妊娠初期、ひどい下痢や腹痛が続くと、どうしても流産のイメージが付いてまわります。ナイーブになりがちなこの時期、できるだけ不安要素はなくしたいですよね。そのためには、妊娠初期に続く下痢と流産の関係性について、正しい知識を持っておく必要があります。
結論から言うと、妊娠初期の下痢が、流産の直接的原因になることはありません。体の生理現象として起こる下痢が子宮の収縮を促すことは無いので、安心してください。
妊娠初期の下痢や腹痛は、流産に関係なし!だけど・・・
妊娠初期に続く下痢や腹痛は、流産に関係することはない、ということがわかりました。ただし、下痢の原因が食中毒や感染症で、症状が重い場合は話が別です。ひどい下痢や腹痛が続くときは、大事を取って病院に診察を受けにいきましょう。
たとえ、下痢や腹痛の原因がつわり以外のものであっても、早めに治療をすれば、流産を防ぐことができます。
妊娠初期の下痢や腹痛は、原因究明が大切
そもそも、妊娠初期の流産は、染色体の異常など、赤ちゃんの方に原因があることが大半です。お母さんの下痢や腹痛は妊娠中によくある症状の一つなので、さほど深刻に考える必要はありません。
しかし、症状が重くて我慢できなかったり、どうしても不安が拭い去れなかったりしたら、病院で検査を受けましょう。食中毒や感染症の場合は、検査ですぐに分かります。一人で悩まず、信頼できる主治医に頼りましょう。
終わりに:妊娠初期の下痢や腹痛は、改善できる
妊娠初期に続く下痢や腹痛の原因と、その対処法についてご紹介しました。
つわりや吐き気の症状に加え、下痢や腹痛にまで悩まされては、女性の体に大きな負担がかかります。実践できる対処法を徐々に始めて、事態の改善に努めましょう。
症状が軽くなれば、身体はもちろん、心も軽くなります。ストレスは、妊娠中の女性にとっても、お腹の中の赤ちゃんにとっても大敵です。正しい対処法を実践して、妊娠中の生活をより良いものにしましょう。
もっと「妊娠」についての情報が知りたいアナタへ!
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