特にこの時期に動悸や息切れをするようになっても、心臓や肺の病気ではないので、特に心配は要りませんが、無理を過ぎると体に負担がかかって早産の危険性が高まってしまいます。
動悸や息切れがひどい時には、こまめに休憩を入れるようにして無理はし過ぎないようにしましょう。
【妊娠23週目のママの様子⑥】足のむくみがひどくなる!
妊娠23週目の頃になると、大きくなった子宮が骨盤まわりを圧迫するようになっていきます。
そのために、足のつけ根の静脈を圧迫するようになり、足への血のめぐりが悪くなってしまいます。
そのために、足がむくむようになってしまい、足が太くなったり、今まではけていた靴が急に履けなくなってしまったりします。
特に、夕方になると足のむくみがひどくなるという人が多いのですが、この時期の足のむくみというのはなかなか取ることが難しいものです。
足がむくんで辛い時には、サンダルなど足に余裕が持てる履き物を履くようにしましょう。
【妊娠23週目のママの様子⑦】こむら返りが起きる様に!
妊娠23週目の頃には、足の血流が悪くなる上に、大きくなったお腹を支えるために、足腰に大きな負担がかかり、ふくらはぎの筋肉に今までにはなかった負荷をかけるようになるために、こむら返りも起こりやすくなります。
今までに足がつる経験をしてこなかった人は、こむら返りのあまりの痛さに、跳び上がってしまう人も少なくありません。
こむら返りが起きた時には足の親指を掴んでお腹の方に引っ張ると治ります。
お風呂で足をよく温めたりして、予防することも大切なります。
【妊娠23週目のママの様子⑧】皮膚のかゆみがひどくなる
妊娠23週目の頃になると、お腹が急激に大きくなるために、お腹の皮が引っ張られてしまい、かゆみを感じることが多くなります。
特に、今まで妊娠線予防のためのケアをやっていなかった人は、症状がひどく出ることでしょう。
今はかゆみだけで済んでいても、これから先、もっとお腹が大きくなっていくと、本格的に妊娠線が出来始めます。
今からでも遅くはないので、保湿クリームをたっぷりと塗って、妊娠線ケアを始めるようにしましょう。
また、かゆみが余りにひどい時には、そのかゆみがストレスとなってしまいます。この時期にストレスを感じるのはお腹の赤ちゃんのためにも避けたいので、皮膚科でかゆみ止めをもらいましょう。
【妊娠23週目のママの様子⑨】便秘は続く…
妊娠してから便秘に悩まされ続けている人も少なくないでしょう。
妊娠23週目の頃というのは、まだ骨盤が上の方に上がっている時期なので、便秘がまだまだ続いています。
時に腹痛を伴うほどひどい便秘のこともあり、妊娠中のママを悩ませる大きな悩みですよね!
腹痛を伴うこともある便秘対策には、食物繊維や乳酸菌を摂取することも大切ですが、水分をしっかりと補給することも大切です。
便秘がちで硬くなった便をやわらかくして、腸の中を動きやすくするためには、水分でやわらかくする必要があるからです。
便秘で辛い時には、水分補給を心がけましょう。
【妊娠23週目のママの様子⑩】腰痛に悩まされる
妊娠23週目の頃になると、腰痛に悩まされるママが増えていきます。
この頃に腰痛に悩むママが増えてくる理由は、お腹が大きくなってくるからです。
急激にお腹が大きくなったことで、身体のバランスが取りにくくなり、どうしても背中が反ったような姿勢をとりがちになってしまいます。
背中が反った姿勢をとり続けてしまうと、どうしても腰に負担がかかり腰痛が起きやすくなってしまいます。
この時期の腰痛というのは、防ぎようがないものなので、腰痛が少しでも楽になるように、ストレッチをしてみたり、姿勢を変化させてみたり、マッサージをしてみたり、いろいろと対策を工夫してみてください。
【妊娠23週目のママの様子⑪】母乳の準備を始める
妊娠23週目の頃のママの体の変化には、母乳の準備を体が始めることがあります。
妊娠直後から乳腺の発達は始まっていますが、この頃になると、本格的に母乳を出す準備を体が始めるようになります。
個人差がありますが、この時期に、透明でねばねばとした初乳が出るという人もいます。
初乳が出た後は、乾燥すると乳首が荒れてかゆくなってしまうので、やわらかいコットンなどで拭き取って、乳首の清潔を保つようにしましょう。