妊娠中のおならを我慢するのはNG!!
妊娠中におならを我慢し過ぎてしまうとげっぷになってしまうことがわかりましたが、げっぷの他にも妊娠中のおならを我慢し過ぎることは、妊婦さんの身体にとってあまり良くない影響があるようです。
どうしても恥ずかしいと思ってしまうと、げっぷやおならというのは我慢してしまいますよね。
しかし、身体の中にはどうしても外に出さなくてはいけないガスが溜まってしまっているから、おならやげっぷが出るのです。
それなのに無理しておならを我慢していると、逆流してげっぷとして出られればまだいいのですが、場合によってはげっぷになることもできずに、いつまでも腸の中にとどまり続けてしまいます。
そうすると腸がガスによって膨らんでしまい、時としてお腹が張りすぎて激しい腹痛を起こすことがあります。
腹痛から子宮の赤ちゃんへ悪影響を及ぼす可能性もあるので、妊娠中のおならは我慢しないようにしましょう!!
またげっぷも我慢し過ぎると、下にガスが降りておならになることもあります。
げっぷも我慢しないようにしましょう!!
妊娠初期の妊婦の臭いおならは減らせる?!
さて、妊娠初期の妊婦さんが臭いおならを出してしまう原因や、我慢することの影響などはわかりましたよね。
妊娠初期の妊婦さんが臭いおならをしてしまうことは仕方がないことだとは分かっても、やはり減らせるものなら減らしたい、というのが本当のところです。
妊娠初期の妊婦さんのおならを減らすために一番大切なことは、おならの一番の原因となる便秘を治すことです。
妊娠初期のつわりの時期には、どうしても胃腸の働きが弱くなるので、便秘や下痢を繰り返したり、便秘の対応をしていたら下痢が始まってしまったりするものですが、しっかりとお腹の調子を整える対応をすることで、便秘と下痢を繰り返すような胃腸のトラブルにも対応できますよ!!
【妊娠初期の妊婦の臭いおならへの対処法①】生活リズムを!
妊娠初期に臭いおならを減らすための対処法の1つ目は、生活リズムを整えることです。
便秘やおならに悩んだ経験がない人の多くが、自然と便通を催した時にトイレに入るとすんなりと出る、という経験ばかりだったでしょう。
しかし、自然に便通を催すことだけを考えていたら、便秘は改善できません。
特に、排便のためにトイレに行く時間を決めて、その時間には便通を催さなくてもトイレに座って軽くでも息張ってみることが大切です。
毎日同じような時間帯にトイレでいきばることで、身体が段々とその時間帯を排便の時間だと覚えるようになってくると、便通のリズムができてきて、便が出るようになります。
便が出る様になれば、おならも自然に減ってきます。
【妊娠初期の妊婦の臭いおならへの対処法②】適度な運動
妊娠初期の妊婦さんが便秘を改善しておならを減らすためには、適度な運動をすることも効果的です。
妊婦さんの運動と言えば、ウォーキングが代表的なものですよね。ウォーキングで歩くことは、自然と骨盤を動かすことになり、お腹のマッサージを体の中からやってもらえる効果があるので、便秘の改善にもとても役立ちます。
また、マタニティヨガやストレッチ、マタニティスイミングなども便秘改善に効果的です。
お腹に負担を掛けずに、身体全体を伸ばしたり、骨盤を軽く動かすような動きをしてみることで、腸を刺激して、便秘が改善されれば、自然におならも減っていきます。
【妊娠初期の妊婦の臭いおならへの対処法③】乳酸菌を摂る
ヨーグルトなどで乳酸菌を摂ることも、便秘を改善させて臭いおならを減らすための対策になります。
乳酸菌を摂って、腸内の善玉菌を増やすことで、腸内環境を改善させると、便秘の改善になり、おなら対策にも有効です。
下痢と便秘が交互にやってくるような場合も、腸内環境が悪くなっていることが多いものです。
乳酸菌は便通を良くするイメージが強いので、下痢対策ができるのはちょっと意外ですが、乳酸菌を食べることは下痢にも効果的です。
また、下痢や便秘とは直接の関係はありませんが、腸内環境を良くすることで、体の免疫力アップを図ることもできるので、面英気力が落ちる妊娠初期には風邪予防にも有効的です。
■参考記事:妊娠初期の下痢・腹痛への対処法は?コチラも参照!