記事の目次
- 1.妊娠初期に下痢や腹痛が続く・・・
- 2.妊娠初期に続く下痢や腹痛と、つわりとの関係性
- 3.妊娠初期に続く下痢や腹痛の原因は、つわりだけではない
- 4.まとめ 妊娠初期に続く下痢・腹痛の原因
- 5.妊娠初期に続く下痢・腹痛の対処法(1)食べ方
- 6.妊娠初期に続く下痢・腹痛の対処法(2)食べ物
- 7.妊娠初期に続く下痢・腹痛の対処法(3)冷え対策
- 8.妊娠初期に下痢や腹痛が続くときは、水分補給が大切
- 9.妊娠初期に飲む鉄剤が、下痢や腹痛の原因になる!?
- 10.下痢や腹痛があっても、鉄剤の服用は安易に中止しないこと!
- 11.妊娠初期は下痢や腹痛だけでなく、吐き気にも注意
- 12.妊娠初期に続く吐き気は、脱水症状の原因になる
- 13.妊娠初期に吐き気が続くときの対処法とは?
- 14.妊娠初期の下痢や腹痛と、流産の関係性は?
- 15.妊娠初期の下痢や腹痛は、流産に関係なし!だけど・・・
- 16.妊娠初期の下痢や腹痛は、原因究明が大切
- 17.終わりに:妊娠初期の下痢や腹痛は、改善できる
妊娠初期に続く吐き気は、脱水症状の原因になる
妊娠初期の吐き気は、下痢と同じく、脱水症状の原因にもなります。つわりがひどいと、一日に何度も嘔吐をしてしまう女性も多いのです。吐いても赤ちゃんに影響はありませんが、お母さんのほうが脱水・飢餓状態になってしまいます。
妊娠初期に吐き気が続くときの対処法とは?
妊娠初期の吐き気の対処法には、以下の方法が考えられます。
(1)朝の空腹期間を無くすため、枕元に軽食を置く
自分の食べやすいもの、たとえばおにぎりやクラッカーなどで充分です。
(2)通勤電車が辛い場合は、混雑時を避ける
仕事に就いている妊婦さんの場合は、会社と相談の上、勤務時間をずらすことも検討しましょう。これは、仕事をする妊婦さんが正当に主張できる権利です。必要があれば、主治医の先生に「母性健康管理指導事項連絡カード」を書いてもらいましょう。
妊娠初期の下痢や腹痛と、流産の関係性は?
妊娠初期、ひどい下痢や腹痛が続くと、どうしても流産のイメージが付いてまわります。ナイーブになりがちなこの時期、できるだけ不安要素はなくしたいですよね。そのためには、妊娠初期に続く下痢と流産の関係性について、正しい知識を持っておく必要があります。
結論から言うと、妊娠初期の下痢が、流産の直接的原因になることはありません。体の生理現象として起こる下痢が子宮の収縮を促すことは無いので、安心してください。
妊娠初期の下痢や腹痛は、流産に関係なし!だけど・・・
妊娠初期に続く下痢や腹痛は、流産に関係することはない、ということがわかりました。ただし、下痢の原因が食中毒や感染症で、症状が重い場合は話が別です。ひどい下痢や腹痛が続くときは、大事を取って病院に診察を受けにいきましょう。
たとえ、下痢や腹痛の原因がつわり以外のものであっても、早めに治療をすれば、流産を防ぐことができます。
妊娠初期の下痢や腹痛は、原因究明が大切
そもそも、妊娠初期の流産は、染色体の異常など、赤ちゃんの方に原因があることが大半です。お母さんの下痢や腹痛は妊娠中によくある症状の一つなので、さほど深刻に考える必要はありません。
しかし、症状が重くて我慢できなかったり、どうしても不安が拭い去れなかったりしたら、病院で検査を受けましょう。食中毒や感染症の場合は、検査ですぐに分かります。一人で悩まず、信頼できる主治医に頼りましょう。
終わりに:妊娠初期の下痢や腹痛は、改善できる
妊娠初期に続く下痢や腹痛の原因と、その対処法についてご紹介しました。
つわりや吐き気の症状に加え、下痢や腹痛にまで悩まされては、女性の体に大きな負担がかかります。実践できる対処法を徐々に始めて、事態の改善に努めましょう。
症状が軽くなれば、身体はもちろん、心も軽くなります。ストレスは、妊娠中の女性にとっても、お腹の中の赤ちゃんにとっても大敵です。正しい対処法を実践して、妊娠中の生活をより良いものにしましょう。