【妊娠初期の妊婦のひどい咳への対処法⑧】受診する
咳が出たり鼻水が出たり、腹痛がする時には、妊娠前なら気合で病院に行かずに治してしまう人もいることでしょう。
妊娠していない時には、全く構いませんが、激しい咳が続いていたり、鼻水や腹痛が起きて、なかなか治らない時には、一度病院を受診することをお勧めします。
病院、特に産婦人科には必ず妊婦さんでも安心して使える薬が、症状ごとに用意されているものです。
喘息などはステロイド治療に対する警戒感から、病院へ行かない人も多いのですが、今は妊婦さんでも安全に治療できるように考えられています。
病院へ行かずに、咳でも腹痛でも、自力で治そうとして手遅れになったり、症状が重くて体力が奪われてしまうと、お腹の赤ちゃんにも影響が出てしまいます。
咳は鼻水を伴う風邪のような咳が1週間程度で収まるのなら様子を見ても良いですが、鼻水や痰を伴わない乾いた咳が1週間以上続くようなら迷わずに受診しましょう!!
妊娠初期の妊婦の咳が酷い時には市販薬は飲んでも良いの?!
妊娠初期に咳が続くようなときには、市販の薬を飲んでも良いのかどうか、気になる人もいますよね。
普段から、ちょっとした咳や鼻水程度なら、市販の風邪薬だけで気合で治してしまう、という人も世の中にはたくさんいます。
そのノリで、妊娠してからもちょっとした咳や鼻水くらいなら、市販の風邪薬で治したいと考える人もいるでしょうが、やはり妊娠中に飲む薬は、産婦人科のお医者さんに相談してからにしましょう。
市販薬の成分というのは、処方される薬に比べたら、成分は穏やかなものが多いものです。
しかし、身体の中の代謝なども大きく変わる妊娠中は、しっかりと妊婦さんにも大丈夫だと太鼓判を押されている薬を使った方が安心ですよね!!
自己判断で咳の薬や風邪薬を飲まないようにしましょう!!
妊婦のひどい咳では他にも困った症状が!
妊娠後期になると、激しい咳によって、ちょっと困ったことが咳の症状以外にも起きます。
それは尿漏れです。
妊娠初期ではあまり咳の影響による尿漏れというのはありませんが、妊娠後期になると咳をするたびに尿漏れがするようになる、という人もいます。
妊娠後期になると、子宮が大きくなって、周りの内臓を圧迫するようになってきます。
尿が溜まる膀胱も子宮に押しつぶされて小さくなる上に、圧迫されて刺激され、どうしてもトイレが近くなってしまいます。
そこに咳によって下腹部に力が入ってしまうと、簡単に尿漏れしてしまうようになってしまうのです。
妊婦のひどい咳による尿もれ対策とは?
咳をするたびに尿漏れをしてしまう時には、どんな対策が考えられるでしょうか?!
咳をしそうだと思ったら、すぐにトイレに駆け込めればいいのですが、そういう訳にもいきませんよね。
妊娠後期になって、風邪を引いてしまったり、どうしても喘息が治らずに、咳き込んでしまう時には、尿漏れ対策に尿漏れナプキンを使用しましょう。
生理用ナプキンは吸収できる水分の量が少ないので、尿漏れには使うことができないと思います。
ちょっと心配だな、という程度なら生理用ナプキンでも大丈夫かもしれませんが、絶対に漏らしたくないのなら、尿漏れ専用のナプキンを使うことをお勧めします。
妊娠後期には尿漏れと破水を見分けることも大切!!
臨月で出産が近くなってくると、いつ陣痛が起きて破水してもおかしくはありませんよね。
普通は陣痛が起きてから破水、という流れですが、人によっては破水が先に起こる人もいます。
咳によってお腹に腹圧がかかった影響で破水してしまうことも考えられます。
いつもの咳き込みによる尿漏れだと思っていたら、実は破水だった、ということも考えられるので、臨月になってからの尿漏れは、破水ではないかどうか、気を付けることが大切です。
尿と破水で出てくる羊水は、匂いや色で見分けがつきます。
いつもの尿と違う感じがしたら、出産を予定している病院や産院へ連絡をして、指示を仰ぐようにしてください。
妊娠初期の妊婦のひどい咳は侮ってはいけません!!
咳くらいであまり心配し過ぎることはない、という人も世間にはいます。
しかし、その大したことはないと思っていた咳を放っておいたら、肺炎をこじらせてしまったり、肺がんが手遅れになってしまったりして、命の危険にさらされてしまった、という人の話を聞くのは、脅かすようですが、実は珍しい事ではありません。
妊婦さんにとって、咳止めの薬を飲むことに抵抗がある人もいるかもしれません。
しかし、咳が続きすぎると、母体だけではなく、お腹の赤ちゃんにも影響が出てしまいます。
風邪の咳や鼻水がすぐに治ったり、掃除をすることで治る咳ならいいのですが、長く続く激しい咳は侮ることなく、産婦人科で相談するようにしましょう!!