9位:麗華(リーファ)
麗華(リーファ)という名前は、見た目が良く、華やかという意味を持つ名前。日本語で「華麗」という単語がありますが、漢字がまったく同じで、意味もほとんど同じです。
「麗」は、綺麗・麗しいといった、ルックスの良さに使われる漢字。「華」は華やか・豪華など、派手な美しさを表しています。
麗華という名前には、大輪の花のようなイメージがあります。例えるなら、バラやヒマワリのような、パッと目を引く目立つ美しさを感じさせる名前ですね。
2012年に生まれた女の子の名前ランキングで1位を獲得した人気のある名前で、北東部で特に多いという特徴があります。
8位:子晴(ズーチン)
「子」には人格が優れた人という意味があり、「晴」には昼間の青空という意味があります。子晴(ズーチン)という名前には、快晴の空のように爽やかな人に育って欲しいという願いが込められているようですね。
2001年から2011年までの10年間で生まれた子供、つまり、2020年現在の10代の女の子の名前で2番目に多いというデータもあり、2018年に生まれた女の子の名前人気ランキングでは2位でした。
7位:美玲(メイリン)
日本語の名前として、美玲(メイリン)とまったく同じ名前で「美玲(ミレイ)」がありますね。女優の桐谷美玲さんが有名でしょう。
「ミレイ」が「メイリン」に変わっただけで、一気に中華圏らしい響きになりますね。「メイ」も「リン」も、中国人女性の名前や愛称として一般的だからでしょう。とても美しい響きです。
「美」には見た目が良いという意味があり、「玲」には鮮やか・美しさという意味があります。また、「玲」は、涼やかな鈴の音という意味も持っています。このことから、「美玲」には、美しい女性という意味が込められた名前となります。
2013年の名付けランキングで2位となっていた名前でもあります。
6位:宥蓁(ヨウヂェン)
「宥」という漢字にはゆるす・大目にみるという意味があり、「蓁」は草木が生い茂った様子を表しています。
宥蓁(ヨウヂェン)は、大らかな心を持って実りの多い人生を歩んで欲しいという願いが込められた名前です。
5位:品妤(ビンユー)
品妤(ビンユー)という、可愛らしい響きの名前は、近年人気が出てきた台湾人女性の名前です。
「品」には品性という意味があり、「好」には美しい・好ましいという意味があります。品好は、品があって人から好感を持たれる人になって欲しいという願いが込められた名前です。
女性として品は大事ですし、人に好かれることは人間として大事ですよね。
4位:淑恵(シュフェン/シュフェィン)
淑恵(シュフェン/シュフェィン)は、女性として恵まれている様子を表している名前です。2013年に生まれた女の子の名前ランキングで3位となった名前でもあります。
「淑」は女性としての美徳を表し、「恵」は恵まれる・縁起が良いという意味があります。どちらの漢字も、昔から女性の名前によく使われている定番の文字です。
3位:品妍(ビンイェン)
品妍(ビンイェン)は、品行方正で艶やかで美しいという意味が込められた名前です。中身も外見も良いものであって欲しいというのは、女の子の親として贅沢な願いではないでしょう。
ビンイェンという音の響きは、跳ねるようで、とても可愛らしいですね。2018年に生まれた女の子の名前人気ランキングで3位でした。
2位:詠晴(ヨンチン)
詠晴(ヨンチン)はここ数年で人気が出た名前。2018年に生まれた女の子の名前ランキングで、トップを獲得している名前でもあります。
「詠」という漢字には、声を出して詩や歌を詠むという意味があります。「晴」という漢字は昼間の青空を意味していて、透き通った抜けるようなイメージ。我が子には、空のように透明感があり、清楚で、のびのびとした性格や環境を望む親が多いということでしょう。
また、「詠」は詩や歌に繋がる漢字なので、知的なイメージも与えられますね。
1位:淑芬(シュフェン)
淑芬(シュフェン)は台湾でもっともポピュラーな名前と言っても過言ではないほど、多くの人につけられている名前です。
2013年と2014年に生まれた女の子の名前ランキングで、2年連続トップを獲得した人気の名前でもあります。また、2010年からずっと人口ランキングトップを維持しています。特に台湾西部で多い名前だという統計もあります。
「淑」という漢字にはおしとやかさや女性としての品格という意味があり、「芬」には、香りたつ・名声が高い・評判が良いという意味があります。素敵な内面で評判になるような素晴らしい女性という意味がある名前です。
4位にランクインしている淑恵(シュフェン/シュフェィン)も同じ読みですが、中国語の発音は幅が広く、淑恵と淑芬では発音が違います。