記事の目次
- 1.あなたは自分が好き?自己受容の方法とは
- 2.自己受容の意味は
- 3.自己受容ができないとどうなるのか
- 4.「恋愛に縁がない」は自己受容が関係している:interrobang:
- 5.自分を認められないのはなぜか
- 6.自己受容できると生きるのが楽になる!
- 7.難しい?自己受容するには
- 8.自己受容の方法①:インナーペアレントの言葉を打ち消す
- 9.自己受容の方法②:完璧な自分じゃなくていい!
- 10.自己受容の方法③:過去の自分を癒す
- 11.自己受容の方法④:勘違いかも、と疑う
- 12.自己受容の方法⑤:やりたいことをやる
- 13.自己受容の方法⑥:未来の不安を受け入れる
- 14.自己受容の方法⑦:ありのままの自分を表現してみる
- 15.自己受容を習慣化して、楽しく生きよう
「恋愛に縁がない」は自己受容が関係している:interrobang:
自分は恋愛に縁がない、と思っているあなた、もしかしたらそれも自己受容が関係しているかもしれません。自己受容は他人との関係にも深く関わっているとご紹介しましたが、恋愛にも関係しています。カウンセリングでは、自己受容ができず自分を受け入れられないと、恋愛に限りませんが自分に素直になれないと言われます。
恋愛がうまくいくためには、相手と心が通じ合うことが大切ですが、自分に素直になれず自分を好きになれない人は、相手の愛情も素直に受け入れられません。自分が愛されている自信が持てずに、プレゼントや優しい言葉をかけられても素直に喜べないこともあります。これでは相手との距離が縮まず心が通じ合わないので、恋愛はうまくいきません。
自己受容できずに自分に自信がない人は、片思いで終わってしまったり、恋愛から遠のいてしまっているかもしれません。例えば、自分に自信がないので恋愛に至るまでに十分に検証をしたりするので、片思いに終わってしまうことも。相手のちょっとした欠点も気になってしまって、そこで恋愛が終わってしまうこともあります。また、相手に「~してほしい」と素直に言えないところもあります。
自分を認められないのはなぜか
周りがいくら自分を認めてくれていても、自分自身を認められず、自己評価が低い人はカウンセリングでも意外と多いようです。もっと自分を認め自信を持てたら、楽に生きられますよね。では、どうして自分自身を認められないのでしょうか?
自分を否定してしまう心理とは
自分自身を否定してしまう心理にはいくつかあります。まず、自分の欠けている部分に注目しすぎてしまい、心理的に不足感を強く感じることから欠けている自分を否定してしまいます。また、保身のために自分を認めない心理もあります。ときには人から批判されたり、否定されることもあるかと思いますが、そんなとき自分を認めていないほうが傷のダメージを減らせるという心理です。
インナーペアレントはどうやって作られる?
自分をいつも評価・判断してくる、カウンセリングでいうインナーペアレントは、どうやって作られるのでしょうか。インナーペアレントは、生まれつきインナーチャイルドを評価・判断しているわけではありません。インナーペアレントは、幼少期の両親など、最も身近にいた人の行動や考え方が大きく影響すると言われています。
否定的な言葉ばかり口にする人に育てられた場合には、インナーペアレントもそれを受け継ぎ、幼少期に大事にされなかった思いが強い時には、大人になっても不足感を感じます。また、成長する過程で、わたしたちの多くは「何かをする」ことで評価され、認められたり叱られたりしてきました。しかし、性格や価値観について評価されることはあまりなかったのではないでしょうか。
そのため、インナーペアレントも「何かをする」あなたを評価します。ですから、何もしない自分に価値がないという心理から常に何かしていなければ、と考えたり他人と比較して優越感や劣等感を感じる、自己批判を繰り返す、思い込んで自己否定するといったことになります。