記事の目次
- 1.子供に落ち着きがない
- 2.【子供に落ち着きがない原因】①好奇心旺盛な性格
- 3.【子供に落ち着きがない原因】②欲求に素直
- 4.【子供に落ち着きがない原因】③自我が芽生えてきている
- 5.【子供に落ち着きがない原因】④ストレスが溜まっている
- 6.【子供に落ち着きがない原因】⑤かまってほしい
- 7.【子供に落ち着きがない原因】⑥ADHDの発症
- 8.【子供に落ち着きがない原因】⑦ASDの発症
- 9.【子供に落ち着きがない原因】⑧集中させる時間が長すぎる
- 10.【子供に落ち着きがない原因】⑨家庭環境・教育方針
- 11.【子供に落ち着きがない】対処法:叱るのは絶対NG
- 12.【子供に落ち着きがない】対処法:成長を待つ
- 13.【子供に落ち着きがない】対処法:嫌なことには反応しない
- 14.【子供に落ち着きがない】対処法:専門機関に相談する
- 15.【おわりに】
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【子供に落ち着きがない原因】⑥ADHDの発症
成長してもあまりにも落ち着きがなく、他の子供より浮いていてなかなかクラスの中で仲良く遊ぶことが出来ない場合にはADHDの可能性があります。
ADHDは注意欠陥多動性障害と言われるもので、体を動かしたい衝動に駆られたり、空気が読めなかったりする障害です。
しかし、この障害の重さに違いはあれど10人に1人はこの障害を持っているといわれているポピュラーなものです。
子供が困っていないかぎりは性格ととらえ、心配しすぎる必要もないでしょう。
【子供に落ち着きがない原因】⑦ASDの発症
乳児期の子供に落ち着きのなさが目立つ場合には、ASDと呼ばれる自閉症スペクトラム障害の可能性があります。
自閉症スペクトラム障害というのは簡単に言うと自分の世界に入り切ってしまう障害で、他人の話に興味が持てなかったり、空気が読めなかったり、集中すると人の話が聞こえなくなってしまったりします。
もし落ち着きがないという他に、名前を読んでも振り向かなかったり、目が合わなかったり、独り言を言っていることが多ければ自閉症スペクトラム障害を疑いましょう。
【子供に落ち着きがない原因】⑧集中させる時間が長すぎる
落ち着きがない子供はなかなかずっと同じ場所に座っていたり長い話を聞いたりすることが出来ませんよね。
そんな子供は落ち着きがないと思ったり、障害なのでは?病気なのでは?と不安になったりもします。
しかし、そもそも小さい子供の集中できる時間と言うのはほんの数分が良いところです。
個人差はあるものの、小さい子供の集中できる時間は年齢+1分と言われています。
小学生でも15分しか続きません。
集中しようとしないとほんの数分も我慢していられないのが当然なのです。
もし十分も座っていられないのを落ち着きがないと思っていたのであれば、それは集中させる時間が長すぎることが問題かもしれませんね。
【子供に落ち着きがない原因】⑨家庭環境・教育方針
家庭環境が大きく変わると落ち着きがない子供になる可能性が高くなります。
例えば過保護であったり過干渉であったり、しつけが厳しすぎたり教育ママであったり…。
子どもが望まないことを無理に押し付けようとすると、子供はストレスが溜まり、心理的に何かで発散しようとしてしまいます。それが落ち着きがないという行動に現れるんですね。
もし子育てをしている側が感情の起伏が激しかったり男性と女性の仲が悪い中に居たのであれば、その影響を受けてしまうでしょう。
子育てには、子供にたっぷり愛情を与えてあげられる環境、毎日思い切り抱きしめてあげられるような環境が必要です。
そのためには、女性が子育ての中心となることが多いですが、男性にも子育てについて心から理解してもらう必要があります。