新生児が白目をむく原因は?特に問題はない?

新生児が白目をむく原因は?特に問題はない?

新生児の赤ちゃんが産まれて子育てが始まった時に、思わず新生児の赤ちゃんが寝る時に白目をむくのに驚くお母さんも少なくありません。新生児の赤ちゃんが白目をむくのには理由があります。また白目に異常を感じた時にはどんな病気が考えられるのかも合わせてお伝えします。

記事の目次

  1. 1.新生児の赤ちゃんが白目をむいている!これって大丈夫なの?!
  2. 2.新生児の赤ちゃんが白目をむくのには理由がある!
  3. 3.こんな症状で白目をむくことがあったら熱性痙攣!要注意!
  4. 4.新生児には白目以外にも寄り目も気になる!
  5. 5.新生児の白目の色が!白目の色が黄色や青っていったい?!
  6. 6.新生児の白目の色が充血している!原因は?
  7. 7.新生児の目が異常?!濁っているときや黒目が大きい時は?
  8. 8.新生児の白目は普段からよく観察をしましょう!!

基本的に、子育て中に赤ちゃんが白目をむくことがあっても、心配する必要はありません。

しかし、熱性痙攣を起こして白目をむくことがあったら、注意する必要があります。

白目をむきながら、チアノーゼを起こしたり、体が痙攣して高熱が出たり、泡状のよだれが口から出て、意識が5分以上なくなることがあれば、熱性痙攣です。

こういった症状が子育て中に出た時には、慌てずに痙攣が収まるまで待ちながら、症状の現れ方をメモしましょう。

赤ちゃんが熱性痙攣を起こしたときにメモする内容は次の内容です。

・痙攣が始まった時間と終わった時間
・身体の突っ張り具合
・目が向いていた方向

10分以内に収まれば、それからは慌てずに受診すればいいですが、もしも10分以上経っても痙攣が治まらない場合には救急車を呼ぶ必要があります。

新生児には白目以外にも寄り目も気になる!

子育て中に新生児の赤ちゃんの気になる目の症状には、白目をむくこと以外にもより目になるというのがあります。

大人なら、右の目と左の目が連動して動くために、めったにより目ができる人はいないものですが、赤ちゃんはよく寄り目になるものです。

赤ちゃんの寄り目もそれほど気にするものではないのですが、中には眼科を受診したほうがいい症状もあります。

赤ちゃんが寄り目になる理由もここからみていきましょう。

【新生児が寄り目になる理由①】焦点が合わない【白目以外】

赤ちゃんが寄り目になる理由には、赤ちゃんの目は焦点が合っていないことが挙げられます。

大人の目というのは、左右の目が連動して動くことで、物事の奥行きを掴んで、焦点を合わせて距離感を掴むことができます。

しかし、赤ちゃんの目というのは、生まれたばかりの時には視力は未発達で、焦点を合わせることができません。

そのために、左右の目がバラバラに動くことも多くて、より目になることもよくあるのです。

【新生児が寄り目になる理由②】仮性内斜視【白目以外】

新生児の赤ちゃんが寄り目になる理由には、仮性内斜視があります。

仮性内斜視というのは、顔の筋肉や骨格が発達途上にあるために、一時的に斜視のように目が見えてしまうことです。

どうして赤ちゃんの顔が発達の途上にあると、仮性内斜視が起こってしまうのでしょうか?!

赤ちゃんの鼻はまだ低いものですが、鼻が低すぎると目頭のあたりの皮が余ってしまい、白目を覆ってしまいます。

そうすると、黒目が内側に寄っているように見えてしまい、これが斜視のように見えてしまうのです。

赤ちゃんの鼻のつけ根を軽くつまんでみて、目の内側に白目が見えるようなら仮性内斜視です。

仮性内斜視は成長するにつれ自然に治っていくものなので、特に治療などは必要ありません。

【新生児が寄り目になる理由③】斜視【白目以外】

新生児の赤ちゃんの目がより目に見える理由には、仮性ではなくて本当の斜視のこともあります

私たちの目というのは、何かを物を見るときには左右両方の目が同じ方向を向かなくてはいけません。

しかし、斜視の場合には、片方の目はまっすぐと目標物をとらえているのに、もう片方の目がその外側か内側の目標とは違うところを向いてしまうのです。

私たちが奥行きを感じることができるのは、左右の目で目標物をとらえることで距離感を掴むことができるからです。

斜視の人というのは、左右の目を連動させて目標物をとらえるということができないので、立体感覚や奥行きを掴むことができなくなります。

斜視の場合は、ある程度発達してきても、目の動き方が正常なものと明らかに違う場合が多いので、早期に発見できることが多いものです。

子育て中に早期に治療を開始すれば、日常生活や学校生活に支障なく生活できるようになりますが、発見が遅れて放置した場合、メガネやコンタクトを使っても視力を充分に出すことができない弱視になってしまうこともあります。

子育て中に赤ちゃんの目のことで何かおかしいと思ったら、小児検診の時やかかりつけの小児科に相談しましょう。

小児検診や小児科で眼科の受診があると判断されれば、その旨を伝えられます。

新生児の白目の色が!白目の色が黄色や青っていったい?!

私たちの目というのは、白目が白いことが健康な証拠ですが、時々、子育て中に新生児の赤ちゃんの白目の色が黄色や青色になることがあります。

新生児の赤ちゃんの白目の色が黄色や青になることは一体何を意味しているのでしょうか。

ここから、新生児の赤ちゃんの白目の色が黄色や青になったときの症状についてみていきたいと思います。

【新生児の白目の色①】白目の色が黄色の時

新生児の赤ちゃんの白目の色が黄色の時には、新生児黄疸が考えられます。

黄疸というのは、大人でも見られる症状ですよね。全身が黄色くなってしまう症状で、肝臓を悪くすると、皮膚が黄色くなったり、白目が黄色くなったりすることで知られています。

成人の全身が黄色くなってしまう黄疸のイメージが大きいので、新生児黄疸というと、心配になってしまう人も多いものですが、生まれた時に白目が黄色くなる新生児黄疸というのは、約8割の新生児に見られる症状で、それほど心配はありません。

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新生児の白目の色が充血している!原因は?

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