がそよそよと音を立ててそよぐことから「ソヨゴ」の名前が付いたと言われる常緑樹で、庭木として様々なところで見られます。
— 梨園染 (@rienzome) May 25, 2016
戸田屋のソヨゴも限定色のグリーンは残りわずか。 気になる方は是非お早めに! pic.twitter.com/gDwvtIUfqN
モチノキ属の常緑樹として、庭木の定番として知られる「ソヨゴ」ですが、見た目の認知度に比べてその名を正確に知っている人は意外に少ないのではないでしょうか。
ソヨゴはどんな場所にでも植えることができるほどよく育つ樹木で、たいへん育てやすいタイプの庭木です。秋には赤い実が色づき、季節ごとの変化を見せる楽しみもあり、和風の家でもマッチします。
③白くかわいらしい花を咲かせる「常緑ヤマボウシ」
落葉樹として有名なヤマボウシの常緑樹タイプがこの「常緑ヤマボウシ」です。別名「ホンコンエンシス」ともいい、ミズキ属の常緑樹です。
ハナミズキととてもよく似た生育傾向があり、剪定などもハナミズキと同様の方法で良いとされています。白くかわいらしい花を咲かせる楽しみもあり、目隠しだけでなく視覚的にも選ぶ価値があるでしょう。
④生育力が強く成長が早い「シマトネリコ」
主に洋風の邸宅でシンボルツリーとして植えられていることを目にする機会も多い「シマトネリコ」です。スタイリッシュな姿が印象的です。
シマトネリコは生育力が強く成長が早いことで知られています。ただし常緑樹とはいっても寒さによって葉を落とすことがあります。一年を通して姿を変えてしまう点には注意が必要です。
⑤手入れのしやすい常緑樹「ヒメシャリンバイ」
#山陰合同銀行
— くるみ (@EdRA4EYnSsfrvO2) April 28, 2019
いつもお世話になります。
庭木のツツジやヒメシャリンバイの花が咲き始めました。
季節ごとに移り変わる庭を眺めながら時がすぎていく……。
毎日、忙しいけれどもゆとりを持って過ごして参りたいと思います。 pic.twitter.com/fZOgnx9acU
バラ科の常緑樹として庭への植栽によく用いられることの多い「ヒメシャリンバイ」。とても小さな植栽で手入れがしやすいことがポイントです。
ヒメシャリンバイは潮風に強いという特徴を持つため、古くから海沿いの地域などで植栽に用いられてきました。光沢のある葉とその繊細さは、小さな庭の植栽や街路樹としても効果的です。