記事の目次
- 1.妊娠初期の鮮血の出血!どうしたらいい?!
- 2.妊娠初期の出血は状態に注意!!
- 3.妊娠初期の鮮血の出血は危険信号!!
- 4.妊娠初期の鮮血の出血に自己判断は危険!すぐに受診を!!
- 5.妊娠初期の鮮血の出血!妊娠初期に出血する原因とは?
- 6.【妊娠初期の出血の原因①】着床出血【鮮血?】
- 7.【妊娠初期の出血】着床出血への対処法【鮮血?】
- 8.【妊娠初期の出血の原因②】子宮と胎盤のずれ【鮮血?】
- 9.【妊娠初期の出血】子宮と胎盤のずれへの対処法【鮮血?】
- 10.【妊娠初期の出血の原因③】絨毛膜下血腫【鮮血?】
- 11.【妊娠初期の出血】絨毛膜下血腫への対処法【鮮血?】
- 12.【妊娠初期の出血の原因④】診察の際の刺激【鮮血?】
- 13.【妊娠初期の出血】診察の際の刺激への対処法【鮮血?】
- 14.【妊娠初期の出血の原因⑤】膣炎・びらん【鮮血?】
- 15.【妊娠初期の出血】膣炎・びらんへの対処法【鮮血?】
- 16.【妊娠初期の出血の原因⑥】子宮頸管ポリープ【鮮血?】
- 17.【妊娠初期の出血】子宮頸管ポリープへの対処法【鮮血?】
- 18.【妊娠初期の出血の原因⑦】切迫流産【鮮血?】
- 19.【妊娠初期の出血】切迫流産への対処法【鮮血?】
- 20.【妊娠初期の出血の原因⑧】流産【鮮血?】
- 21.【妊娠初期の出血】流産への対処法【鮮血?】
- 22.【妊娠初期の出血の原因⑨】子宮外妊娠【鮮血?】
- 23.【妊娠初期の出血】子宮外妊娠への対処法【鮮血?】
- 24.【妊娠初期の出血の原因⑩】胞状奇胎【鮮血?】
- 25.【妊娠初期の出血】胞状奇胎への対処法【鮮血?】
- 26.妊娠初期に腹痛なしの出血!腹痛なしは安全なの?!
- 27.妊娠初期の出血はよくあること!まずはお医者さんの判断を!!
妊娠初期の鮮血の出血!どうしたらいい?!
妊娠すると、体には様々な体調の変化が起こるものです。その多くが、妊娠が成立したことによるホルモンバランスの変化が原因のモノで、特に心配することではありません。
しかし、妊娠初期に出血が見られた場合には、よく注意した方がいいでしょう。
妊娠初期の出血というのは、特に心配がいらないものもあるのですが、流産や切迫流産の兆候として見られることもよくあります。
特に、鮮血の出血が合った場合や、大量の出血や塊を伴う出血があった場合には、注意が必要です。
この記事では、妊娠初期の出血、特に鮮血の出血の危険性についてお伝えしたいと思います。
妊娠初期の出血は状態に注意!!
妊娠初期には、様々な理由で出血が見られることがあります。
このときに、よく観察して欲しいことは、出血の状態になります。
出血したら、必ず病院で受診をして欲しいのですが、その時には、出血の状態をお医者さんに正確に伝えることが、危険な出血なのか心配の要らない出血なのか、お医者さんが判断する時の判断材料となります。
妊娠初期に出血が見られた場合には、次のことをメモにして病院へ行くようにしましょう。
・出血の色(真っ赤な鮮血、ピンクがかっている、茶色)
・出血の量(少量、大量)
・出血の状態(さらさら、おりものに混ざっている、塊の有無)
・いつから出血しているか
・妊娠週数
・痛みはあるか、どのような痛みか(チクチク、鈍痛など)
特に大切なのは、出血の量と色、塊や痛みの有無になります。これは正確にお医者さんに伝えられるように準備をしていきましょう。
妊娠初期の鮮血の出血は危険信号!!
妊娠初期に出血がある原因にはいろいろとあります。
その中でも、特に注意しなければならない出血の原因は、流産と子宮外妊娠になります。
その症状については、この記事の後の項目で詳しくみていきますが、流産も子宮外妊娠も、真っ赤な鮮血の大量出血が起こることが特徴となります。
塊を伴う大量出血であることも多いものです。
鮮血が出るというのは、出血が始まって間もないということを意味しています。
お腹の中に何らかの傷ができる要因があるということを意味しているので、早急な対処が必要になります。
妊娠初期の鮮血の出血に自己判断は危険!すぐに受診を!!
妊娠初期に、少量でも鮮血の出血があったり、大量の出血があった場合には、自己判断で様子を見るというのはとても危険になります。
特に、子宮外妊娠の場合には、大量出血を起こした場合には卵管の破裂が起きてしまっている可能性も高くなります。
特に、激しい腹痛を感じる時には、危険な状態になっている可能性があります。
大量出血を起こして出血性ショックを起こす可能性も高いので、診療時間外であっても、早急に受診することをお勧めします。
激しい腹痛を伴う大量の出血の場合には、救急車を呼んだほうがいいかもしれません。
妊娠初期の鮮血の出血!妊娠初期に出血する原因とは?
妊娠初期に出血する原因にはいろいろとあります。
その中には切迫流産や子宮外妊娠のように、すぐに対処しなければならないものもあります。
しかし、意外に思う人も多いことかと思いますが、妊娠初期の出血であっても、心配する必要がそれほどないものも多いものです。
同じ妊娠初期の出血の症状であっても、救急車を呼ぶ必要があるほど切羽詰っている出血と、診療時間が始まるまで待ってから受診すればよい出血があるのです。
ここから、妊娠初期に出血する原因をいろいろと見ていき、心配しなくてはいけない出血はどのようなもので、心配がない出血はどのようなものなのか、それぞれ見ていきたいと思います。
【妊娠初期の出血の原因①】着床出血【鮮血?】
妊娠初期に見られる、全く心配がいらない出血の原因には着床出血というものがあります。これは、受精卵が子宮に着床するときに、子宮内膜に根を下ろす時に起こる出血です。
受精卵が子宮に着床するときには、子宮内膜を溶かしてその中にある血管を壊します。この時に出血が起きてしまうと考えられています。
着床前出血は、生理予定日の数日前から、生理予定日頃に起こると言われています。
日数は、およそ3日から7日程度と生理の日数と変わらないことから、生理が少し早めに始まったと勘違いする人も少なくありません。
色や量は、個人差がとても大きいので、一概に言えません。
生理と比べると出血量が少量だったと感じる人や、本当に少量でおりものに多少血がまじっていただけと感じる人、生理と変わらない出血が合ったと後から振り返ったら感じた人、それぞれです。
色も、鮮血だったという人もいれば、ナプキンに少し色がつく程度だったという人、茶色いおりものだったという人もいます。
痛みを感じる人もいますが、どうして痛みを感じるのかその原因はよくわかっていません。
◆関連記事:着床後のおりものについて気になる方はこちら