いきなりタメ語・タメ口をきく後輩が続出!
あなたの職場では、会社の先輩に対していきなりタメ口で話しだす後輩や、年齢が下の人には自分が後輩だろうが無条件でタメ口で話す人いませんか?
職場などの敬語を使うべきところでちゃんと敬語を使えない人たちが社会現象としても問題になっています。また、そんな後輩をもって後輩への対応に頭を悩ませる人もかなり増えてきています。
今回は、そんな職場でタメ口を平気で使うような後輩を持った人たちのために、タメ口を使う人の特徴や心理について紹介していきます。
最後には、タメ口を使ってくる後輩への対処法についても紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。
タメ語・タメ口ってそもそもどういう意味?
まず、そもそも、タメ語・タメ口ってどういう意味なのでしょうか。その意味からまずは調べていきたいと思います。
普段何度なく「タメ語」「タメ口」という風に使っていますが、ちゃんとした意味をここで今一度調べておきましょう。
まずは、タメ語の意味。タメ語の意味は、以下の通りになります。
タメ語とは、対等な言葉使いのこと。タメ語とは「対等」「同じ」を意味する俗語『タメ』に『語』をつけたもので、対等な言葉使い、つまり友達口調を意味する
単語の意味としては、そもそもタメという言葉の意味が「対等」という意味を持っていて、そこに「語」をつけることで「対等な話し方」という意味の派生語という風になっています。
では、タメ口はどういう意味なのでしょうか。タメ口の意味は、以下の通りです。
ため ぐち [0] 【ため口】
若者言葉で,相手と対等の立場でものを言うこと。
こちらが辞書になっているタメ口の意味。タメ語とは変わらないということわかりますね。どちらの言葉遣いも、相手や状況によっては不適切な場合もあるので注意が必要です。
タメ語・タメ口を使う人の心理は?
タメ語・タメ口については、ほぼ皆さんあった意味で使っている人が多いと思いますが、ここで一つ疑問が出てきます。
職場の後輩や部下は、どう考えても自分とは対等な立場ではないのに、どうしてタメ口で話をしてくるのでしょうか?職場の後輩のタメ口に頭を悩ませる人は、ここから紹介するタメ口を使う人の心理について参考にして下さい。
タメ語・タメ口を使う人の心理①仲良くなろうと思っている
タメ語・タメ口を使う人の心理や特徴として、まずは「相手と仲良くなろうと思っている」ということが挙げられます。
若者の中には、タメ口で話をすることが二人の距離感を現し、タメ口=仲良しだと勘違いしている人も多くいます。ペアで仕事をするような後輩が急にタメ口を話し出してくるようになったら、このパターンの可能性が非常に高いです。
「俺たち、いつも一緒にいて、いいコンビの先輩後輩!」と思ったら急にタメ口になり、そこで自分たちがいかに仲がいいのかということを実感しているのです。
また、先輩相手にあえてタメ口を使うことで、周りに「自分たちは仲がいいんだぞ」アピールをするという意味も含まれている場合があります。同僚たちの中で「自分は先輩にタメ口を許されている」「自分は先輩とここまで仲良くなっている」なんてことをアピールしたいという願望の表れです。
■参考記事:職場で公私混同する人への対処法は?コチラも参照!
タメ語・タメ口を使う人の心理②相手と自分が同等だと思ってる
普通の人では考えられないかもしれませんが、タメ口を使う人の心理や特徴として、「相手と自分が同等だと思っている」ということも挙げられます。転職が多い会社の人や、仕事ができて昇格が早い人によくあるパターンなのが、「年上の後輩が初日からタメ口」という悩みです。
年齢は相手のほうが上でも、職場の立場上ではこっちが上…。それなのに、「年齢はこっちのほうが上だし、プラマイ0じゃない?」なんて持論を持ち出し、相手と自分が同等だと思い込んでいるという特徴の人も中にはいるのです。
普通の人の感覚では、いくら上司の年齢が若くても、仕事を教えてくれたり何かあった時に自分のミスの責任を負ってくれるような立場の人間に対してタメ口は使えません。
でも、職場において先輩や上司が自分にとってどういう立場の人なのか、責任者とはどういう役割を担っている人なのかを全く意識していない人は、先輩や上司を「ただ先に会社に入った人」とか「上司の立場を与えられた人」というだけに思っていて、だからこそ敬意を表すこともなくいきなりタメ口で話をしてくるという特徴があるのです。