思いやりのない人の特徴や性格は?
思いやりのない人は世間には沢山います。
職場の同僚や上司から、もっと身近な彼氏や夫など、身近な人に思いやりのない人がいて悩みを抱えているという人も少なくないでしょう。
思いやりのない人には、何を言ってもあまり響かずこちら側の意見を受け入れてもらえない傾向もありますよね。
特に、自分の気持ちを分かってほしい、と言うような彼氏や夫相手だと本当に辛いと思います。
それが故に、思いやりのない人とかかわるには本当に気苦労してしまいます。
特に、時間をともすることが多い彼氏や夫の場合は、気苦労が絶えないことでしょう。
でも、実は思いやりのない人の中には、病気や育ってきた環境が影響しているいる可能性もあり、一概にその人が悪いとは言えません。
今回は、思いやりのない人の特徴や性格とともに、それに応じた対処法についても紹介させていただきます。
夫や彼氏が思いやりのない人で悩んでいる…何か対処法はないか、と感じている人はぜひ参考にしてください。
思いやりのない人の特徴や性格①自分に甘く他人に厳しい
思いやりのない人の特徴として、「自分に甘く、他人に厳しい」ということが挙げられます。
自分は普段サボったり、だらけたり、ちゃんとできていないことがあったとしても、他人が同じような失敗を起こせばたちまち激怒してしまうのです。
この人の心理は、「俺はいいけどお前はダメだ!」と言う安直な心理ではなく、どちらかと言うと、自分を客観視してみることが出来ていないという理由が挙げられます。
つまり、相手に怒っている事柄が、自分にも当てはまるということにまるっきり気が付いていないのです。
この手の症状に対する対処法として、相手は自分も同じような失敗をしているということに気が付いていないという心理がありますから、まずはそれを理解させることが一番の対処法です。
何か理不尽に怒られているときに、勇気を出していってみましょう。
より具体的にいって聞かせることが対処法として効果的です。
「今、私が~したことに対して怒ってるんだよね?でも、昨日あなたも~したこと覚えてる?」と具体的に。
「あなただってそういうところあるでしょ!」と漠然と言ってしまってはなかなか伝わりにくく、相手の心理としても、受け入れにくくなります。
具体的に「こういうことがあったでしょ、そのときあなたはこうしたでしょ」と、一緒に思い出しながら冷静に相手の行動について説明し、説得するのが対処法としてはベストです。
思いやりのない人の特徴や性格②自分に置き換えて考えられない
思いやりのない人の特徴として、相手の立場を自分に置き換えて物事を考えることが出来ないということも挙げられます。
思いやりのない人は、周りの人間が辛そうにしていたり何か失敗した時に「自分だったら…」と言う発想がない特徴があります。
だから、「なんでそんなことで落ち込むんだ」「なんでそんなミスするんだ」と平気で言葉に出してしまうのです。
極端に言えば、家族が亡くなって悲しんでいる人に対して「人はいつか亡くなるんだよ」と平気で言う人がいますよね。
「俺は人はいつか亡くなるということを理解している」みたいなあたかも自分は出来た人間的なことを言っていますが、そういう人に限って、身近な人を亡くした経験はなく、自分の一番大切な妻や親を亡くした時に腑抜けになってしまう傾向があります。
これは何かって、つまりは相手の立場に全く立てていないのです。
そして、相手の心理が分らないなら黙っておけばいいのに、その心理もわからないのに平気で自分基準で口に出してしまう、それが思いやりのない人の特徴です。
思いやりのない人の特徴や性格③正しいか間違いかで考える
思いやりのない人は、物事を正しいか間違いか、その結果だけで判断する傾向があります。
思いやりのある人は、例えば会社で重要なミスをしてしまった人に対して、「今回は残念な結果だったけれど、そこに行くまでの君の努力はちゃんと見ているからね」と過程も大切にして話します。
一方で、思いやりのない人は、結果的に正しいことをしていたか、間違ったことをしていたのかで判断するため、例のようなことが起こると「どうしてミスしたんだ」「どんなに頑張ったか知らないけど、結果的に失敗してるんだからやってないのと一緒でしょ」と言う心理になります。
こういったタイプの人には、感情論でものを言っても無駄なので、なかなか上司としてコンビを組むなどは嫌がられがちですね。