【妊娠14週目のママの様子⑨】お腹に違和感が…
妊娠14週目になると、腹痛とまでは行かないまでも、お腹に今までに感じたことがなかった違和感を感じるようになる人もいます。
今までの妊娠初期には、下痢や便秘が原因の腹痛を感じてきた人も少なくないでしょうが、下痢や便秘を原因とする腹痛とはまた違う感じで、腹痛とは言えないような微妙なお腹の異変を感じることがあります。
下腹の腹痛が激しい時には、流産の兆候の場合もありますが、そこまで激しい腹痛が起こるというわけでもありません。
妊娠14週目の頃に、腹痛とまでは言えないお腹の違和感を感じるのは、子宮が大きくなり始めることで、子宮を支えている靭帯が引っ張られることで感じる違和感になります。
まだ、胎動やお腹の張りを感じるほどはお腹の赤ちゃんも子宮も大きくはなっていませんが、お腹の大きさはこの時期になると大きくなり始めるために、お腹の中でのバランスが微妙に変化してきます。
このときに、靭帯が引っ張られるようになるので、お腹に違和感を感じやすいのです。
激しい腹痛などにならなければ特に心配するものではありません。
【妊娠14週目のママの様子⑩】頭痛に悩む人も?頭痛の原因は!
妊娠14週目の頃になると、風邪をひいているわけでもなく、偏頭痛を起こしているわけでもないのに、原因不明の頭痛に悩む人もいます。
妊娠14週目の頃に頭痛が起こるのは自然なことなのですが、この頃におこりやすい頭痛というのはどうしてなのでしょうか?いったい頭痛にはどのような原因があるのでしょうか。
つわりが終わりかける人が多い妊娠4か月から5か月頃には、実はつわりの代わりに頭痛に悩む人が増えてきます。
この時期に頭痛が増える原因は胎盤が完成することになります。
胎盤が完成すると、ママの体の中のホルモンバランスが大きく変化することが頭痛の原因となっているのです。
妊娠初期にはhCGというホルモンが大量に分泌されていましたが、胎盤の完成に伴ってこのホルモンの分泌量が急激に減ります。
hCGの減少に伴って、黄体ホルモンの分泌も減っていき、高温期が終了します。この体の変化が起こるときに、頭痛などの体調の変化も起こりやすくなるのです。
つわりの苦しみが終わったら、次は頭痛が起きやすくなった、というのはちょっと辛いものですね。
この時期の頭痛は、妊婦さんには自然に起こる問題のないものですが、頭痛があまりひどいと生活に支障をきたすこともあります。
頭痛で悩むことがあれば、妊婦健診の時にお医者さんに相談して妊娠中でも飲める頭痛薬を処方してもらうようにしましょう。
妊娠14週目のママの過ごし方は?どんな感じで?!
妊娠14週目の頃のママの様子や気になる様々な症状について理解できたところで、次はこの時期のママの過ごし方についてみていきましょう。
妊娠14週目の頃のママというのは、いったいどんなことに気をつけて過ごしたら良いのでしょうか?!
【妊娠14週目のママの過ごし方①】マタニティウエアを用意!
妊娠14週目の頃になったら、お腹の大きさも変わってきます。今までマタニティウェアを着用していなかった人も、マタニティウェアやマタニティ専用の下着を着用するようにしましょう。
今までは、妊娠前から1サイズか2サイズ大きめの洋服を着ていれば大丈夫でしたが、そろそろ、お腹の大きさも膨らみ始めます。
お腹の大きさが大きくなってくるのに、通常の洋服や下着だと、どうしてもお腹の大きさを締め付けるようになってしまいます。
お腹の大きさに余裕を持たせることができる、マタニティ専用の洋服や下着を使うことで、お腹の赤ちゃんも伸び伸びと成長出来ますよ。
■参考記事:似合うマタニティ服を探そう♪コチラも参照!
【妊娠14週目のママの過ごし方②】歯科検診と歯の治療を!
妊娠14週目の頃になったら、歯科検診を受けて、歯の治療を済ませてしまうようにしましょう。
妊娠中は、歯のトラブルを起こしやすいものです。
つわりも一段落して、まだお腹の大きさもそれほどではないこの時期というのは、歯の治療をしてしまうのに最も適した時期になります。
ぜひ一度歯医者さんで歯の点検をしてもらい、治療するべきところがあったら治療してもらいましょう。
【妊娠14週目のママの過ごし方③】妊娠線予防を始めましょう!
お腹の大きさがふっくらとしてくるこの時期には、妊娠線予防を始めることをお勧めします。
まだまだ妊娠線が本格的に増えてくるのは、先の話になりますが、妊娠線が増える時期に、一気に妊娠線が増えるか、妊娠線が出来ずに済んだり、対策をしていない人よりも少なくて済んだりするかどうかというのは、それまでに対策をきちんと行っていたかどうかにかかってきます。