記事の目次
- 1.妊娠初期に下痢や腹痛が続く・・・
- 2.妊娠初期に続く下痢や腹痛と、つわりとの関係性
- 3.妊娠初期に続く下痢や腹痛の原因は、つわりだけではない
- 4.まとめ 妊娠初期に続く下痢・腹痛の原因
- 5.妊娠初期に続く下痢・腹痛の対処法(1)食べ方
- 6.妊娠初期に続く下痢・腹痛の対処法(2)食べ物
- 7.妊娠初期に続く下痢・腹痛の対処法(3)冷え対策
- 8.妊娠初期に下痢や腹痛が続くときは、水分補給が大切
- 9.妊娠初期に飲む鉄剤が、下痢や腹痛の原因になる!?
- 10.下痢や腹痛があっても、鉄剤の服用は安易に中止しないこと!
- 11.妊娠初期は下痢や腹痛だけでなく、吐き気にも注意
- 12.妊娠初期に続く吐き気は、脱水症状の原因になる
- 13.妊娠初期に吐き気が続くときの対処法とは?
- 14.妊娠初期の下痢や腹痛と、流産の関係性は?
- 15.妊娠初期の下痢や腹痛は、流産に関係なし!だけど・・・
- 16.妊娠初期の下痢や腹痛は、原因究明が大切
- 17.終わりに:妊娠初期の下痢や腹痛は、改善できる
冷えの対処法(3)足湯の方法を工夫する
冷えがひどい場合は、ただの足湯では改善されないことも多いそうです。
そんなときにオススメしたい対処法が、温水と冷水に交互に足を入れる方法です。
(1)2つの風呂桶に、温水と冷水を入れる
(2)椅子に座って、まずは温水のほうに足を入れる。
(3)2~5分ほど温まったら、冷水に足を入れる。
(4)2~5分ほど足を冷やしたら、また温水に足を入れる。
これを5回ほど(20~50分ほど)繰り返し、最後は冷水に足を入れて終了です。すると、手足の先から熱が放出されず、体が温まった状態を長く維持することができます。
妊娠初期に下痢や腹痛が続くときは、水分補給が大切
妊娠初期に続くつわりの対処法は、まだあります。それは「水分を多く取ること」です。
妊娠初期に続く下痢や腹痛は、流産をイメージさせ、女性を大きな不安に陥れます。すると、「早く治したい」と思うあまり、水分摂取を控えてしまう女性が多いようです。しかし、これは大きな間違いです。
下痢は、体中の水分を減少させる症状です。むしろ下痢後は水分を多く取るよう心がけないと、脱水症状で妊娠悪阻を招く原因にもなります。
ただでさえ、妊娠初期はつわりや吐き気によって、食事が上手く取れない時期なのです。食事内に含まれる水分が摂取しにくい期間中に、飲み物すら断ってしまっては、脱水の危険性が大きく跳ね上がります。
食事制限や水分不足は厳禁!
妊娠初期の下痢や腹痛が続くときは、温かい飲み物を飲んで体調回復に努めましょう。つわりが酷いときならば、飲めるときに、少しずつで結構です。効率よく水分が吸収されるスポーツドリンクや、経口補水液を試すのも良いでしょう。
妊娠初期に下痢や腹痛が続くときの対処法は、食べ方・飲み方の工夫が第一です。くれぐれも、食事や水分の制限はしないようにしましょう。
妊娠初期に飲む鉄剤が、下痢や腹痛の原因になる!?
妊娠初期の女性は、貧血に悩むことが多くなります。実は、病院で処方される鉄剤も、下痢や腹痛が続く原因になる場合があります。
病院で鉄剤を処方されたことのある人は、その薬の説明書をよく読んでみましょう。おそらく、副作用の欄に「下痢・腹痛・吐き気」が書かれているはずです。
鉄剤は、空腹時に飲むと成分が吸収されやすいとよく言われます。しかし、それだけ胃腸にかかる負担も大きくなるのです。
もしアナタが鉄剤を服用していて、下痢や腹痛・吐き気の症状が現れる場合は、医師や薬剤師に相談の上、服用方法を見直してみましょう。1回に飲む量を減らすか、食後に服用するようにすれば、下痢・腹痛・吐き気の対処法として有効なはずです。
下痢や腹痛があっても、鉄剤の服用は安易に中止しないこと!
ただし、下痢や腹痛を治したいからといって、自己判断で鉄剤の服用の中止・もしくは減量をすることは止めましょう。
妊娠初期の貧血は、赤ちゃんの発育や、妊娠した女性本人の体調に関わる重要な問題です。貧血を改善しつつ、下痢や腹痛を軽くする方法は必ずあります。医師や薬剤師の意見を聞きながら、対処法を考えましょう。
妊娠初期は下痢や腹痛だけでなく、吐き気にも注意
妊娠初期は、つわりによって様々な不調が表れます。下痢や腹痛の原因になることは先ほど述べましたが、その他の症状で一番厄介なのが「吐き気」です。
吐き気は、つわりの期間と同じく、妊娠5~6週目から、妊娠12~16週(3~4ヶ月)頃まで続く症状です。人によっては、妊娠初期以後もずっと続く場合もあります。