イヤイヤ期の対応3歳
2歳でピークを迎えたイヤイヤ期も3歳になると落ち着き始めます。「魔の2歳児も終わって3歳からは楽になるわ!」と期待していたのに3歳になってもイヤイヤが続き「3歳なのにイヤイヤ期なんてうちの子はなにかおかしいのかな?」と不安になる人もいるかもしれませんがイヤイヤ期は3歳頃まで続くものです。3歳のイヤイヤ期は今までとは違い自分の考えを強烈に押し出してきます。こだわりが強くてあの手この手で気をそらそうにもなかなかうまくはいかないのが3歳のイヤイヤ期です。2歳に比べると言葉も多くなり自分の気持ちを伝えることはできますが、こだわりを押しとおそうと言葉で通じない場合癇癪をおこしたり、ひどい場合は物を投げる噛みつくなどの暴力行為に発展することもあります。
3歳のイヤイヤ期の対策としては、時間に余裕も持って興味のあることをとことん飽きるまでやらせてあげるのがいいのではないでしょうか。
イヤイヤ期の対応①(好きなようにやらせる)
子育てと仕事を両立しているママも多いですよね。保育園へ行く時間が迫っているのにまだご飯が食べ終わらないとか着替えが終わっていない時、ついつい親が食べさせてあげたり、服を着替えさせたりしてしまいますよね。イヤイヤ期の子どもたちは自分でしたい気持ちが強いので、その気持ちを無視して親が色々やってしまうと「イヤイヤ」が始まります。子育てをしていると色々心配や周りに気を使うこともあるでしょうが、危険でなく、周りに迷惑をかけないのであれば、失敗して子どもが怒ろうが、ご飯をぐちゃぐちゃにして食べようが、子どもの好きなようにさせてあげましょう!
イヤイヤ期の対応②(さりげなく手助けをする)
何でも自分でやりたがるけどうまくいかなくて「できない!!」と泣き叫び、親もイライラしてしまいますね。子育て中は時間との闘いですがなるべく子どもの「やりたい」を大切にしつつ、さりげなく手助けしてあげて下さい。服や靴は着脱しやすいように少し大きめにしたり、何かものを持っていたらそっと手を添えてあげたり、全て親がお世話をするのではなく、どうしたら子どもがやりやすいのかを考えてさりげなく手助けしてあげてください。保育園や幼稚園の先生にアドバイスをもらうのもいいですね!
イヤイヤ期の対応③(褒める)
イヤイヤ期は子どもたちにとって、自分でやってみて失敗を繰り返し、恥と疑問を克服し、自立していく大事な時期です。失敗しながらもそれを乗り越えて成功したという体験は、今後の人格形成の上でとても大切になってきますので、子どもには色んな経験をさせ上げてください。そしてできた事は思いっきり褒めてあげて下さい。スポーツ選手のほとんどが「お母さんに褒められたくて頑張った」と言うように大好きなお母さんから褒められると、子どもは自信につながり色んな事に挑戦していくようになります。
イヤイヤ期の対応④(要望を聞く)
なんでも「イヤイヤイ」と言っている子どもには、子ども自身がどうしたいのか聞いてあげましょう。子どもが何に対してイヤなのかがわかれば対策が取れます。子どもがしたいことを一度は受け止め、「わかったよ。○○君はどうしたらいいと思う?」と子どもに問いかけてみてください。大好きなお母さんが自分の気持ちを受け止めてくれたことが嬉しくて「○○する」と答えてくれるかもしれませんし、答えなくても気持ちは落ち着くはずです。
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