記事の目次
- 1.引っ込み思案の意味とは?
- 2.【引っ込み思案】特徴:マイナス思考
- 3.【引っ込み思案】特徴:すぐに人と比べてしまう
- 4.【引っ込み思案】心理:自分に自信が持てない
- 5.【引っ込み思案】心理:自分の意見が持てない
- 6.【引っ込み思案】性格:人見知りな性格
- 7.【引っ込み思案】性格:理想が高い性格
- 8.【引っ込み思案】原因:子供の時に恥ずかしい思いをした
- 9.【引っ込み思案】原因:子供の頃に怒られてばかりいた
- 10.【引っ込み思案】原因:子供の時自己肯定感が育たなかった
- 11.【引っ込み思案】原因:子供の時仲間外れにされた
- 12.【引っ込み思案】原因:社会不安障害
- 13.【引っ込み思案】克服方法:積極的に失敗する
- 14.【引っ込み思案】克服方法:一つできればOKを出す
- 15.【引っ込み思案】克服方法:姿勢を正し、目を合わせる
- 16.【引っ込み思案】克服方法:笑顔を心掛ける
- 17.【引っ込み思案】克服方法:肯定的な言葉を積極的に使う
- 18.【引っ込み思案】克服方法:挨拶だけはしっかりする
- 19.【おわりに】
【引っ込み思案】原因:子供の時自己肯定感が育たなかった
子供の頃というのは、愛情を受けることが一番大切な時間です。
褒めてもらったり、抱っこしてもらったり、笑顔を向けてもらうことで子供の自己肯定感は育ち、「自分はココに居ていい存在なんだ」という絶対的な安心感を得ることが出来ます。
しかし、子供の時にこの自己肯定感が育たないと、大人になってからいつもどこか不安で、自分は居ていい存在なのかどうかということが酷く不安定になってしまいます。
そうして自己肯定感が育たないまま大人になって、いざ周囲の人たちとコミュニケーションをとる時にも、自分はここに居て良い存在なのかどうかということに自信が持てません。
自己肯定感は大人になると、恋愛などによって回復することが出来ます。
しかし、引っ込み思案の人が恋愛にまで発展できることはなかなか少ないので、大人になってから恋愛できたのであればその人は大切にした方が良いでしょう。
【引っ込み思案】原因:子供の時仲間外れにされた
引っ込み思案という性格は、ここまで見てきてもわかるように子供の頃の影響がとても大きいです。
そしてその原因として最もわかりやすく、また深く傷を残しやすい経験が子供の頃のいじめなどの問題です。
こうした心理的なトラウマを残してしまうと、人に対して消極的になりやすくなります。
子供の頃というのは、自分にとって学校がすべての世界です。
その世界から逃げることも許されず、ただ必死で自分を否定する人たちの中に立たされ続けるというのは想像を絶している苦労でしょう。
大人になってもそうした心理状態から回復できず、周囲の人たちが信頼できないという心理状態になってしまいます。
いじめというのは悲しいことに大人になっても大抵の場合どこにでもあるものなので、なかなかその原因を断つことは難しいですね。
■参考記事:仲間外れになりやすい人にはどんな特徴が?コチラも参照!
【引っ込み思案】原因:社会不安障害
引っ込み思案が生活に支障を及ぼしている場合には社会不安障害という病気として認定されます。
社会不安障害とは、引っ込み思案が悪化してしまい、人前に出ると顔が赤くなってしまったり、自分の意見を言えなくなってしまったりする病気のことです。
その他にも様々な症状がありますが、直すぞ!と思ってすぐに直せるものでもありません。
一番の克服方法は病院に行って信頼できる助言をもらうことです。
【引っ込み思案】克服方法:積極的に失敗する
引っ込み思案の克服方法は様々ですが、一つに、積極的に失敗するということが挙げられます。
大人になると失敗するということがとても怖いものに感じられてしまうという心理状態の人が多くいます。
それは大人というと失敗してはいけない、恥ずかしい、みっともないなどの心理が働くためです。
しかし、引っ込み思案を克服するためには、失敗をしても良い、人から拒絶されても良いと考える必要があります。
そう考えるためには、人から拒絶されても心理的に安定していることが必要です。
ですから、積極的に失敗していきましょう。
会議で発表して失敗するでも良いですし、道端でティッシュ配りの人に10個のティッシュをくれるようにお願いしてみるでも良いです。
「失敗する」ということを目的にして小さなことでもやってみると、だんだんと失敗が怖くなくなってきます。