このひねるやり方は、お腹が大きくなると特に難しくなるでしょう。
どちらかというと、産後に腹筋を鍛える方法としてこのやり方を覚えておくといいかもしれませんね。
産後は体型を戻すのにある程度必死になりがちです。簡単に鍛えることができる方法はなかなか重宝するものなのです。
妊婦におすすめ腹筋運動:上体起こし編
三つ目のおすすめは、上体起こしによる腹筋運動のやり方です。
1・床に仰向けで寝そべる
2・ゆっくりと上体を起こし、その姿勢をキープする
これも、お腹が大きくなると難しいやり方となります。痛いと思ったらやめましょう。
仰向けの姿勢が取れる間は、腹筋を鍛える方法としてはとてもいいやり方なので、自分の体と相談しながら行うようにしてくださいね。
これもまた、産後にも使える腹筋運動のやり方です。
鍛えるためには、簡単なものを長く続けるのがベストです。ちょっとした隙間時間に鍛えることができる方法はたくさんありますが、お腹の張りなどは個人差があるため、自分に合った方法で鍛えるようにしてください。
妊婦に向かない運動とは?
妊婦の体は、自分が思っている以上に重心のバランスが変わっています。たったこれだけというようなことでも体勢を崩してしまいます。
妊娠は病気ではありませんが、ひとつの命を預かる大事な役目を負っていますので、一番大事なのはお腹の赤ちゃんを守る事、そして次が体を鍛えることです。
痛いと感じても続けてしまうと、流産などのトラブルに直結してしまうことを忘れてはいけません。
体を強くひねる運動や、転ぶ危険のある運動は、妊娠中はできるだけ控えるのがベストです。また、無酸素運動(短距離走など)や、低酸素状態になる危険を含んだ運動も妊娠中はやめておいたほうがいいですね。
妊娠中なのにこんなことをやりました!というようなプチ自慢SNSなどを目にすることがあるかもしれませんが、流産の危険を含む行為を行っても何の自慢にもなりません。
たまたま運がよく流産などのトラブルにならなかったことを自慢するのは愚かな行為ですよね。
お腹の赤ちゃんのためにも、出産まで心配してくれる周囲のためにも、妊娠中は無理のない範囲の運動で鍛えるようにしてくださいね。
■参考記事:妊娠中のストレスとどう向き合う?コチラも参照!
妊婦の腹筋運動の効果:筋力低下を防ぐ
妊婦になり、お腹が大きくなってくると、それだけお腹の筋肉は薄くなります。
そのために自然と腹筋は衰えてしまうのです。
ただでさえ、妊娠中は運動量が激減しますので、「腹筋を鍛える」という意識を持ってやらないと腹筋はただただ減っていくだけなのです。
妊娠後期となると、日増しにお腹は大きくなります。立ち上がるのも億劫になるほどになりますので、動けるうちに腹筋を鍛えられる分鍛えるようにしたほうが、後々ラクなのです。
妊娠後期ともなると、ちょっと動いただけでもお腹に張りが出て痛いと感じてしまうこともしばしばになってしまいますので、妊娠中に腹筋を鍛えることが出来る期間はそう長いものではないですね。
妊婦の腹筋運動の効果:腰痛・股関節痛防止
日増しに大きくなるお腹を支えるため、妊娠中は腰痛が起きやすくなります。
妊娠前のように、うつ伏せになって腰を揉んでもらうことは出来ませんので、予防として腹筋や体全体を鍛えておく必要があるのです。
筋力の低下は、体を支える股関節までもトラブルを起こしかねません。体の中心である腰まわりは特に鍛えておくべきなのです。