記事の目次
- 1.内なる子供「インナーチャイルド」とは?
- 2.インナーチャイルドが傷ついている…癒す方法はあるの?
- 3.インナーチャイルドが傷つく原因1【家庭環境】
- 4.インナーチャイルドが傷つく原因2【いじめ】
- 5.インナーチャイルドが傷つく原因3【親の言うことが絶対だった】
- 6.インナーチャイルドが癒せない!現れる特徴1【アダルトチルドレン】
- 7.インナーチャイルドが癒せない!現れる特徴2【自己嫌悪】
- 8.インナーチャイルドが癒せない!現れる特徴3【対人恐怖】
- 9.インナーチャイルドが癒せない!現れる特徴4【常に不安がある】
- 10.インナーチャイルドが癒せない!現れる特徴5【自己否定】
- 11.インナーチャイルドが癒せない!現れる特徴6【アルコール依存症】
- 12.インナーチャイルドが癒せない!現れる特徴7【部屋が汚い】
- 13.インナーチャイルドが癒せない!現れる特徴8【暴飲暴食】
- 14.インナーチャイルドが癒せない!現れる特徴9【時間を守れない】
- 15.インナーチャイルドを癒やす方法1【傷をありのまま受け止める】
- 16.インナーチャイルドを癒やす方法2【スピリチュアルカウンセリング】
- 17.インナーチャイルドを癒やす方法3【ヒーリング】
- 18.インナーチャイルドを癒やす方法4【カバラ占い】
- 19.インナーチャイルドを癒やす方法5【インナーチャイルドカード】
- 20.インナーチャイルドを癒やす方法6【瞑想】
- 21.インナーチャイルドを癒して、ありのままの自分で生きよう!
内なる子供「インナーチャイルド」とは?
インナーチャイルドは「内なる子供」と訳され、子供の頃の感情や記憶のことを指します。それは子供の頃の無心とも言える気持ちや心情、本音などを表しています。
子供時代(特に3歳~10歳まで)の経験は、大人になった自分に意外なほど影響を与えます。
普段なかなか表現しづらい自分の感情や本音は、インナーチャイルドに投影されていくのです。
インナーチャイルドは性格を形作る根底のようなもの。
通常、家族や他人との共同生活で形成されていきますが、インナーチャイルドが不安定なままだと、自分の心にも心にも不安定な影響を与え続けることになります。
そして、ありのままの自分を出せずに共同生活を送ってきた人は、インナーチャイルドになりやすいと言われています。
インナーチャイルドが傷ついている…癒す方法はあるの?
子供時代に生まれたインナーチャイルドが、自分の人生や生き方を形成すると言っても過言ではありません。
そして、インナーチャイルドの影響度は、この世に生を受けて以来、大人になるまでいっしょに共同生活を送る親との関係性によって変わります。
インナーチャイルドが安定するのは、共同生活を送りながら、親に愛され、受け入れられていると感じていたからです。
もし親から十分な愛情を受けていないと感じてしまった場合、子供は「私は大丈夫!平気!」という風にいい子を演じることで、親の愛情を自分に向けようとします。
しかし、それはあくまで仮の自分。共同生活でありのままの自分が出せずに育った子供は、インナーチャイルドを傷つけることになり、心の安定は得られないままです。
インナーチャイルドを癒やすことで、子供時代の本当の自分を取り戻すことができ、生きづらさを克服することができます。
スピリチュアルカウンセリングや占い、ヒーリングなど、インナーチャイルドを癒やす方法はあります。その方法を知る前に、まずはインナーチャイルドが傷つく原因を詳しくみていきましょう。
インナーチャイルドが傷つく原因1【家庭環境】
そもそも親が子供の世話を十分にできる状態でないと、子供は十分に愛情を感じることができず、ずっと親の顔色を伺って共同生活を送ることになります。
世の中にはいろいろな家庭があり、その中には何らかの問題を抱えている家庭も少なくありません。親が暴力を振るう、虐待をするといったことがわかりやすい例です。
そうしたわかりやすい例でなくても、兄弟間で常に比較されて育った、何をしてもまったくほめないといったことも、インナーチャイルドを傷つけることにつながります。
「兄弟との比較じゃなくて、自分を見て!」「ちゃんとやったからほめてよ!」という本音が封じ込められてしまいます。ありのままの自分でいられなかった家庭環境は、本人も気づかないままインナーチャイルドを傷つけてしまうのです。
インナーチャイルドが傷つく原因2【いじめ】
成長していくうちに、共同生活は家庭だけに留まらず、保育園・幼稚園、学校と広がっていきます。そこにもインナーチャイルドが傷つく原因は潜んでいます。
その最たる原因はいじめ。特に子供は正直で、思ったことをそのまま口にしてしまうため、悪気はなくても相手を深く傷つけることが多々あります。
いじめられた本人は、ありのままの自分をひどく否定された気分になり、しかもそのことが価値観の土台を作り上げてしまいます。
その価値観が大人になっても植え付けられたままだと、他人との共同生活にうまく溶け込めず、自分を押し殺しながら生きていくことになります。
また、大勢の前で恥をかかされる経験もインナーチャイルドを傷つけてしまいます。他人との共同生活を優先させるために、言いたいことが言えず、泣きたい、文句を言いたいといった感情も抑制してしまうのです。
インナーチャイルドが傷つく原因3【親の言うことが絶対だった】
虐待を受けたわけでも、いじめに遭ったわけでなくても、インナーチャイルドが傷つくことはあります。それは親との関係性が、まるで「主人と家来」のようであった場合です。
親が子供可愛さに何でもかんでも手出ししていると、子供は親のすること為すことがすべてだと思ってしまいます。本当に小さい幼児であればいいのですが、問題は他人と共同生活を送るようになった時です。