記事の目次
- 1.どうして感情の起伏が激しいの?
- 2.感情の起伏が激しい人の特徴と心理①思い通りにならないのが嫌
- 3.感情の起伏が激しい人の特徴と心理②ホルモンバランスの乱れ
- 4.感情の起伏が激しい人の特徴と心理③対人障害などの病気
- 5.感情の起伏が激しい人への対処法は?
- 6.感情の起伏が激しい人への対処法①落ち着いて話す
- 7.感情の起伏が激しい人への対処法②本心を探る
- 8.感情の起伏が激しい人への対処法③原因を探る
- 9.感情の起伏が激しい人への対処法④地雷となるものを覚える
- 10.感情の起伏が激しい人への対処法⑤コミュニケーションを大切に
- 11.感情の起伏が激しい人への対処法⑥安心感を与える
- 12.感情の起伏が激しい人への対処法⑦相手の感情に流されない
- 13.感情の起伏が激しい人への対処法⑧ストレス発散を提案する
- 14.感情の起伏が激しい人への対処法⑨心療内科を勧める
- 15.感情の起伏が激しい人には正しい対処法でかかわろう!
どうして感情の起伏が激しいの?
感情の起伏が激しい人っていますよね。
感情の起伏が激しい人を見ていると、そうでない人にとっては「どうしてそこまで怒るの?」とか「さっきまで怒ってたのにもう笑ってるの?」「なんで何事もなかったかのように話しかけてくるの?」とかなり疑問に思う点があるのではないでしょうか。
感情の起伏が激しい人と真面目にその都度向き合おうとすると、向き合おうとしている方の人間が疲れてしまうことも多くあります。
また、一般的に感情の起伏が激しい人は女性に多いと思われがちですが、近年ではモラハラ夫などの問題も明るみになり、男女関係なく感情の起伏が激しい人はいるのです。
ただし、女性はホルモンバランスの関係などで感情のコントロールが効かなくなり、感情の起伏が激しい人になってしまうことも。
男女間での違いとしては、そういった体のメカニズムによるいたずらも起因しているんですよね。
では、まずは感情の起伏が激しい人の特徴や心理について紹介していきます。
感情の起伏が激しい人と付き合っていくにはまず、感情の起伏が激しい人の特徴や心理を知っていくことが大切です。
ぜひ参考にして下さいね。
◆関連記事:感情的な人の特徴はこちらにもまとめています
感情の起伏が激しい人の特徴と心理①思い通りにならないのが嫌
感情の起伏が激しい人の特徴と心理として、まずは「思い通りにならないのが嫌だ」ということが挙げられます。
これは、男女ともにあるものですが、比較的男性に多いイメージがあるのではないでしょうか。
自分がこうしたいと思っていたのに、実際にはそれがうまくいかなかった、相手が全く違うことを言ってきた、そんな瞬間に急に怒り出したり、不機嫌になって「もういい」とその場を去って行ったりしてしまいます。
こういった感情の起伏が激しい人の特徴を持つ人の原因としては、幼少期から甘やかされて育ってきたり、偶然が重なって「あまり我慢せずに何でも手に入れてきた人」というパターンが多くみられます。
特に男性に多いイメージがあるのは、男性は幼少期は比較的やんちゃで母親に対してもわがままを許してもらったりいたずらも最後には許してもらって可愛がってもらうなどの経験が多い人が多いことから、そのイメージが強いのではないでしょうか。
実際には男性に限らず、女性もなんでもわがままを貫き通してきた人もいるため、この原因は男女どちらにも言えることです。
今まで思い通りになってきたことが、社会に出たり、夫婦になって他人と家庭を築いていく中で躓いた時に、どう対処したらいいのかわからず感情が爆発してしまうというのが主な原因です。
感情の起伏が激しい人の特徴と心理②ホルモンバランスの乱れ
次に、感情の起伏が激しい原因、特徴としてホルモンバランスの乱れということも挙げられます。
女性は特に生理周期などでホルモンバランスが乱れやすくなっています。
生理前になるとPMSと呼ばれる症状で感情のコントロールが効かなくなったり、怒りっぽくなったりする人が多いというのは事実ですよね。
これは女性の体に関係があるわけで、感情の起伏が激しい女性を責めることはできません。
自分の意志とは裏腹に、どうしてもイライラしてしまったり、涙が出るほど怒りがわいてきたりするのを止められないのです。
また、同じように更年期障害という病気も、男性にはない女性特有のものですね。
これもまたホルモンバランスがいたずらして、イライラを引き起こしたり、感情のコントロールを邪魔します。
感情の起伏が激しい人に女性が多いイメージがあるのは、こういった女性ホルモンの働きによって女性自身が左右されてしまうことが多いからなのです。
ただし、男性だからといって安心してはいけません。
男性も、不規則な生活やストレスを抱え込みすぎている、寝不足などの理由から、ホルモンバランスが乱れると同じような症状になってしまう可能性も非常に高くあります。
女性のように体のメカニズムから勝手になるものではないにせよ、男性もホルモンバランスを整えることには注意が必要なんですよ。
感情の起伏が激しい人の特徴と心理③対人障害などの病気
感情の起伏が激しい人の心理として、対人障害などの病気を抱えているケースも非常に多くあります。
一番有名なのが、躁うつ病という病気です。
一般的に知られるうつ病は、基本的に落ち込んでしまうことが多く、ポジティブに物事をとらえられなかったり、気分が晴れないなど、うつの状態が続いてしまう病気のことです。
対して、躁うつ病というのは、最近では「双極性障害」と呼ばれており、躁というテンションが高い状態の時と、うつ状態の時の二面性があるという症状が見られます。
躁うつ病の人は、躁の状態、つまりテンションが高い状態の時には「あれ?病気なんてないんじゃない?」と周りから思われてしまうほど、明るく前向きに話をしたり、はしゃいだりすることが多くあります。
一方で、うつの状態に切り替わってしまうと、ひどく落ち込んだり、対人関係が怖くなってしまったりするため、周りからは感情の起伏が激しい人だと思われてしまいがちです。
躁うつ病の人は、「落ち込みやすいだけ」「落ち込むときはとことん落ち込むタイプ」などと思ってしまい、病院にかかるきっかけを持たないでそのままにしてしまう人も少なくないため、注意が必要です。
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