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【黒いおりもの】対処法①病院で子宮の検査
では、ここから黒いおりものが出てきた時の対処法について説明をします。
まず、黒いおりものが2、3日くらいで止まるようであれば一時的な症状で心配ありませんが、何日も続く、痛みや発熱などのおりもの以外の不快な症状が出ている時は医師の診察を受けましょう。
産婦人科やレディースクリニックへ行くことが必要です。その際は医師から生理の周期を尋ねられたりおりものの症状がいつからあるのかなど質問されるので覚えておきましょう。
また、診察では内診がある可能性が高いです。エコーや触診で膣や子宮の状態を医師が診ます。
また、20歳を超えた方は子宮がん検診を受けておいた方が良いでしょう。内診は緊張するかもしれませんが、力を抜いてリラックスすることでスムーズに受けることができます。
病院へ行くタイミングは生理前がいいのか生理後がいいのか、それとも生理中でもいいのか、いつがベストなのか難しいですよね。
病院としては生理前でも後でも、最中でも診察は受け付けてくれます。ただ、生理中で気になる方は終わってからにしましょう。
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【黒いおりもの】対処法②ストレスを溜めない
2つ目の対処法はストレスを溜めないことです。ストレスを溜めると自律神経が乱れます。自律神経が乱れると、ホルモンバランスが崩れがちになります。
すると生理不順が起こったり、生理の出血量が減ったりすることもあります。
上記でも紹介したようにしっかりした量がある生理が来ないで、黒いおりもの程度の生理になったりすることもあります。
女性の体はストレスに左右されがちです。この現代社会でストレスを溜めない生活をするのは難しいですが、できるだけ注意して毎日を過ごすようにしましょう。
【黒いおりもの】対処法③体を冷やさない
3つ目の対処法は体を冷やさないことです。女性にとって冷えは大敵です。体が冷えることで免疫力も弱ってしまいます。
すると自律神経やホルモンバランスも乱れがちになります。先ほど、ストレスを溜めることもよくないと述べましたが、ストレスを溜めてしまうと体は冷えがちにもなります。
ストレスと冷えは関係性が深いです。もし、病院で検査をして、子宮に特に異常がなかった場合は日頃の生活習慣を見直すことが大切です。
ストレスを軽減することに加えて、運動を取り入れたり、体を冷やすような食べ物を控えたりすることもおすすめの対処法です。
【黒いおりもの】対処法④おりものシートは控える
4つ目の対処法ははおりものシートを控えることです。生理前になるとおりものの量が増えたり、普段からおりものがきになる人はおりものシートを使っていることも多いです。
下着が汚れないので便利な商品なのですが、使い方や体調によってはおりものシートが原因で黒いおりもが出てしまうことがあるのです。
おりものシートを使っていれば清潔だと思われがちですが、おりものシートをこまめに変えないと逆効果になってしまい雑菌の温床になってしまうのです。
もし、自分の体調が良い時であればそれほど問題はありませんが、体調があまりよくない時などはおりものシートの雑菌が原因で膣炎になり黒いおりものが出てしまうことがあります。
よって、トイレへ行くたびにおりものシートを変えない人や、トイレへ行く回数が少ない人などはおりものシートは控えた方がいいでしょう。
また下着はナイロン系のものよりは綿素材の方が通気性がよく雑菌がわきにくいです。
ナイロン系の下着の方がレースもたくさんついていてお洒落な商品が多いですが、最近は綿素材でも可愛い下着はたくさん出ているのでおりものがきになる時は綿素材を使用してもいいかもしれないですよね。